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冷や汁の種製造

埼玉県の郷土料理、冷や汁(すったて)の種を作りました。冷や汁は味噌とごまを混ぜたものに薬味を大量に入れる料理なので、食欲がなくなりがちな夏場にぴったりのメニューです。

今回はメインの味噌・すりごまに対して薬味はネギ・しょうが・みょうが・しそにしました。食感を出すためにきゅうりを入れています。

きゅうりをたくさん入れてみました。

冷や汁は味噌・ごまと薬味を混ぜた状態のものを水でのばして作るので、種の状態である程度保存が利きます。種の状態では汁物ではないので、非密閉の容器でも運搬できます。

この特長を利用して、私は夏場のお弁当に冷や汁の種を持って行くことが多いです。食べる先で水で溶き、冷製味噌汁のような感じでいただけます。

夏の鶏団子鍋

暑くてあっさりしたものばかり食べがちなので、バランス良く栄養が摂れるであろうというもくろみで鍋物を作りました。

タンパク質をどうするか迷ったのですが、ちょうどスーパーに適当な量の鶏挽肉が売られていたのでそれを利用し、自前の鶏団子にしました。

鶏団子といっても刻んだネギと鶏挽肉を練って、塩・コショウ・料理酒を加えただけのものです。

鶏挽肉は安価で適量を買える事が多いので、使いどころの多い食材だと思います。タジン鍋を使った料理などにも活用してみたいです。

豚肉のビール煮

ビールをいただいたのですが、体質的にアルコール類は苦手なので料理の材料として活用させていただく事にしました。

ベルギーやドイツの料理で”お肉をビールで煮る”というものがあるそうなので、ネットでそれらしいレシピを調べていいとこ取りの形で作ってみました。

材料

  • 豚ヒレ肉ブロック:200g
  • 缶ビール:1本(350ml)
  • タマネギ:1玉
  • マスタード:大さじ1
  • 塩:(だいたい)小さじ1
  • 砂糖:少々
  • コショウ:適量
  • ハーブ:色々(今回はオレガノとクミンシードを使用)

ハーブを入れるのがポイントらしいので、肉に合うとされるハーブを複数種類入れてみるのが良いと思います。在庫がなかったので断念しましたが、ローズマリーやタイムなどがあると良さそうです。

作り方

  1. 豚ヒレ肉は一口大にカットし、塩コショウをしてフライパンで焼き目をつける。
  2. タマネギは8分割し、ざっと炒める。
  3. 肉とタマネギを鍋に入れ、ビールとハーブ類を加える。
  4. 調味料類を入れて大まかに味付けをする。
  5. 20分ほど煮込んで水分を飛ばす。
  6. 鍋の中身を炊飯器に移して保温モードで1時間ほど煮込む。
  7. 最後に味を微調整して完成。

タマネギは溶けてしまうので、タマネギベースのソースを絡めて食べるといった感じになります。ビールの炭酸が肉を柔らかくしてくれるらしく、肉を大きめの塊にしてもとても食べやすいです。

夏場は火を使う料理がつらいので、炊飯器をうまく使って極力火の番をせずに作るのが良いと思います。

オカワカメ

長野県産の謎野菜のご紹介です。オカワカメという植物の葉です。

オカワカメというのは通称で、正式にはアカザカズラというそうです。ツルムラサキという食べられる植物がありますが、それに近縁ということです。

葉に多少の厚みがあるのが特徴です。とりあえず葉物野菜の無難なレシピであるおひたしにしてみることにしました。

ゆでると葉がくたっとするので、見た感じは確かにワカメのような感じになります。またツルムラサキ同様に切ると切断面がねばっとするので、その点もワカメに似ています。

食感はかなり独特で、ゆでた後でもシャキッとした歯ごたえが残ります。その一方で噛んでいくと粘りが出るので不思議です。

調べてみると栄養価がかなり高いらしく、ビタミンAが豊富だということです。安価ですが希少性は高いように思えるので、また入手できる機会があったら逃さずにリピートしたいところです。

ヤムウンセン

タイの春雨サラダ、ヤムウンセンを作りました。

基本的には春雨を戻して、刻んだ野菜と一緒に調味料で和えるだけなので簡単です。

材料

  • 春雨:乾燥状態で30g程度
  • きゅうり:1/4本
  • パプリカ:少々
  • 鷹の爪:1かけ
  • ナンプラー:大さじ1
  • レモン汁:大さじ1
  • 砂糖:大さじ1
  • クラッシュアーモンド:少々
  • パクチー:少々

作る上で難しい部分はそれほどないのですが、春雨を戻したあとによく水を切らないと味が薄くなってしまうのでそこだけ要注意です。

トッピングのクラッシュアーモンドとパクチーは少しでいいのですが、あるとないとではずいぶん風味が違うのでぜひご用意いただくことをオススメします。

ズッキーニのカレー炒め

ズッキーニが出回り始めたので、冷蔵庫の余り野菜と一緒にカレー炒めにしました。

味付けはカレーの壺(辛口)と塩コショウで辛めの調整になっています。

パクチーをトッピングするだけでかなりアジア料理感が出るので良いです。

ぬかみそからし

有識者から「ぬか床に添加する調味料やスパイスをブレンドした製品がある」という話を聞いたのでスーパーに探しに行ってみたところ、それと思しきものを発見したので買ってきました。

チヨダのぬかみそからしという製品で、和からしをベースに唐辛子・陳皮・山椒・卵殻などがブレンドされています。これらを個別に用意するのは大変ですが、この製品を使えばまとめて投入できるので便利です。

足しぬかと追い塩に加えてこの製品も活用し、ぬか床の維持・育成を進めていきたいです。

きゅうりとちくわのコチュジャン和え

きゅうりの簡単メニューです。夏場なのでこういった火を使わないメニューが増えてきました。

材料

  • きゅうり:1本
  • ちくわ:1/2本
  • コチュジャン:大さじ1
  • 酢:大さじ1
  • ごま油:少々

きゅうりは切れ込みを入れて一口大に切ります。ちくわはスライスします。

調味料は事前に混ぜておきます。

きゅうり・ちくわと調味料をあわせて良く和えたらできあがりです。

調味料については上記の内容に加えて砂糖やだしの素を加えても良いです。多少刺激を強くしたい場合はおろしニンニクやおろし生姜、唐辛子などを追加するのがオススメです。

粉どうふの卵とじ

久しぶりに粉どうふの卵とじを作りました。しばらく作っていなかったので珍しく計量して作りました。

【材料】

  • 粉どうふ:50g
  • 冷凍ミックスベジタブル:75g
  • 乾燥シイタケ:少々
  • 卵:2個
  • だし汁:200ml

最初に卵は溶いておきます。

冷凍ミックスベジタブルは解凍し、フライパンで炒めます。続けてだし汁を加えて、粉どうふと乾燥シイタケを投入します。ここで砂糖・しょうゆ・酒で味付けをします。

しばらく煮た後に火を止めて溶き卵を流し入れ、再び火にかけて水分を飛ばしていきます。水分が飛ぶとコロコロした塊になってくるので、ある程度まとまったらできあがりです。

ミックスベジタブルを使うとお手軽に彩りの良い感じにできるので便利です。だし汁も濃縮タイプの白だしやめんつゆを希釈して使うと簡単で良いと思います。

柔らかくなったトマトを使ったチキン煮込み

冷蔵庫に入れておいたトマトが柔らかくなってしまい、生食は厳しそうだったので一旦冷凍しておきました。

後日、カットトマトとこの冷凍トマトをあわせてトマトソースにし、鶏肉の手羽中を煮込んでみました。

冷凍トマトの様子です。
できあがりはこんな感じになりました。

ざっくりとした作り方

  1. トマトソースは塩コショウで味付けをしておきます。
  2. にんにくをオリーブオイルで炒め、オリーブオイルににんにくの香りを移します。
  3. にんにくは取り出してトマトソースに加えます。
  4. 続いて手羽中を焼いて焼き目を付け、こちらもトマトソースに投入します。

煮込み部分については炊飯器にトマトソースなど一式を投入し、急速炊飯モードで加熱した後に1時間ほど保温して煮込み完了です。この方法だと鶏肉も身離れが良く、とても食べやすいです。