自転車」カテゴリーアーカイブ

赤坂橋

千曲川に架かる赤坂橋です。赤坂橋の近くには消防学校があり、訓練用の変わった形の建物があります。この付近ではかなり高い建物で遠くからよく見えるので、千曲川サイクリングロードを走行する際には目安になりやすい場所です。

これが消防学校の建物です。

いつも何となく通過していたのですが、旧橋の銘板が保存されていることに最近気がつきました。

特に”長野県建造”の銘板は角張ったフォントが美しいです。

旧橋は現在の位置よりも200m程度下流側にあったということで、今は痕跡も全く残っていないようです。

長野市田中のハンプ

長野市内にヨーロッパでよく見る道路設備の”ハンプ”があるらしいということで見に行ってみました。

場所は長野市田中で、長野市内でもかなり北の方です。牟礼方面に向かう北国街道の旧道上にハンプが作られています。

このハンプというのは道路の一部分だけをわずかに盛り上げたもので、自動車が通常の速度で通ると衝撃があるということです。自動車で通行する場合は減速が必要で、自転車や歩行者には影響がほとんどない点がメリットだそうです。

高さはそれほどありませんが、これで十分効果があるそうです。
舗装そのものを盛り上げたわけではなく、別体のハンプ用のパーツを組み合わせて構築されているようです。
手前には注意喚起の看板も出ていました。

あいにく車があまり通らなかったのですが、確かに通行する自動車は減速して通行しているようでした。この道路は旧街道ということで一本道ではあるのですが見通しが良くないので、こういったハードウェア対策で車の減速を促したいということのようです。

自転車でも通ってみましたが、普段のサイクリング程度の速度では特に何も影響はありませんでした。

県道12号市後沢橋の通行止め(2024年7月)

暑いので県道12号を使って聖山の周りを一周する自転車ツーリングに出かけたのですが、走っているうちに途中に全面通行止め区間があり、一周できないことが判明しました。せっかくなので行き止まりの所まで行ってみました。

対象になっているのは長野市と麻績(おみ)村の境界にある市後沢橋とのことです。橋りょう損傷のため5月から重量規制がかかっていたところ、今回補修のために全面通行止めになっているようです。

通行止めの開始区間から橋自体は目視できませんでしたが、Googleストリートビューで確認すると自動車1台分くらいの延長の非常に短い橋のようでした。

北しなの線 五輪堂踏切

長野-妙高高原を結んでいる北しなの線の踏切です。位置は黒姫駅を長野駅方面に出てすぐの場所です。

以前この踏切は電車の車窓から見たときに前後の道路が長い直線に見えたので気になっていました。今回は実際に自転車で通行してみましたが、見たとおりの長い直線で珍しい風景に感じました。

五輪堂という名称から見るに近隣に寺社でもあるのかと思いましたが、見る限り周辺にそれらしい場所はないようでした。踏切の名称は古い地名や本当にローカルな地名が採用されていることがあるので何かと興味を引きます。

踏切からは夏の黒姫山が美しく見えます。

篠ノ井線 下井堀踏切

麻績村にある篠ノ井線の踏切です。場所は聖高原駅と坂北駅のちょうど中間くらいにあります。

特に何ということもない踏切なのですが、ちょうど線路がカーブしているので電車が通過するときにはなかなか迫力があります。通りがかるときにタイミングが合う場合はちょっと待機して電車を見送ったりしています。

踏切前後はこんな感じで風景がきれいです。

マイクロファイバークロスによる自転車のチェーン掃除

最近自転車のチェーンやプーリー、スプロケットなどの駆動系の掃除にマイクロファイバークロスを使用するようにしています。

こちらはDCMのPB製品で、結構しっかりした作りです。

今までは普通のいわゆるウエス(ぼろ布)を使っていたのですが、汚れの種類によっては拭いても汚れがのびるばかりで今ひとつきれいにならないことがありました。

マイクロファイバークロスを使うとしっかり汚れが拭えるので作業の効率が良いです。取れた汚れを見てみると、植物の破片にチェーンオイルが絡まってかたまりになったものが多いです。今まで何となく汚れが落ちにくく感じたのは、ウエスがこういった汚れを得意としなかったからなのかもしれません。

ウエスに比べてマイクロファイバークロスはちょっと高価ですが、ものによっては安価に調達可能なものがあります。私は今のところレックの激落ちマイクロファイバークロスが気に入っています。この商品はぞうきん代わりに使うにはちょっと薄手なのですが、こういった自転車メンテ用途には返って向いている感じがします。1回で終わりではなく、きれいなところを順番に使っていけば何度かは使えるので、使い捨てにはなりません。

他にもホームセンターPB製品などもあるようなので、こちらも試してみたいと考えているところです。

長野県道414号中野飯山線ロードバイク車載映像#2

中野市と飯山市を結んでいる県道414号の動画の2本目です。この動画の終わりの部分で中野市の中心部に入っていくことになります。

一見して平坦な快走路と見える道路なのですが、標高差グラフで見ると分かるとおり、今回の動画の区間では前半がやや登り、後半がやや下りとなっています。自動車で走ると分かりませんが、自転車で走行した場合はペダルの抵抗感が若干異なるので知覚できます。

中野市-飯山市間の南北ルートとして代表的なものに国道292号があります。これは本当に一直線の道路で自転車向きではあるのですが、七瀬交差点でバイパスと合流するときに自転車の場合は地下道を通らないといけません。

今回の動画でご紹介している県道414号は国道ほど立派な道路ではないものの規格は十分ですし、地下道のようなイレギュラーもないので私は好んで利用しています。

猫鼻

大町市の鹿島川沿いに猫鼻という変わった名前の場所があります。

道路を走っていると説明板が道に面しているので気がつきました。

地名の由来として川沿いの崖が猫のように見えるからという説と、水害の多い地域で水害防止のために猫をいけにえにしていたことがあるためという2つの説が紹介されています。

看板の隣には猫塚という石碑が建っています。

鹿島川は巨大な河川という感じはしませんが、すぐ近くの北アルプスから常に土砂が供給されているので川の状態は不安定なのだと思います。一帯を航空写真で眺めていると河床を安定させるための床固め工が多数施されていることが確認できます。

鬼無里のアメダス

長野県は県土が広大なのでアメダスもたくさん設置されています。よく自転車で出かける鬼無里にもアメダスがあります。降水量のみを計測しているアメダスです。降水量のみなのは鬼無里が歴史的に土砂災害の多い地域だからではないかと思います。

植物に侵食されていますが、これがアメダスで間違いないと思います。

場所は鬼無里の東京(ひがしきょう)と呼ばれている地区です。国道406号からはちょっと坂を登ったところにあります。

アメダスの目の前には賀茂神社の参道が延びています。

鬼無里のアメダスは1977年からデータを取得しているようです。調べてみると1973年に鬼無里では大きな土砂災害があったということなので、それを受けて降水量をモニタリングするようになったのかもしれません。

災害があったのは飯縄山という鬼無里と小川村の境界付近にある山です。ややこしいのですがこの飯縄山は戸隠のある飯縄山とは別の山です。山の北側斜面が裾花川方面に向かって崩壊したという災害のようです。この災害については今まであまりよく知らなかったので、それこそ国会図書館などのリソースを使って調べてみてもいいかもしれません。

東京地区は眺めのよいところが多くおすすめです。

大谷原登山口公衆トイレ

県道325号の終点付近にある公衆トイレです。

男女別
小便器1
個室和式1
多目的x

北アルプス登山をする方向けのトイレだと思います。貴重なトイレゆえかきっちりメンテナンスされています。

行き止まり県道の終点にあるので使い勝手がいい場所にあるとは言いがたいですが、この付近には気軽に利用できる公衆トイレはほぼないので貴重です。