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長野県道325号

大町市の長野県道325号を走ってみました。この路線は白馬岳大町線という路線名称がついており、JR大糸線の信濃木崎駅前付近から鹿島槍ヶ岳の麓までを結んでいます。山の麓が終点のため完全な行き止まり路線となっています。

山の麓に向かっていくという路線の性質上、全体的には登り勾配となっています。

行き止まりということもあって交通量は非常に少なく、この点についてはサイクリング向きと言って良い路線です。

景色もなかなか良く、林間の区間や眺望が開ける区間などバラエティ豊かです。

途中鹿島槍スキー場に右折できるポイントがあり、ここを右折すると鹿島槍スキー場、そのまま進んでいくと中綱湖畔に出られます。

終点はこんな感じで目の前に北アルプスの山々が広がっています。登山者用の駐車場があり、ここから登山を開始することができるようです。

残念なのは路面状況が極端に悪い区間がある点です。一応徐々に修繕はされているようなのですが、行き止まり路線ということもあってかそれほど活発ではないように感じます。

特に上の写真のような林間の区間では木陰なのか道路の穴なのかが判別しづらく危険です。多少ゆっくりめに走って回避判断の猶予時間を確保するのがおすすめです。

長野県道414号中野飯山線ロードバイク車載映像#1

中野市と飯山市を結んでいる県道414号の動画を投稿しました。

この路線は中野市街から千曲川の右岸側を通って飯山市に至る路線です。右岸側を走行するのであればこの路線一択になるのではないかと思います。

動画の区間は比較的見通しが良く、路面状況も良いので非常に気に入っている区間です。

Vivosmart4をサイクルコンピュータの心拍計として利用する

活動量計として利用しているGarminのVivosmart4は、外部のデバイスに心拍数を送信する機能を持っています。これを利用することで、サイクルコンピュータの心拍計としてVivosmart4を使うことができます。

Ant+の信号が受信できるモデルであればGarmin製でなくても問題ないようです。私はWahoo ELEMNT BOLTとの組み合わせで使っています。

まず画面を点灯させて下方向にスワイプし、心拍計関連の機能にアクセスします。

いくつか機能のある中で、ハートマークから電波のようなものが出ているアイコンをタップします。これで活動量計から心拍数が送信されるようになります。

心拍数を送信している状態にしたらサイクルコンピュータ側でペアリング可能なデバイスを探すと、Vivosmartが検出できます。ペアリングしておけば次回以降は心拍数の送信を開始するだけでサイクルコンピュータが拾ってくれるようになります。

メリットとしては手首につけるだけのデバイスなので自転車走行中もそんなに気にならないという点があります。胸に巻くチェストベルト方式は苦しくて嫌だという方もいると思うので、そういう方にはオススメです。

デメリットは精度面では少々不安があることです。後から記録を見てみると時々謎の乱高下をしていることがあります。また、状況によりけりではあるのですが、体感している心拍数の上下にセンサー側がついてくるのが遅いことがあるように感じます。

デメリットはあるのですが、私が前から持っていたwahooのチェストベルトは接点がサビて動きが不安定になってしまいましたし、走行中にずり落ちてくるのも気になっていたので、とりあえず活動量計で心拍数を記録するのが手軽で気に入っています。

大杭橋跡地

小諸市にある大杭橋跡地に行ってみました。大杭橋は千曲川に架かる吊り橋だったそうなのですが、近年は老朽化により通行ができず、そうこうしている間に2019年の台風19号災害で橋が流出してしまったようです。そのため現在は痕跡のみが残っています。

右岸側から左岸側を見ています。吊り橋なので橋脚なども残っていませんが、橋だったと思われる面影は感じられます。

重量制限の標識が残っていました。以前は吊り橋ながら車両も通行可能だったようです。古いGoogleストリートビューで確認すると、2014年時点で既に車両は通行できなくなっていたようです。

アンカーが今でも残っています。

橋の痕跡も興味を引きましたが、もう1つ行ってみて気がついたのは自転車道の標識が複数残っていたことです。

このように橋にアクセスする道路はいずれも自転車道の指定がされています。しかしながら写真でも分かる通り、以前自転車道だったにしてもおおよそサイクリング向きの道路という雰囲気ではありません。この自転車道がどこからどこまでを結んでいたかも含めて全く分からないのですが、当時どういう意図で作られたものなのか非常に気になります。

長野県道55号と差切峡

麻績村にある聖高原に向かう場合、長野市などの千曲川沿いの地域から向かうとどうしても1,000メートル級の峠越えを経てたどり着くことになるのでなかなか大変です。

実は聖高原方面には国道19号の山清路付近からもアクセスすることができます。こちらのルートから行くと聖高原へは徐々に標高が上がっていくだけなのでそれほど大きな負担なく到着することができます。

ルートとしては長野県道55号”大町麻績インター千曲線”を利用します。その名の通り大町から千曲市へ至る非常に長い県道です。長野県北部の東西ルートとしてはかなり使いやすい部類のルートだと思います。

山清路付近は新しく山清路大橋が架橋されて周辺道路も改良されました。

見通しが良い場所が少ないのですが、途中の差切峡は麻績川沿いの美しい渓谷です。独特の奇岩が山水画のような風景を作り出しています。

路線全体としてはかなり規格が良くないのですが、恐らく幹線道路として利便性を向上させたいという意図があるらしく、段階的に改良が進んでいます。初めて通ったのは旅行で来た時の2016年でしたが、その時と比べても改良された区間が増えていると思います。

国道403号と合流し、県道55号は国道と重複しながら聖高原方面へと向かいます。この地点から山清路方面へは以前2.0tの重量制限がありました。

山清路に架かる山清路橋の重量制限が理由だったのですが、山清路大橋が新たに完成し、山清路橋が県道の経路から外れたことで重量制限はなくなりました。しかしながら相変わらず狭あいな区間や昔の素掘りのトンネルが多いのは変わらないので、3.3mの高さ制限は健在です。

鬼無里郷土資料館前のトイレ閉鎖

久々に鬼無里方面に出かけたところ、鬼無里郷土資料館前のトイレがなくなっていました。

ちょうどこの位置がトイレの建物でした。
2021年時点の写真です。

24時間利用できるので重宝していたのですが残念です。

しかし、この場所から道路を挟んで反対側の旅の駅鬼無里にも公衆トイレがあります。確か利用時間帯が決まっていたような気はするのですが、そちらもかなり優秀な公衆トイレなので、今後はそちらを利用という形になりそうです。別途旅の駅鬼無里のトイレもお手洗い情報マップに加えておく必要がありそうです。

JR三岡駅

自転車ツーリングの途中、JR小海線の三岡駅に立ち寄りました。

鉄筋コンクリート製の小さい駅舎があります。

小海線は小諸-小淵沢間を結んでいるローカル線です。途中にある野辺山駅はJR駅の中で最も標高が高いということで有名です。

特に小海駅以南の清里を越えていく区間は本数が少ないのですが、小諸-中込間は最低でも1時間に1本は列車の設定があります。

駅前の風景はこんな感じです。公衆トイレ、電話ボックス、自販機と一通り設備があります。小さい駅の前に良くある何でも商店のようなお店はないですが、駅前にはうどん屋さんがあります。

長野県道409号

飯山市の中心部から戸狩温泉方面に向かう長野県道409号を久しぶりに走行しました。

このルートは千曲川左岸側を通るルートで、国道117号に比べれば圧倒的に交通量が少ないので自転車向きと言えます。戸狩温泉の付近で県道95号に合流できるため、そのまま桑名川や栄村方面に抜けることもできる魅力的なルートです。

景色がいいのも魅力的です。

魅力的ながらあまり選択しないルートだったのですが、理由は路面の状況です。

従来は上の写真のような状態になっている区間が結構多かったので最近はルートに採用していませんでした。

ところが今回走行してみたところ荒れていたのは上の写真の区間くらいで、大半の区間は舗装が新しくなっていました。

こんな感じできれいになっている区間が多く、これであれば走行ルートのバリエーションに加えても良さそうに思いました。

新地蔵峠(長野県道35号)_上田側

久々に長野県道35号を上田側から松代側に抜けてみました。

この写真は峠っぽくないですが、実はこの写真の地点で既に登り始めています。

県道35号は長野市の中心部から上田市真田を結んでいる道路です。幹線道路のような性格はあるものの、途中の新地蔵峠の標高は1,000m以上あり、特に松代側についてはつづら折れになっているので移動目的に利用するのはそれほど実用的ではない印象です。

サイクリングやオートバイツーリングであればなかなか楽しい路線で、松代側と上田側で坂道の性格が全く異なる点が特徴です。

今回走行した上田側は緩勾配で距離が長く、それほどコーナーがないのが特徴となっています。

勾配分布図を作ってみるとこんな感じで、全体の2/3くらいは4%以内に収まっていることが分かります。後半1/3くらいが6-7%になりますが、それでも8%や10%といった急勾配区間はほぼないと言って良いです。これだけ長くて標高が高い割りには珍しい坂だと思います。

長野市-上田市間を自転車で移動となると千曲川サイクリングロード一択という感じもあるのですが、バリエーションとしてこちらのルートもあると行き帰りで通る道を変更できて飽きずに楽しめます。

勾配が急ではない割りに長さはかなりしっかりあるので、坂が得意でない方にもオススメしやすいルートです。

小川村役場公衆トイレ

小川村役場の駐車場にある公衆トイレです。

男女別
小便器2
個室和式1
多目的x

小川村周辺であれば道の駅おがわのトイレが最も安定感があるところなのですが、施設の性質上道路から多少奥まったところにお手洗いがあるのでアクセスに少々時間がかかります。

こちらのお手洗いは道路から入ってすぐのところにあるので速やかに利用できる点が便利に感じます。

道路から見えるように看板が立っています。