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染谷浄水場(上田市)

上田市にある染谷浄水場を訪問しました。

場所は上田市の中心部から東方向に2kmほど行ったところにあります。建設されたのは1923年(大正12年)ということで、今年でちょうど100年間運転していることになります。上田市としては初の上水道設備だったそうです。

この浄水場は古くからあるためか、浄水場以外のいくつかの施設が同居しています。一つは気象庁の上田アメダスです。アメダスの観測施設は周辺にかく乱要因のない立地が望ましいそうなので、浄水場の中は適していそうに感じます。アメダスの他にNHKのラジオ送信局や上水道への取水の勢いを利用した小水力発電所があるということです。

この浄水場は台地の上にあるため、上田市街との標高差が40mほど存在します。訪問時はあまりこのことを気にせずに場所だけを確認して何となく向かったので、走っていたら突然15%くらいの勾配の坂が出現して驚きました。

サイクリングロードのリモート偵察

徐々に長野県内も屋外を自転車で走れそうな天気の日が増えてきています。そうは言っても道路の状況は場所やその時々の条件によって結構な差があるものです。

こういったシーズン明けやシーズン終わり、または天候が不安定な際に重宝しているのが国土交通省が提供している”川の防災情報”です。

国土交通省 川の防災情報

[国土交通省]

このサイトは読んで字のごとく水害対策として雨量情報や河川の水位情報などを常時Web上で提供しています。提供情報の中に河川ライブカメラ情報があります。

河川ライブカメラ情報は出水時に河川の水位が見た感じどのくらいになっているかを確認するために提供されているものだと思いますが、カメラの地点によっては堤防天端の状況が確認できるものがあり、これが川沿いを走行する際の参考にできます。

千曲川サイクリングロードについて言えば、以下の地点が偵察に使えます。(千曲川下流→上流へ列挙)

  • 小森(長野市篠ノ井小森)
  • 塩崎(長野市篠ノ井塩崎)
  • 粟佐橋(長野市篠ノ井松節)
  • 冠着橋(千曲市須坂)
  • 若宮(千曲市若宮)
  • 鼠橋(坂城町鼠)→このカメラのみ右岸側です

こんな感じで結構高密度にサイクリングロードの状況確認に使える情報が入手できるので、心配な時は前日や出発前に確認するようにしています。他にも地点によっては周辺道路の状況確認に使える場所があるのではないかと思います。

なべくら高原

2022シーズンも終盤のことでしたが、飯山市北部のなべくら高原という場所を訪問しました。長野県全体で見ても最北端に近いエリアです。

斜面沿いにきれいに区画された畑が広がっており、畑の他に体験農場やキャンプ場などもあるようです。道路は畑の形に合わせて通っているので、いわゆるつづら折れというよりは矩形波の様な形になっているのが特徴です。

牧峠という峠を経て新潟側に抜けることもできるようなのですが、今回は頂上までは行きませんでした。最終的に峠に向かう道は一本になりますが、途中までの道は複数のルートが存在します。恐らくルート選択によって大変さが違ってくるものと思います。

こちらは栄村方面です。
こちらは飯山市街方面です。

途中までにはなりましたが、飯山市街方面の眺めはなかなかでした。

自転車2023プレシーズン

一時的に寒さが緩む日があったので、屋外を自転車で走ってみました。自転車については先日全体的な点検と消耗品の交換を済ませてあります。

春先恒例の千曲川サイクリングロードです。2-3日前に雪の日もありましたが、雪は道路脇にわずかに残るのみとなっていました。

遠くを見ると山の斜面、特に日当たりの悪い北側にはまだまだ雪が残っています。現在時点ではサイクリングロードについては問題なく走行ができました。

自転車の方はほとんど新車のようなものなので、メンテナンスとはいっても仕様の変更は行いませんでした。2022シーズン中にヘッドパーツが大分緩んでハンドルがクルンクルン回るようになってしまっていたところ、プロの技で絶妙な加減に調整してもらったのでとても快適になりました。

第二白田切橋

妙高市内を流れる白田切川に架かる橋です。こちらは旧北国街道の橋で、現在のメインルートである国道18号は白田切橋という橋で川を渡ります。

この橋に関連して興味深いものが近くにあります。ガスの遮断バルブです。

新潟県の直江津から東京に向かって天然ガスのパイプラインが通っており、その経路にこの橋があるものと思われます。緊急事態にはここでガスの送出を遮断できるということのようです。

このガスパイプラインには意外な恩恵があり、経路にあたる長野県内の自治体では都市ガスが供給されています。県内の大半のエリアはプロパンガスでガスをまかないますが、国道18号に並行している一部区域については都市ガス会社が存在し、都市ガスを利用することが可能です。

ロングケージリアディレイラー用エンド金具

今乗っているロードロジックはフロントシングル化の関係でスプロケットが32Tという大きなものを取り付けています。スプロケットが大きくなると、リアディレイラーもロングケージという長いタイプにする必要があります。

普段乗る分にはケージの長さは気になりませんが、輪行する時には注意が必要です。私の自転車の場合、よく見かけるロード用の高さ90mmのエンド金具を使うとリアディレイラーが長いのでわずかに地面に接触してしまいます。

これは変速トラブルや最悪の場合は故障につながるので解消しておきたいところです。幸いオーストリッチの高さ110mmのエンド金具があるので、今回そちらに買い換えました。

高さ110mmのものと90mmのものとの比較です。

こちらのエンド金具であれば、装着して多少チェーンにテンションをかけるだけで地面とリアディレイラーの間に十分余裕ができます。

大きいスプロケットの自転車で輪行をする場合は気をつけておきたいポイントです。

SAN-ESU BASE羽根倉通り

自転車の点検のために久々に関東地方に出向きました。点検に向かう道中、荒川の羽根倉橋付近にオープンしたという東京サンエスの施設を見に行きました。

SAN-ESU BASE羽根倉通りという名前で、土日には1Fがソフトクリーム店、2Fが東京サンエスのショールームという形式で営業しているそうです。ショールームの方は製品を手に取ることもできるそうです。個人的には独創的な製品の多いハンドルに非常に興味があります。

私が訪問したのは早朝だったので外観のみ見学になってしまいましたが、いつかは営業中に訪問してみたいものです。

長野県道408号(上境駅-鳴沢踏切)ロードバイク車載映像

長野県道408号の走行動画のうち、上境駅から鳴沢踏切までの区間を投稿しました。この区間は千曲川の河道が蛇行しているので、右から左にと大きなカーブを描くのが特徴です。

風景に動きが出る区間なので、景観面では特に優れた区間と言えます。動画中では3:00前後からが該当します。

この区間あたりから道路と飯山線の線路がほとんど並行していくことになります。本数が少ないのでそれほど機会はありませんが、タイミングが合えばかなり近い距離での列車とのすれ違いや追い抜きに遭遇できます。

長野県道408号(戸狩野沢温泉駅-上境駅)ロードバイク車載映像

先日投稿した長野県道95号の動画の続きとして、県道408号の動画を投稿しました。路線の番号は変わっていますが県道95号とは一続きの道路になっているので、右左折なく飯山市街から栄村方面に向かえることになります。

動画の説明文でも触れていますが、メインの国道117号と比べると圧倒的に交通量が少ないので、自転車ツーリングには非常に向いたルートとなっています。

ゆるふわーくす CATEYE VOLT700/800用防眩シェード

対向車への光害問題

自転車のフロントライト用の防眩シェードを購入しました。私は普段VOLT800を使っているのですが、非常に明るいライトなので街中を走行するときに対向車にライトが迷惑になっているのではないか心配でした。そこでこのシェードを付ければ上方向の配光がカットされるのではないかと考えました。

パーツ自体はプラスチック製で、肉厚で強度がありそうです。ライトへの装着はテープまたは結束バンドで行います。結束バンドで装着した場合はテープに比べて固定力では劣りますが、万が一衝突事故が起きた際にポロッと外れてくれるというメリットがあります。そこで私は結束バンド装着を選択しました。

取り付け向きはどの方向でも問題なく行えます。

実際に使ってみると

実走に投入してみたところ、確かに光が前方の地面に集中し期待通りに配光がカットされていることが確認できました。点灯状態で自転車を正面から見てみても、ライトが付いているのは分かりますがそこまでまぶしさは感じません。この点は狙い通りでした。

誤算は私が自転車を運用している環境で、地方ゆえに市街地でもそれほど街灯の数が多くなく、ライトの配光が下方向のみだと歩行者や自転車の発見が遅れ気味で危ないことが分かりました。あまり真正面に向けてしまうのは良くないと思うのですが、若干ハイビーム気味にしないと個人的には心配な感じでした。

そんなわけで残念ながら常用はしていないのですが、製品のアイデアや狙い自体は非常に良いと思います。都市部の市街地走行が多い方にはオススメできます。