2012年に廃線になった長野電鉄屋代線の信濃川田駅を訪問しました。
”長野電鉄百年探訪”の駅図鑑によれば信濃川田駅の駅舎は開業当時(1922年)のものだそうです。ちょうど100年前の建物ということになります。
駅の周辺には線路跡や踏切なども残っており、屋代線の遺構の中では現役当時の様子をよく残している駅だと思います。
最近、自転車に乗る時に使っている心拍計(wahoo TICKR)の値が途切れ途切れに記録されるようになってしまいました。心拍計は胸に巻くベルトとスナップで接続する方式になっているのですが、スナップ部分に緑青が発生していたのでこれが原因ではないかと疑いました。
緑青は重曹で落とせるそうなので、重曹をまぶして表面を磨いてみました。
接点の色も銅の色になり、心拍計の値も問題なく送信されるようになりました。時々表面は磨いてあげた方が良いように思います。いよいよ磨いても不調なようだったら丸ごと買い換えで行きたいと思います。
最近タルタルーガで走行中に小さいきしみ音のような音がするので気になっていました。
最初はサドル関連かと思ったので確認のために立ちこぎしましたが音はやまず、次に駆動系を疑って走行中に足を止めても同様に音はやみませんでした。タルタルーガはサスペンションが付いているのでそこが発生源かと思い、止めた状態でサドルを手で押し込んでみました。
するとサドル下あたりから同様のきしみ音がしたので確認してみたところ、シートポストに取り付けたテールライトがリアキャリアにわずかに接触していました。
走行中の振動でライトがリアキャリアにこすれてきしみ音が発生していたようです。ライトの取り付け角度を変更して解決となりました。
昨年寒くなってから、冬用自転車グローブとしてショーワの防寒テムレスという手袋を使っています。
元々冷凍庫など寒い作業現場向けに開発された製品らしいのですが、アウトドア用途に転用する使い方が話題だそうです。
寒いシーズンを通して使ってみて感じた良いところとイマイチなところを挙げてみます。
安い
ある程度耐水性がある
透湿性があり蒸れにくい
着脱が楽
見た目がスポーツ用品っぽくない
表面が全面的にゴムなので鼻や口元をぬぐう用途には向いていない
総合的にはかなり優れた製品だと思います。私は特に着脱が楽なところが気に入りました。
少々注意が要るのは防寒性能で、決して無敵というわけではありません。
私の体感では気温2-3℃くらいまでならまあまあ耐えられる程度で、それ以下になるとやはり指先の感覚が無くなってきます。5-10℃くらいがベストな温度域だと思います。
スポーツ用品っぽくないのはデメリットではあるものの、その分作業用途と兼用するなど適用範囲が広いのが魅力です。価格もおおよそ1,500円前後と安価なので、オススメしやすいです。
千曲市にある戸倉宿キティパークを訪問しました。この公園はしなの鉄道戸倉駅の東側にあります。敷地は山の斜面に沿っており、つづら折れの園路が公園内を通っています。
この園路は林道宮坂支線という道路につながっており、公園内を通り抜けてそのまま登り続けると宮坂峠という峠を越えて、あんずで有名な森地区に出ることができます。
通常戸倉周辺から長野市方面に移動する場合は千曲川沿いを行くことになりますが、このルートを使うと一気に雨宮あたりまで移動できることになります。
実際に走ってみて実測したGPSのデータを整理してみると、登り口から最高標高点までの2.6kmが平均10%近い急勾配のルートであることが分かりました。
走ってみて少々難に感じたのは道路の状況です。公園の頂上付近の道路に排水用と思われる幅10cmほどの溝が断続的に切ってあり、自転車で通るとかなり大きい衝撃を感じます。空気圧次第ではパンクの原因にもなりかねないので注意が必要だと思います。
意外な場所を結んでいる道路という点については面白さがありますが、さすがに坂が激しすぎる感じはするのでちょっと人を選ぶルートだと思います。急勾配が好きな方にはかなりオススメです。
このルートは地元の科野さらしなの里サイクリング推進委員会が設定しているサイクリングコースにも含まれているので、道路の様子が動画で公開されています。
木島平村にある馬曲温泉(まぐせおんせん)に行ってみました。この温泉は奥志賀方面に山を登った行き止まりにあります。温泉までのアクセスは県道354号のみとなっています。
この道路は木島平村の平野部からほぼ4kmにわたって平均8%近い急な勾配が続きますが、その分下ってくる時には木島平村から飯山市方面の眺望が見事です。
まだ雪が残る風景も良いですが、グリーンシーズンの風景もきれいそうです。
行き止まりの道路はツーリングではあまり人気がないように思いますが、交通量が少ないので自転車で走る分には落ち着いて走れる点が気に入っています。この道路は道路状況もかなり良かったので、ツーリングのルートに組み込んで楽しめそうです。
いつも松本-大町間を自転車で走る時には西端の通称”山麓線”と呼ばれる長野県道25号を利用することが多いです。東側には県道51号がありますが、あまり道路状況が良くないのでできれば通りたくない道です。
地図を見ていたら県道51号より更に東寄りに道路がありそうだったので、実際に走ってみました。通称”安曇野北アルプス展望のみち”という名前の道路です。ルートは池田町の南半分と大町市の南東部分にまたがっています。
幹線道路ではなく、農道と住宅地の中の道が半々程度といった道路です。通称の通り展望が非常に良く、西側を眺めると北アルプスの美しい景観が望めます。ビューポイントも複数箇所あるので、全体を通して風景は楽しめます。
少々難なのが勾配で、まず平野からこの道路にたどり着くまでに短いながらも10%以上の勾配の坂を登ってくる必要があります。また、南北方向に走行する場合でも山の裾に沿う道路なので短いながらも15%近い勾配の区間が何回か出現します。そうそう見ないクラスの急勾配区間があるので、自転車の場合は注意が必要です。
全体的には北側の区間ほど勾配に関しては穏やかなので、気になる方は北側を中心に走ってみると良いのではないかと思います。風景に関しては特筆ものの路線なので、風景や写真が好きな方にはかなりオススメです。