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山麓線で大町温泉郷

松本方面に出かけて、松本平を北上する形で大町温泉郷まで行きました。

ルート図は前に松本駅から木崎湖畔まで走った際のものですが、松本-大町間は西側の山沿いを走る山麓線こと長野県道25号・306号がオススメです。

基本的に交通量が少なめで、平野の展望が良いのが良いところです。道中補給できるポイントもいくつかあります。

難点は仕方の無いことですが、地味に標高差があることです。松本市街に対して大町市街は200mほど標高が高いので、ルート全体で見ると延長40kmほどある0.5%くらいの登り坂を走るのとほぼ同じということになります。知覚できない程度の勾配ですが、結構身体に負荷がかかります。

地形の性質から考えて、極力平野の中央部に近いルートをうまく切り替えながら走れば、効率良く北上できる可能性がありそうです。この辺はやり込み要素だと思います。

逆に、大町方面から松本方面に向かう時は延々と下り坂なのでかなり気持ち良く走れると思います。

最初に長野旅行をした時に走ったルートなので、何となく思い入れのある道です。

国道406号の工事進ちょく(古宮バス停付近)

鬼無里に向かうメインルートの国道406号を久々に通ったところ、古宮バス停(戸隠祖山・泉屋商店周辺)付近の工事がかなり進んでいました。

以前はこの区間が1.2車線程度しかなく、路面状況も良くなかったのでちょっとした難所でした。しかしながら現在は写真のようにきれいな2車線道路にリニューアルされたので、大変走りやすくなりました。

この区間も西組バイパスを構成する道路らしいのですが、このような形で徐々に狭い区間が減ってきています。

木崎湖北岸の千国街道跡

松本から糸魚川を結んでいた千国街道という古い街道があります。現在の国道148号と大まかには同じルートの街道です。

沿線の自治体で街道跡の観光情報を色々とPRしてくれているので、今回は木崎湖周辺の街道跡を一部見て来ました。

写真はちょうど木崎湖北岸の地点で、木崎湖と中綱湖をつないでいる農具川の右岸の様子です。国道148号から見ると大糸線の線路を挟んで反対側ということになります。

木崎湖方面を向いて撮影した写真です。
線路を挟んで国道148号が見えます。
こちらは中綱湖方面を向いて撮影した写真です。線路のカーブがきれいです。

千国街道は必ずしも舗装路として現存している区間ばかりではないようで、自転車でなぞるのは難しそうではあるのですが、ルート的には大変興味のある街道です。

こんな感じでピンポイントに見られる場所があれば見ていきたいです。

レイキッシュついに無くなる

ここしばらく自転車用のチェーンオイルとして使用していたVipro’sのレイキッシュがついに無くなりました。

購入当時に感想をエントリにしているのですが、書いた日付が2017/12/16でした。

Vipro’sのレイキッシュ

[heboDJ.net]

私の使用ペースだとこれ1本で3年半くらい使える計算になります。

改めて当時のエントリを読み返してみましたが、感想としては当時とほぼ変わらずというところです。施工性の良さと防汚性・耐久性はかなり良好な部類です。強いて難を挙げるならばベストコンディションがそれほど長持ちはしないというくらいです。普通のコンディションに落ち着いてからは長持ちするので、実用上全く問題はありません。

しかも1本2,000円くらいなので、これで3年以上使えるならかなりのお得な製品と言えると思います。あまりメジャーな製品ではないかもしれませんが、これはかなりオススメできます。

Vipro’sでも新たに”サスペンド系”と称する新しい製品を投入しているようなので、今後はこちらをちょっと試してみたいと思っています。

春の高社山

中野市や木島平村からよく見える高社山(こうしゃさん)の写真を撮りました。

高社山は標高が1,300m近くある山ですが、盆地に張り出したような山なので山の形全体が見やすく、写真に撮りたくなります。

独特の裾野の広い形状から富士山にも例えられることがあるという山です。いつも参照している”長野の大地見どころ100選”によれば、裾野が広いのは火山活動が早期に停止し、裾が崩壊して扇状地状に広がったためだということです。

こうしてみると北信地域の山々の中では少々変わった成り立ちのようにも思えます。

国道19号山清路地区の新橋

国道19号を松本方面に移動する際に、山清路付近で県道55号が旧八坂村方面に分岐します。その途中から犀川左岸を生坂村方面に走れることが分かったので、走ってみました。

道路自体は4輪車だと多少狭いかな?と感じるところもありましたが、自転車で走る分には快適でした。19号本線を走る場合でも生坂トンネル回避のために生坂村方面にう回はするので、この犀川左岸ルートは常用化しても良いように思いました。

途中で長野19号防災(山清路地区)事業の一環である橋りょう部分を下から観察することができました。

左岸側道路は全体的に快適に走れる道路でした。距離がかさむのを容認できればオススメです。
こんな感じで立派な橋が完成しつつあります。

山清路周辺も豪雨などにより土砂の流出が起きやすく、その度に長時間にわたって通行止めになりがちな区間だということです。このバイパスルートは災害の起きやすい危険箇所をカットするルート設計になっているそうなので、こちらも完成が待たれます。

光林寺の桜

茶臼山付近にある光林寺というお寺の桜がきれいという情報を地元の方に聞いたので、見に行ってみました。

場所は茶臼山の少々北側、鉄道駅で言うと今井駅が最寄りです。りんごで有名な共和と呼ばれる地域です。

茶臼山に連なる山の中腹にお寺があります。そのため、幹線道路から一本入ってお寺までは登っていく必要があります。

このような形で境内には大きなシダレザクラが植えられています。木についている花の数が非常に多く、見応えがあります。

お寺は山の中腹にあるので、東側を見るとこのように桜とセットで善光寺平の眺望を見ることができます。

お祭りのような雰囲気がある桜の名所ではないですが、静かにお参りしつつ桜を見て帰るというのも悪くないと思います。

野沢温泉と桑名川駅

野沢温泉方面に出かけました。

野沢温泉はまだまだ雪が多く残っており、スキー場も営業しているようでした。野沢温泉へは木島平村から県道38号で向かうと登りが比較的緩くなるので良いと思います。

市川橋で左岸側に移動して桑名川駅に行きました。

おなじみの桑名川駅です。きれいなトイレがあるので助かります。トイレには暖房が入っているのでこれがまたありがたいです。

善光寺平では桜も散ってしまいましたが、桑名川駅前の桜の木はまだまだつぼみの状態でした。地域によって季節の移り変わりに大きな差があるのも長野県の面白いポイントです。

池田鉄道 信濃池田駅跡

松本市の北にある池田町を訪問してみました。ここには昔池田鉄道という鉄道路線があり、生糸の輸送で活躍したそうです。

今でも一部の遺構は道路から確認することができます。

大分いたんでしまっていますが、史跡の案内看板があります。

こちらは信濃池田駅跡とのことです。建物の土台のようにも見えますが、プラットフォームが端から端まで残っていることが分かります。

戦前にはもう廃線になってしまった路線だそうですが、調べてみると他にも駅の跡が見られる場所があるらしいです。追って見に行ってみたいところです。

国道19号の通行止めう回路案内

引き続き通行止めの状況を時々チェックしているのですが、長野国道事務所から詳細なう回路案内が出ていました。

普通車向けのう回路としては当初案内のあった県道31号ルートの他、県道70号で稲荷山方面から信州新町へ抜けるルート、県道36号で小川村から信州新町へ抜けるルートも案内されています。

県道36号でう回する場合はやはり山を一つ越えることになりますが、かなり勾配が厳しくかつ頂上付近の道路幅が狭いのが少々難です。頂上付近はここ最近拡幅工事をしていたので、そのうち多少は通行しやすくなるかもしれません。

しかし現場写真を見るとかなり大きな変動が起きているようです。この状況から復旧作業となると大変だと思いますが、無事に復旧することを祈っています。