寒いので煮物系の料理を作ることが多くなってきました。豚汁を作った材料の残りがあったので、似たような材料で作れる筑前煮風の煮物を作りました。”風”なのは芋が里芋ではなくてサツマイモだからです。冷蔵庫内の在庫の都合でこうなりました。

お弁当に詰めることも想定して味付けを若干ですが濃いめにしています。大きい鍋でまとめて作るとお弁当に使いつつ日々の食事で食い延ばせるので便利です。
食物繊維が豊富で、鶏肉も入っているのでなんとなく完全食のようなスペックなのも気に入っているメニューです。
頂き物の小麦粉がたくさんあったので有効活用のためにほうとうにしてみることにしました。小麦粉の詳しいスペックが不明だったので不安だったのですが、送り主いわく「うどんが作れる」ということだったので中力以上はあるだろうということでほうとうにしました。

ほうとうどころか自作の麺自体が初挑戦に近い感じではありましたが、想像していたよりそれっぽい感じに仕上がって満足です。ほうとうの場合はその他の麺類と違って麺の形状が多少アバウトでも許される感じがあるのが助かります。
作りたての時点で既に少々どろっとしていますが、ほうとうが好きな方に言わせると2日目以降のカボチャや麺が半分溶けた状態がまたおいしいということです。大量に作ったので明日以降の変化も楽しみにしたいと思います。
夏場は熱い汁物を作るのが大変なので、もっぱら冷製の味噌汁である冷や汁という料理を作っています。だし成分はあまり使わず、味噌にごまと薬味を加えていただくという料理です。

地域によってはほぐした焼き魚の身を入れるところもあるらしいのですが、私が教わったのは埼玉県で主流の方式(?)で、動物性の材料は入らないとのことでした。
味噌に薬味を混ぜたものなので、元の状態で保存しておいて使う時に適宜水で溶いて汁物にできるのが便利です。
一応なんとなく普段作っている位の分量をまとめました。そもそも厳密な計量を要する料理ではないのでだいたいで大丈夫です。好きな薬味があればもりもりにしてもいいと思います。
最初硬くて混ぜにくく感じると思いますが、そのうち薬味から水分が出てきて混ぜやすくなってきます。水を入れると腐りやすくなるので、できれば無水で作った方が長持ちします。
これに薄く切ったキュウリを入れることが多いのですが、事前に味噌に混ぜ込んでおくか、後から追加するかで性質が変わってきます。事前に混ぜておくとキュウリに味噌の味がしみるので、味のしみたキュウリを食べたい方にはこちらがおすすめです。後から追加する場合はキュウリの食感が残っているので、アクセントにパリッとしたものを食べたい方にはこちらがおすすめになります。

以前からスーパーで売っているこんにゃくが1人用としては大きいので何かと余りがちだったのですが、最近解決策を1つ覚えました。
それは冷凍してしまうことです。一般的にはこんにゃくや豆腐などの水分の多い食べ物は冷凍すると水分が氷の粒として凍結してしまうため、解凍後に食感が変わってしまいます。
こんにゃくも冷凍するとゼリーのような感じは失われるのですが、弾力自体は残りますし水分の凍結により空隙ができて味付けしたときに味が絡みやすくなります。
そんなわけで余ったこんにゃくは2-3mmの暑さにスライスして冷凍し、利用時には解凍して水気を絞って使っています。代用肉のような感じで結構使えます。
時々米麹をもらうので少し前に流行った塩麹を自分で作って使っています。

作るのはとても簡単で、麹と水をそれぞれ100g、それに対して塩を35g入れて混ぜておくだけです。麹が多少吸水するので、作って2日目以降に水分が少なすぎるようなら少し足しておきます。
あまり大量に水分を入れてしまうと塩分濃度が下がって劣化する原因にもなりますし、調味料として使いにくくなってしまうのでとろっとしたペースト状になるように水気は調整しておきます。
1日に1回くらいでいいのでかきまぜて、室温で数日おけば少し発酵して塩麹のできあがりとなります。この段階で発酵の速度は落としておきたいので冷蔵庫保存に切り替えます。
基本的には塩や醤油の代用として便利に使えます。難点としては少々焦げやすい傾向があるので、炒め物の味付けに使う場合などは最後に入れてざっと混ぜるにとどめるなど工夫すると良いと思います。
砂糖やみりんと組み合わせて甘しょっぱい味を作るのもおすすめです。私はオートミールのポリッジの味付けに砂糖と一緒に使っています。食塩で味付けするよりも味が複雑になるので好みです。