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切り干し大根(カレー味)

よく食べている切り干し大根ですが、毎回味はしょうゆとみりんの甘辛味です。これはこれで何の不満もないのですが、何パターンかバリエーションを持っておきたいと思ったので、カレー味の切り干し大根を作ってみました。

ちょっと茶色が薄い感じがしますが、これがカレー味切り干し大根です。味付けはカレー味にする時によく使うカレーの壺(辛口)、トマトピューレ、砂糖少々です。複雑な味付けにしてしまったのが災いしてか、味を決めるまでの微調整がかなり大変でした。

味付けに苦労した一方で”カレー味はどうか”という試み自体はうまくいったように思います。カレーの壺が好きなのでカレーの壺ベースで考えましたが、難しいことを考えなくて済むように缶入りカレー粉+コンソメパウダーくらいの味付けにした方が楽かもしれません。最近はカレー炒めの素になるような練り状の調味料もあるので、そういったものを活用するのも手だと思います。

シャプトン 刃の黒幕

料理をほぼ毎日していますが、欠かせないのは包丁です。料理好きの方からオススメの砥石をご紹介いただいたので購入してみました。シャプトンの”刃の黒幕”というシリーズです。

シリーズは番手により10種類で展開しています。最も粗いものが120番、最も細かいものは30000番となっています。今回購入したのは1000番です。とりあえず1つ持つなら1000番か2000番ということでした。紹介してくれた方によると仕上砥の番手まで揃えれば鏡面加工のような研ぎもできるそうです。

ケース入りです。

この砥石のいいところは非常に作業性が良く、簡単にかえりが出ることです。今まで使っていたレンガ色の汎用砥石はかなり一生懸命研がないと刃がつかなかったのですが、この砥石は短時間で作業ができます。

また、事前に給水させておく必要がほぼ無いので、研ぐに至るまでのハードルが低いのも良いところです。結果として、毎週末ちょっと研ぐくらいの使い方でも無理なく運用できます。

弱点は入手性が少々良くないことと相対的に見て高価なことですが、これだけの機能を有しているので全く割高感はありません。

やはり刃物の切れ味がいいと料理もさらに楽しくなるので、料理が好きな方には絶対オススメの砥石です。

タジン鍋でシンガポール風チキンライスを作る

最近よく使っているタジン鍋でシンガポール風チキンライス(らしきもの)を作ってみました。本格的な作り方はお米と鶏肉を同時に調理する方法だと思いますが、今回はまず鶏肉を蒸して、副産物のスープでお米を炊くという二段構えで作ってみました。

材料

  • 鶏胸肉:1/2枚
  • 余った野菜:鍋の底が埋まるくらい
  • しょうが:1かけ
  • お米:1合

調味料は分量外です。

タジン鍋で鶏肉を蒸す

  1. 鶏肉は食べやすい大きさに切って塩コショウをまぶしておきます。
  2. タジン鍋に余っている適当な野菜を敷きます。鶏肉を直接置くとくっつく場合があるためです。
  3. 野菜の上に鶏肉を乗せます。
  4. 厚めにスライスしたしょうがを数枚乗せます。
  5. 水50mlを加えて加熱します。
  6. 強火で加熱し、沸騰したら8分ほどごく弱火で蒸します。

ここまでの工程が終わった状況が以下の写真です。

これをそのまま食べても十分おいしいのですが、具材は一旦避けてスープを回収します。

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ワラビの炒め物

春なので山菜料理にチャレンジしてみることにしました。山菜は新潟産のものを中心にスーパーでたくさん売られています。今回は長野県産のワラビを買いました。

このパックが200円でした。相場から見てどうなのかは正直良く分かりません。
洗ったところです。

ごみや土がたくさんついているのでよく洗い、重曹を加えた水でざっとゆでてそのままゆで湯に浸けっぱなしにしておきます。このあとどのくらいの時間を浸けておくかで柔らかさが決まるので、ここがワラビ料理で差がつくところではないかと思います。

数時間おくとゆで湯がどす黒くなっており、大量のあくが出たことが見て取れます。ワラビの茎を指でつまんで硬さを確認し、好みの硬さまで柔らかくなっていたら下ごしらえは完了です。ここで冷凍保存もできます。

今回は食べやすい大きさに切ってしょうゆとみりんで炒めてみました。

ぬるっとした食感とほろ苦さに山菜らしさを感じます。手間がかかるので料理は大変ですが、季節に1回くらいはやってみても良いと思いました。

鶏胸肉の生姜焼き

生姜焼きと言えば豚ロースのものがメジャーだと思いますが、どんな肉で作っても割とおいしい調理法だと思います。安くて栄養価が高いので鶏胸肉で作ることが多いです。

基本的に豚バージョンと変わらないのですが、ちょっとしたポイントが2つあります。

1つは切る時に繊維の長さが極力短くなるように繊維に対して直角に包丁を入れることです。もう1つは焼く時に蓋を使って蒸し焼きのような形で焼くことです。この2点を押さえると硬くなりがちな鶏胸肉も多少は柔らかく、食べやすくなります。

しっかりタレに漬けておくと冷めてもおいしいので、お弁当などにも重宝すると思います。

かき菜のおひたし

地場野菜のかき菜料理のバリエーションとしておひたしを作ってみました。

写真では一切分かりませんがわさび風味にしました。

店頭でとうが立っていないものをサーチして買えば、おひたしにも好適な野菜です。茎の下の方が硬い場合はピーラーで皮をむくと良いのではないかと思います。

出回る期間が短い野菜とのことなので、今の時期にできるだけ料理に使ってみようと思っています。

かき菜の汁物

最近”かき菜”という野菜が出回っているのをよく目にします。あまりよく知らない野菜ですが、調理の幅は広そうなので試しに買ってみました。野菜の種類としては 在来種のアブラナに近いものなんだそうです。

かつお節で出汁を取って豆腐と一緒に汁物にしてみました。味付けは塩だけで行っています。本当はかき菜だけ別にゆでて、後で合わせた方が水色が澄んできれいだと思うのですが、面倒なのもあってそのまま出汁でゆでています。

見た目は筋っぽい野菜ですが柔らかく、使い勝手の良い野菜だと思います。

魚をさばく練習

料理はほぼ毎日しているのですが、いまだに不得意なのが丸の魚をさばいて切り身を作ることです。唯一さばける魚介類がイカだけ(内臓を抜いて皮をむくだけなので簡単)なので、オーソドックスにアジの3枚おろしに挑戦してみました。

ネットの資料を参考に見よう見まねでやってみましたが、皮をむいたり小骨を取るところまで加工したのが災いしてか、身が崩れて少なくなってしまいました。ちょっとこれでは歩留まりが悪すぎるので、またアジを買って練習してみようと思います。

切り身はムニエルのようにしましたが、丸の魚から作ったという補正も相まって実においしかったです。

スチールカットオーツを炊飯器で調理

粒を機械でカットしただけのスチールカットオーツは、圧延したロールドオーツに比べてプチプチした食感が楽しめるのが魅力です。

難点は調理がしにくいことで、水につけておいてもなかなかふやけず、電子レンジで加熱しても柔らかくなってくれません。ポリッジにするには水と共に鍋に入れて20分前後火にかける必要があり、結構な手間です。

ロールドオーツを炊飯器でポリッジにできた実績があるので、同様に水加減を変えながら何度か炊飯を試してみました。

結果、体積比でスチールカットオーツ1:水4でおかゆモードで炊飯すると、ちょうどいい加減のポリッジができることが分かりました。

少々固めかもしれませんが、この後お湯や牛乳で加減できるのでOKです。

朝食にポリッジを用意する方が多いと思いますが、前の晩に炊飯器にオートミールと水を入れておいて、タイマー機能でおかゆ炊飯すると朝には温かいポリッジができているという寸法です。

一旦ポリッジにしたものは冷凍もできるので、ある程度炊飯器で量産して冷凍しておくのもアリだと思います。

サツマイモのあく抜き

余った野菜で筑前煮のようなものを作ったのですが、具材にサツマイモがあったせいか色味が黒っぽい茶色になってしまいました。

サツマイモはあくの多い野菜なので、切ったら水にさらすか、またはあくの多い皮を厚めに剥くときれいな色が出るんだそうです。

たまには見た目にもこだわって料理をしようかと思うこともありますが、サツマイモのあくはポリフェノールらしいので、一概に完全に除去すればOKというわけでもないような気がしています。