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長野県道35号(松代バイパス)の自転車道

松代の中心を通っていた長野県道35号に、2022年3月に松代バイパスというバイパス路線が開通しました。

松代は城下町なので県道35号も三叉路やクランク状になった区間など自動車の通行に不便な部分がありました。松代バイパスは松代の中心部をう回するルートになっているので、非常に快適に走れるようになっています。

この区間は車道と別に自転車道の設定があるのが特徴です。

今回は新地蔵峠方面から長野IC方面に向かって走行してみました。写真はバイパスの起点部分です。

旧道への入口は封鎖されています。旧道を通行する場合はバイパスをある程度進んだ先の交差点で左折する必要があります。

自転車道は両車線に整備されており、それぞれに中央線が設定されて通行方向が明示されています。自転車道としてはかなりハイスペックなものと言えそうです。

国道403号と交差するところで終了となります。

延長は正味3kmほどながら、いわゆるサイクリングロードではない自転車道としてはかなり長い部類に属するのではないかと思います。狭あいな松代市街地を回避することもできるので非常に便利になりました。

上信越道千曲川さかきPAを一般道から利用する

最近高速道路のSAやPAが一般道からも利用できるようになっていますが、NEXCO中日本が比較的積極的で、NEXCO東日本管轄のSA・PAは利用できないところの方が多いという認識を持っていました。

長野県内では上信越道の松代PAが一般道からも利用できますが、他にも千曲川さかきPAも一般道からの入口があるということなので見に行ってみました。

千曲川さかきPAは坂城町内にあります。上信越道は山沿いを走る区間なのでPAも標高の高いところにあります。坂城町の中心部の標高は390mくらいですが、千曲川さかきPAは標高500m近い場所にあります。

こちらが入口です。”ウォークインゲート”という名称で制度化しているようです。24時間営業のコンビニが中にあるのでトイレ休憩に便利です。

千曲川さかきPAには高速バスが停車するので、このウォークインゲートはバス利用者向けの出入り口を一般開放したもののようです。近くに高速バス利用者向けの駐車場もありました。

駐車場内になぜか展望台のようなものがありました。

山清路公衆トイレ

国道19号沿いの名勝である山清路にある公衆トイレです。

男女別
小便器2
個室和式1
多目的

山清路は周辺の岩山に遊歩道で登ることもできるそうで、周辺を散策する際にも役に立ちそうなトイレです。毎年12月頃から冬季閉鎖になってしまうのでその点だけ注意が必要です。

しなの鉄道沿いの鉄道レールを利用した柵

しなの鉄道の屋代駅-千曲駅間に、わずかに500mくらいですが線路と並行して走れる道路があります。日影で夏場は涼しいので気が向いた時に通っています。

ここの柵は興味深いことに鉄道レールでできています。

間近で電車が見られるのでオススメです。
このように鉄道レールを組み合わせた柵になっています。

レールを再利用した構造物というと、以前見つけた長野電鉄の高さ制限ゲートが古いレールでできていました。この柵も原料になったレールがどういったスペックなのかが気になるところです。

刻印を見てみると”50N LD [マーク] 1973″と読み取れます。

この上下左右に突起のある星のようなマークは旧新日本製鐵(現在の日本製鉄)のマークのようです。1973年製ということで50年くらい前のレールです。

この写真だと割と見やすいと思います。

全数チェックしたわけではないですが、この一帯の柵は全て同じスペックのレールで構成されているようでした。

国道19号下生坂公衆トイレ

山清路の公衆トイレに位置が近いのですが、国道19号沿いにも公衆トイレがあります。

このトイレは線形改良した道路の旧道を利用しているらしく、駐車スペースが非常に広いのが特徴です。大型車複数でも問題ないくらいの広さがあります。

非常に広いのが特徴です。
男女別
小便器2
個室和式1
多目的
自販機もあるので休憩に便利です。

久米路トンネルをより安全に通行する

国道19号の信州新町付近に新久米路トンネルというトンネルがあります。延長は200mちょっとでそれほど長くはありませんが、手狭かつ白線上にバンプがあるのでう回するようにしています。

う回する場合久米路峡に沿った道路を通ることになり、そちらにも久米路トンネルというトンネルがあります。こちらの道路は交通量がほとんどないのでその点では安全ですが、トンネル内に照明がないのが難点です。

久米路トンネルです。

トンネル内の路面に穴が開いていることがあり、注意が必要です。

2022年8月時点では応急補修されています。

この穴なのですが、長野市街方面から信州新町方面に向かう場合の左端になぜか集中しています。

なので通行する場合特に注意が必要なのは長野市街方面から信州新町方面に向かう場合です。穴は四輪車の左タイヤが通るところに集中しているので、自転車の場合は白線を意識して左端に寄ると割と安全に通過できます。

明科-西条間の篠ノ井線旧線

篠ノ井線の全線開通は1902年だそうですが、明科-西条の区間については1988年に新たに開通した新線を使用しているそうです。開通当初の線路は使用されなくなりましたが、廃線敷遊歩道として人気を集めています。

ちょうど明科駅を出てすぐのところに跨線橋があり、現在の線路と旧線の痕跡をわずかに確認することができました。

明科駅方向です。明科駅には特急しなのも便によっては停車します。
こちらが西条駅方向です。薄く青で引いたラインが旧線跡と思われる空間です。

現在は右手に見える山に向かってまっすぐに線路が入っていきますが、開通当時の線路は極力山に沿うように登っていき、トンネル区間を必要最小限に抑えるような工夫がされていたようです。

廃線敷遊歩道はこの手の遺構にしては珍しく、当時のトンネルも通行できるようになっているそうです。歩行者専用なので自転車で通行はできないらしいのですが、いつか訪問してみたいスポットです。

CO2インフレーター

先日自転車に乗っていたところ、前輪にバネの破片のようなものが刺さったのであわてて停止しました。すぐ止まったのでパンクにはならなかったものの驚かされました。

パンクの修理自体は問題なく行えるのですが、重労働なのが空気の再充填です。ロードバイクのタイヤはかなり高圧で空気が入っており、それを小さい携帯ポンプで充填するのでかなり力が要ります。

真夏に空気の再充填はしたくないと思っていたところ、大昔にCO2インフレーターを買ったことを思い出しました。

荷物になるからという理由でしばらく使っていませんでした。

これはCO2ボンベとボンベをバルブに接続するための口金のセットで、十分な気圧まで一瞬でCO2を充填することができます。

ゴムチューブはCO2を長時間保持できないので有効なのは当日限りで、帰宅後に改めて空気を入れる必要があります。

荷物は増えますがこれがあると空気の再充填の手間からはほとんど解放されます。真夏の間だけでも久々に携行しておこうかと思います。

相川公衆トイレ

山清路方面から大町市に抜ける県道55号の峠にあるトイレです。

男女別
小便器3
個室和式1
多目的

周辺には気軽に立ち寄れそうな店舗もないので非常に頼りになるトイレです。大峰高原方面に向かう時などによく利用させてもらっています。

ぷらっとパーク(長野自動車道 梓川SA上り)

長野自動車道の梓川SAに行ってきました。長野自動車道はNEXCO中日本の管理路線なので、”ぷらっとパーク”という愛称のついている一般道からアクセスできる仕組みに対応しています。

梓川SAは長野県内の高速サービスエリアの中でも特に大規模なものだと思います。上り線・下り線で施設の内容が違い、上り線にはベーカリーとスターバックスコーヒーがあるのが特徴です。ちなみに下り線にはドトールコーヒーと地場産素材の料理を出すレストランがあります。

他のぷらっとパークとちょっと違うのは、入口から入っていって扉を開けるといわゆる”スタッフ用出入り口”的な扉から突然施設内に入れることです。他のぷらっとパークは建物の裏をまわって施設内に入るものが多いので、ちょっと面白いポイントです。

一部を除いて施設が24時間営業で、ぷらっとパークも24時間利用できるのも特徴です。

今回は中のコンビニでおにぎりを買いました。おにぎりも地元メーカーの特色のある商品を揃えており、思いのほか信州観光の気分が味わえる施設ではないかと思います。近くにはサイクリングロードが並行する拾ヶ堰もありますから、サイクリングがてら寄るにもいいと思います。