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パンクした時用の予備チューブ

先日いつものように自転車でツーリングをしていたらパンクが発生しました。修理道具をまとめたツールケースから予備のチューブを1本出したところ、なんとそのチューブは以前パンクして交換したチューブでした。

帰宅後にチューブを輪切りにして調べてみたところ、ホチキスの針のようなものが刺さったようでした。

幸いもう1本のチューブは新品だったので助かりましたが、パンクしたチューブが出てきた時はかなり焦りました。

結局予備チューブがゼロになってしまい、近隣に新たにチューブが買えそうな施設もなかったので予定を変更して即帰途につきました。

予備のチューブを点検しておくのはもちろんのこと、ホームセンターやスポーツ用品店など”とりあえず700×23-25cのチューブが買えるところ”をいくつか押さえておくと、保険のさらに保険のような感じで安心できそうです。安全なツーリングを考える良いきっかけになりました。

出川橋

長野県道408号に架かる橋です。位置はJR飯山線の上桑名川駅から300mほど栄村方面寄りです。

親柱の上に球体が乗っており、見た目にインパクトがあります。ちょっとクラシックなデザインに感じたので近くで見てみると、竣工は1950年ということです。

この県道408号ですがかつては国道117号の本線だったそうです。現在国道117号はかなり高規格になって千曲川の右岸側を通るルートになっています。左岸側のルートは県道408号に格下げとなってしまっていますが、メインルートが右岸側になっているおかげで自転車用の走行ルートとしては好適です。

かつての国道の名残として、出川橋の親柱には国道十号線の表示があります。大正時代に付番された国道の路線番号が残っているんだそうです。

中山高原公衆トイレ

オリンピック道路こと県道31号の峠にぽつんと建っている公衆トイレです。周辺には旅館やオフロードレース場があります。

男女別
小便器2
個室洋式1
多目的
個室が多目的トイレと兼用という仕組みになっています。

県道31号で長野市街から大町方面に向かう場合、道の駅だけでも中条・小川・ぽかぽかランド美麻と3箇所もあり、それ以外にも公衆トイレはあるのであまりトイレに困ることはありません。

しかしながら道の駅ぽかぽかランド美麻から大町市街までの12km程度の間にちょうどこのトイレがあるので、立地としては実に絶妙な位置にあります。

最高標高点ではないものの峠を登った先にあるトイレなので、登った後の一休みにも良い場所です。

妙高市道桶海大鹿線

妙高市にあるアパリゾート上越妙高へのアクセス道路が結構まとまった坂になっているようだったので、様子を見に行ってきました。路線名称は妙高市道桶海大鹿線というそうです。妙高市は道路台帳をWeb閲覧できるようにしてくれているので助かりました。

県道97号を関山駅前から走って行くとアパリゾートの案内看板が出るので非常に道が分かりやすくなっています。

ちょうど入口にYショップ上越妙高店があります。補給等準備を整えられます。

途中の道はおおよそ片側1車線分が用意されているかなり余裕のある道で、交通量も非常に少なく、環境面においては非常に走りやすい道路です。

本格的に登りになるのは上の写真から1.8kmほど走った先で、上の標高差グラフでいうと2.0km地点のちょっと前からとなります。感覚的には2.0km-4.0kmの区間が最も勾配が急に感じました。後半の2.5kmくらいについては多少緩勾配になります。

いずれにしてもほとんど車も通らないので、気が急くこともなく自分のペースで登れるので良いと思います。

頂上のアパリゾート上越妙高です。
妙高山方面に遮るものがないので、景色はオススメです。

頂上についても屋外に自販機等はない様子だったのでその点はご注意下さい。

反対側には関山駅方面からアクセスできる関山桶海線という道路もあるのですが、こちらは幅員や勾配などを考慮するとあまり自転車向きではないように思えます。桶海大鹿線を往復するのが良さそうです。

長野県道97号

長野県道97号を使って飯山市街から斑尾高原に登ってみました。この道路は斑尾高原に向かう際の最短ルートで、飯山市街から斑尾高原に至り、そこから同番号の新潟県道97号になり新井方面に至るという道路になっています。

今回GPSデータとして記録した斑尾高原入口交差点から飯山高原ホテル前までは距離にして9.75km、標高差657mというところです。

どこが頂上かは何とも言えないところがありますが、丁字路になっていてキリの良さがあるので斑尾高原ホテル前が一区切りという感じです。

平均すると6.7%程度の勾配になりますが、標高差グラフで見て分かる通り途中に下る区間が500mくらいあるので、実際の平均勾配はもっと厳しく感じます。7%後半くらいが実際の平均というところではないかと思います。

全体でも9.7kmあるので、総延長としてはかなり長い部類の坂ではないかと思います。斜面が南向きなので日当たりが良く、夏場に走ると途中まではかなり暑く感じます。高原ならではの涼しさを感じるのは本当に頂上付近に入ってからです。

斑尾山周辺の道路は地形の性質上こういった勾配が急な道路が多いです。豊田飯山IC方面や野尻湖方面など、どの方面からアクセスしても大体急勾配区間が入ってくるので、急勾配好きの方にはオススメのエリアです。

夏のスキー場というのも珍しい景観です。

姥捨駅前公衆トイレ

田毎の月でおなじみのJR姥捨駅前にある公衆トイレです。

男女別
小便器2
個室洋式1
多目的

姨捨駅は標高が550mくらいあり、千曲川沿いとの標高差は約200mほどになります。そのため、ちょっとした登り坂ルートとしてサイクリストの方に人気があるようです。

姨捨駅は公衆トイレのほか、駅前にacureの自販機もあるので坂を登った後に風景を見ながら休憩という理想的なルート設計が可能です。

国道19号バイパス 本宿跨道橋

長野南バイパスと通称されている国道19号バイパスを走っていると、いつも立派な陸橋が目に入るので気になっていました。目立つ存在なので周辺を見てみました。

この陸橋は本宿跨道橋という名前の陸橋です。竣工は1997年11月ということですから、長野オリンピックの直前に完成したようです。

長野南バイパスの暫定供用開始も1997年だったそうですから、それにあわせてのことだと思います。

珍しいのは立派な陸橋がある一方で接続している道路は普通車1台分くらいの狭い道路であるという点です。今後拡幅されるような感じでもありませんし、変わった印象を受けます。

こちらは北側(長野駅方面)です。
こちらは南側(千曲川方面)です。

長野南バイパスはここのほかにもアンダーパスで立体交差処理されている交差点もたくさんあるので、整備に当たっては極力平面交差が生じないような取り組みがされていたのかもしれません。

長野県道453号

長野市街から戸隠方面に向かうルートである長野県道453号を走ってみました。私は戸隠方面に向かう場合は県道76号で宝光社付近まで登っていくか、県道506号で浅川沿いに山を登ってしまい、そこからいわゆるバードラインで戸隠方面を目指すルートを採用することが多いです。

今回ご紹介する県道453号は県道76号ルートの途中、芋井という地区から分岐して大座法師池付近まで一気に登るというルートになっています。

GPSデータと標高差グラフはこんな感じです。GPSの実測値で距離5.66km、標高差357mでした。平均すると6%少々というところです。

県道76号と分岐する上ヶ屋バス停です。

芋井地区の紹介絵地図があります。

登り口の写真です。

平均6%少々というところではあるのですが、走ってみた感じでは序盤-中盤の勾配は8%近くあるようでした。登っていくと軍足(ぐんだり)池という池の横を通り、そこから先は林道風の林間の道になります。この後半に当たる林間の道は比較的勾配が緩やかで、涼しいのもあって楽しく登れる感じでした。埼玉県の飯能にある山伏峠の頂上付近を思い出させる道路でした。

登り切るとバードラインこと県道506号に合流します。写真左側が戸隠方面となります。

序盤がまあまあ厳しいのでトータルでは県道76号の方が戸隠へのアクセス路線としては好きですが、単純に速やかにバードラインに出たいというルート設計をする場面もあると思います。そういう時には最適と思われるルートです。中盤以降は路面もしっかりしており、その点も良ポイントでした。

女沢公園のお手洗い改修(2022年)

千曲川サイクリングロード沿いにある女沢公園(めざわこうえん)のお手洗いが改修中となっていました。期間は9月頃までということです。

女沢公園は戸倉上山田温泉付近にある公園で、あずまやと公衆トイレがある静かな公園です。完全にサイクリングロードに面しているのが便利な公園なのですが、一方でお手洗いは年季の入った設備だったように記憶しています。

リフォームではなく完全に新しいお手洗いになるようなので期待したいと思います。

初夏の奥裾花渓谷

気がついたら7月も目前で、奥裾花渓谷をしばらく訪問できなくなってしまうので様子を見に行ってきました。

奥裾花自然園方面は例年7月-9月と11月-4月の間は通行できません。逆に言うと訪問できるのは5月・6月・10月のおよそ3ヶ月間ということになります。11月から4月まではいわゆる冬季閉鎖ですが、7月-9月までは途中の林道の集中補修などを行っているんだそうです。

奥裾花大橋から林道大川線の分岐に向かう途中です。

人為的な騒音が全くない中を走れるのが楽しい路線です。今の時期は鳥の鳴き声に加えてハルゼミの鳴き声も聞こえてきます。

少々注意したいのは野生動物で、奥裾花に関しては野生動物遭遇率は相当に高いです。この時もニホンザルやタヌキに遭遇しました。鈴などの音の出るアイテムのほか、自転車の場合前方のライトを点けておくと動物の方から逃げてくれます。

おなじみのダイナミックな露頭です。中央下部に自転車が写っていますが、比較すると壁の高さがお分かりいただけるのではないかと思います。