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森宮野原駅

飯山線の森宮野原駅まで行きました。

最近までこの駅名は森宮・野原という2つの地名を合成したものだと思っていたのですが、正しくは森・宮野原という2つの地名が合成されたものだそうです。森は長野県側の地名、宮野原は新潟県側の地名だということです。

使われていなさそうなホームも含めて3線あるように見えます。

駅のある栄村は豪雪地帯として知られていますが、駅前には駅における最高積雪記録を示す標柱が立っています。その高さ何と7.85mとのことです。にわかには信じられない積雪量です。

Q-S1の電子水準器で水平を出して撮影しました。

ちなみにこの標柱は右に傾いていますが、これは2011年の3月12日に発生した長野県北部地震で傾いたものだそうです。栄村は特に同地震での被害が大きく、被害の記録としてそのままにされているとのことでした。

ロードバイク車載映像(北信濃くだもの街道_後編)

先日アップロードした北信濃くだもの街道のロードバイク車載映像ですが、後半部分をアップロードしました。

須坂市と小布施町の境界から信州中野駅までを走行しています。この区間のほぼ最短距離ルートなので無駄がない点はオススメできるのですが、動画で見ても分かるとおり路側帯部分の余裕があまりなく、自転車では少々走りづらいように思います。

同区間を移動する場合であれば長野電鉄の線路とほとんど並行している県道358号がオススメです。中松中央交差点(この動画の5:00前後)で右折することでルートを切り替えられます。

ロードバイク車載映像(北信濃くだもの街道_前編)

須坂市と中野市の間を移動する場合は国道403号がメインルートになると思いますが、東側に並行して北信濃くだもの街道という広域農道があります。

山際を走るので多少のアップダウンがありますが、特に須坂市と小布施町の間を移動する場合は非常に便利なルートです。

こちらの動画は須坂市側(県道58号・上八町交差点)から小布施町の手前(県道66号・上松川橋交差点)まで走行した際の映像です。

梅雨時の自転車ツーリング

関東甲信も6/11に梅雨入りしたとみられるということで、さっそくぐずついた天気になっています。なかなか長時間のツーリングは難しいですが、予報をよく見て短時間でもできるだけ外を走っています。

こちらは長野市信更町三水付近から犀川方面(北方向)を撮影した写真です。こういった梅雨時特有の風景にも良さがあるように思います。

北アルプス地域モデルサイクリングコースの標識

長野県の自転車活用推進計画に載っている”北アルプス地域モデルサイクリングコース”の標識があるのを発見しました。

路面はきれいですが、林道のような雰囲気でちょっと戸惑います。

場所は大町市から池田町にかけての大峰高原という稜線上の道です。恐らくですが、ここ以外の他の場所にも要所に設置されているものと思われます。この道も一見して入って大丈夫なのか少々心配になる見た目をしているので、こういう標識があると安心です。

長野県道390号(東側)

長野県道390号という稲荷山付近と信州新町方面をおおよそ東西に結んでいる道路があります。この道路は登っていくと県道395号・県道12号と重複する区間があるので、そのまま聖山方面へ向かう選択肢として便利なルートです。

路線自体は稲荷山から続いているようなのですが、他の幹線道路と途中まで重複しているようです。聖山に向かう国道403号を走って行くと、千曲市桑原付近で分岐します。

序盤は緩やかにスタートしますが、篠ノ井線の線路を踏切で越えると一気に勾配が急になります。ある程度登ったところでループ橋に差し掛かりますが、踏切からループ橋までの3.7kmほどは平均勾配が8%ほどあるのでなかなか大変です。

分かりづらいですが、途中にループ橋があります。

このアングルだとループしているのがわかりやすいかもしれません。

とりあえず一旦の登りを終えると住宅地と農地が平坦な区間に広がっていますが、楽なのは1.5kmほどでそこから再びの登りとなります。ただし2つ目の登り区間は勾配は多少緩やかです。

2つ目の登り区間は全体的に林道のような雰囲気で、道のコンディションも多少悪くなっています。

横倉トンネル・青倉トンネル回避ルート

長野県から新潟県の津南・十日町方面へ向かうメインルートの国道117号という道路があります。

栄村に入ってしばらく進むと横倉トンネルと青倉トンネルという割と長めのトンネルが2つ続く区間がありますが、旧道区間が残っているのでそちらを通行するとトンネルを回避可能です。

両トンネルには片側に自転車が通れる歩道スペースがあるので回避は必須というわけではないものの、わずかなスペースにガラス片が散らばっているなど、トンネル内は不測の事態も多くあります。そんなわけで私はこの回避ルートを通ることが多いです。交通量もほとんどないので落ち着いて走れます。

旧道とは言え一応かつての国道のようなので、それなりに整備された道路という印象です。

GPXデータから表計算ソフトで標高差グラフを作る

GPSサイクルコンピュータなどで取得できるGPXデータをGarmin Connectやカシミール3Dに読み込ませると標高差グラフを作ることができますが、表示形式を自由に設定できないかと思っていました。

表計算ソフトの折れ線グラフなどが使えると良いと思ったのですが、そのためにはGPXデータからポイントごとのデータをCSVなどの形式で取り出さなくてはいけません。その方法について考えてみました。

GPXデータからCSVデータを作成する

普段GPXデータの編集にはカシミール3DのGPSデータ編集機能を使っています。このGPSデータ編集機能で表示される各ポイントのデータはコピー&ペーストすることができます。

少々力技ですが目当てのGPXデータをカシミール3Dに読み込ませ、表示された対象区間のポイントデータをコピーして表計算ソフトに貼り付けると元になるデータを作成できます。

CSV化したGPXデータをグラフにする

標高差グラフを作成する上で使用したいのは各ポイントの標高とポイント毎の距離です。

ポイント毎の距離は累積(スタート地点から○km)である必要がありますが、GPSデータでは”1つ前のポイントからの距離”が記録されています。そのため、表計算ソフトに数式を入れてポイント毎の累積距離の列を作ります。

標高データの列と累積距離の列ができたら、その2系統で散布図を描画します。X軸に累積距離、Y軸に標高を指定するとよく見る標高差グラフの形になります。

先日の聖山の標高差グラフを作ってみました。表計算ソフトなので書式や凡例の設定が簡単で、これは使い出がありそうに思えます。動画に差し込む標高差グラフも今後この手順で作成してみたいと思います。

樋知大神社

聖山の頂上付近にある樋知大神社に立ち寄りました。

この神社の境内にはお種池という池があり、水が絶えず湧き出ることから古くから崇敬されてきたとのことです。

お種池です。池の中に祠があります。この池以外にも聖山には湧水が多いそうです。

境内の裏手にはブナ林が広がっています。

お種池の解説板です。

お種池と境内の植生は一括して長野市指定名勝・天然記念物となっています。長野の中心市街地からは大分遠いですが、ここも長野市の行政域です。

長野県道501号で聖山高原を走る

聖山の周囲をぐるっと取り囲んでいる県道395号と県道12号をよく走るのですが、大岡で聖山の頂上方面に向かう県道が分岐しており、気になっていました。

自転車でも走れそうだったので走ってみることにしました。

大岡の分岐点からは平均勾配6%台 x 延長6km少々の坂というプロフィールですが、途中平坦な区間があるので実際の体感勾配はもうちょっと急に思います。

前半に平均勾配10%少々の区間が1kmほど連続するので、そこが特に大変です。

途中の平坦区間で聖山山頂への分岐点があります。

山頂まで車や自転車で行くことはできないようです。
道の雰囲気は大体こんな感じです。

平坦区間には他にも樋知(ひじり)大神社やキャンプ場があります。

樋知大神社です。

平坦区間から先は登り区間パート2で延長1.6km程度の登りとなりますが、ここからは路面が荒れ気味で思った以上に身体にダメージが加わります。

そのまま頂上を過ぎて下っていくと聖湖の目の前に出るというルートです。

標高差400mくらいの坂を登るのでなかなか大変ですが、基本的にほとんど他の交通と遭遇することはなく、静かに登っていけて楽しいルートです。見晴らしの良いポイントはそれほど多くありませんが、聖山山頂付近の森林が美しいので沿道風景も楽しめるルートだと思います。