野沢菜漬けもそろそろ食べられる段階に進んできそうなので、重石を軽くしました。まったく重石をかけないと漬物が空気に触れてしまうので、例年ちょっと重量のある耐熱皿を重石代わりに使っています。

もう数日でいったんは食べられる状態になる想定です。
冬場は屋外で自転車に乗れずに少々時間に余裕があるので、珍しくお菓子を焼いてみました。

ちょうど家に中力粉の在庫があったので、アーモンドプードルを買い足してブレンドし、クッキーの種にしました。卵は不使用で、生地には砂糖を加えて無塩バターでまとめています。無地なのも寂しいと思ったのでチョコチップを追加しました。

というわけで一口サイズのクッキーが大量に焼けました。中力粉を使ったのでグルテンが強くておせんべいのようになったらどうしようという心配がありましたが、アーモンドプードルが効いたのか意外とほろっとした焼き上がりになりました。
中力粉はうどんやすいとんにも使えるので、このようにお菓子にも使える場合があることを考えると結構万能な感じがあります。
毎年恒例の野沢菜漬けづくりをしました。野沢菜は例年11月末から12月初旬の短期間市場に出回るだけなので、機会を逃すと入手が難しくなってしまいます。
今回は小さめ4株で1kg計量済みという便利なパッケージがあったのでそちらを利用しました。個体が小さいのでやわらかいことも期待できます。

塩分は今までの経験からビビらずに4%入れました。変に減塩すると水分のにじみだしが遅くなり、かびたり腐ったりする原因になります。

我が家の小さい漬物容器では限界に近く、仕込んだ段階ではふたがしまりきりませんでした。このくらいであれば重しをかけていく過程で沈んでふたがきっちりしまるようになると思います。まずは水がちゃんと出てくるか要観察です。

べんりで酢を使って野菜を漬けると、漬けた酢が余ります。もう1回漬けるのに使っても大丈夫ですが、私はそのまま煮物の味付けに使うことが多いです。
鍋に鶏肉の手羽元や手羽中、大根などの野菜を入れ、余った酢を注ぎます。酢の量が足りない場合は具がひたひたにつかる程度に水を足します。この時にあまり大量に水を入れないのがポイントです。煮汁をほぼ完全に飛ばすので、煮含めるというよりは煮絡める感じになります。
べんりで酢単体でも味は完成しているのですが、肉類の調理なので料理酒を大さじ1程度入れておくといいと思います。また、塩味が足りないと感じる場合はしょうゆを足して調整するといいと思います。
火をつけて加熱し、酢が沸いたら弱火にして煮込んでいきます。10分程度煮たら再度火を強くして煮汁をほぼ飛ばして完成となります。
味が決まっているので味付け部分で事故が起こる危険が少なく、安心してトライできるメニューです。そもそもが酢なので肉に対して相性がよく、今回のような骨付きの肉でも短時間の調理で身離れの良い出来上がりになります。
以前関西方面に鉄道旅行をした際に、豊岡駅で時間が空いてしまったので駅前のスーパーで何となく目に入ったトキワのなんでもごたれを購入しました。結構気に入ったのでその後もトキワ社の製品を通販で購入しています。通販の機能が充実しているので大変助かっています。
今回はその中でも同社の主力商品だという”べんりで酢”です。

いわゆる調味酢で、最近流行っているジャンルというイメージもあります。このべんりで酢のもとになる製品が発売されたのは1985年ということですから、結構長い歴史のある商品です。
酢・甘味成分・だし成分が最初からミックスされているので、なんでもごたれと同じようにこれ単体で味を決めることができます。必要に応じてしょうゆなどとブレンドして好みの味にすることも可能です。他社の同様の製品に比べると全体的に味が濃い目に感じます。
おすすめは単純に野菜を漬けてしまうことです。タッパーに満杯になるまで野菜を詰め、つかる位にべんりで酢を入れます。あとはこれで1晩冷蔵庫で漬ければ翌日にはおいしい野菜の酢漬けが出来上がります。プレーンでも十分おいしいですが、ハーブやにんにく・しょうが等でフレーバーをつけてもまたおいしいです。

今回は大根と茹でたごぼうを合わせて漬けてみました。

漬けた後のべんりで酢が余ってしまうのですが、これはこれで活用の道があります。こちらは別のエントリでご紹介します。