自転車」カテゴリーアーカイブ

サイクリング中の虫刺され

先日戸隠周辺の道路を走行していたところ、急に腰からお尻のあたりに刺すような痛みがありました。ちょうど急勾配の登坂中だったので最初は肉離れなどの外傷かと思って慌てましたが、どうもやはり何かに刺されたようでした。

とりあえずその日は無事に帰宅して刺されたと思われる場所をチェックしてみたところ、思いのほか広い面積がパンパンに硬く腫れていたので驚きました。蚊にしては刺されたときにかなり痛く、痛みも長く続いたと思ったのですが、どうも蚊ではなく違う虫のようでした。

結局背後だったこともあって何に刺されたのかは分からずじまいなのですが、山の中なのでアブかブヨといったところではないかと思います。特にアブは黒いものに集まってくるらしいので、黒いビブタイツに反応して刺しに来た可能性はあるように思います。

薬局等で売っている虫除けスプレーや、ハッカ油のようなものでもある程度防除できるということなので、夏場は虫対策も多少はしていった方が良いのかもしれません。

アメダス(信濃町)

野尻湖のある信濃町のアメダスです。信濃町は長野県内でも冷涼なことで知られており、2024年時点でも信濃町の住宅には冷房がないこともあるそうです。

アメダスの場所は北しなの線の黒姫駅近くにあります。盛土された土地の上にあるので道路からは目視しにくいですが、風力計を確認することができます。

工事中の土地の一角にあるのですが、何の施設の一角なのかが気になります。この辺は追って調べてみたいと思います。

旧畦田橋

長野県道153号を走行しているときに発見しました。本線上にはないのですが、近くに古そうなローゼ橋があったので見に行ってみたところ、県道153号の旧橋と思われる橋でした。

昭和34年8月竣工ということです。

面白かったのは橋のところどころにコンクリートを盛り上げるような独特の補修がなされていたことです。

風化のような形で剥落してしまったところを補修しているのかもしれませんが、他で見たことがないので面白い工法だと思いました。

長野県道153号

今まで走ったことのない長野県道153号を走行してみました。路線名称は立科小諸線といい、その名の通り立科町の中心と小諸市の中心を結んでいます。

今回は全線は走行せず、途中にある御牧ヶ原という台地から立科町までを走行してみました。


道路は幹線道路風になっているのですが、定期的に進行方向に対して直角にヒビが入っており、走った感じはあまり良くありません。

そのうち急に道が狭くなり、4輪車1台分くらいの幅になってしまいます。

途中の畦田という場所では1ヶ所だけながら急勾配のヘアピンカーブもあり、あまり自転車走行に向いている道路という感じではありませんでした。

小諸-立科間の移動であれば多少遠回りにはなりますが南東方向に移動して国道142号か、北西方向に移動して県道40号を使うのがトータルでは良さそうに思いました。

刷毛で自転車掃除

雨が多く路面が濡れていることが多いので、何かと自転車も汚れがちな季節です。いつも布で水拭きやから拭きをすることで車体の掃除をしていますが、自転車は入り組んだパーツも多いので拭き掃除では掃除がしにくい部分もあります。

こういう時に便利なのがホームセンターの塗装コーナーなどで販売されている刷毛です。何の変哲もない安価なものなのですが、毛にまあまあコシがあるので掃除用具として使えます。

毛が硬くないので塗装面などに傷をつける心配が少なく、割と安心して使えます。

例えばハブ軸の周辺はこんな感じで砂埃が吸着されがちですが・・・

刷毛で払うとこんな感じにきれいにできます。他にもディレイラー周辺やブレーキ周辺など、複雑な構造をしているところには結構便利に使えるのでおすすめです。

夏の聖湖

長野県北部もさすがに酷暑と言っていい暑さになってきているので、自転車ツーリングも夏場特有の”早朝山に登って降りたら終わり”という構成のルートがメインになってきています。

このルートが組みやすい場所の一つが国道403号(千曲-聖湖)です。聖湖への登りは11kmもあって長いのですが、坂の大部分が日影になるのでペースさえ守れれば暑くてもなんとかこなすことができます。序盤の旧桑原宿区間が日なたになるので、序盤であまり消耗しないようにするのがポイントだと思っています。

峠の頂上付近には聖湖という湖があります。

聖湖はちょっとした避暑地のような感じになっており、春から夏にかけては釣り客で賑わっています。ヘラブナが釣れるということです。

途中には千曲川沿いの風景が美しい展望公園があります。

赤坂橋

千曲川に架かる赤坂橋です。赤坂橋の近くには消防学校があり、訓練用の変わった形の建物があります。この付近ではかなり高い建物で遠くからよく見えるので、千曲川サイクリングロードを走行する際には目安になりやすい場所です。

これが消防学校の建物です。

いつも何となく通過していたのですが、旧橋の銘板が保存されていることに最近気がつきました。

特に”長野県建造”の銘板は角張ったフォントが美しいです。

旧橋は現在の位置よりも200m程度下流側にあったということで、今は痕跡も全く残っていないようです。

長野市田中のハンプ

長野市内にヨーロッパでよく見る道路設備の”ハンプ”があるらしいということで見に行ってみました。

場所は長野市田中で、長野市内でもかなり北の方です。牟礼方面に向かう北国街道の旧道上にハンプが作られています。

このハンプというのは道路の一部分だけをわずかに盛り上げたもので、自動車が通常の速度で通ると衝撃があるということです。自動車で通行する場合は減速が必要で、自転車や歩行者には影響がほとんどない点がメリットだそうです。

高さはそれほどありませんが、これで十分効果があるそうです。
舗装そのものを盛り上げたわけではなく、別体のハンプ用のパーツを組み合わせて構築されているようです。
手前には注意喚起の看板も出ていました。

あいにく車があまり通らなかったのですが、確かに通行する自動車は減速して通行しているようでした。この道路は旧街道ということで一本道ではあるのですが見通しが良くないので、こういったハードウェア対策で車の減速を促したいということのようです。

自転車でも通ってみましたが、普段のサイクリング程度の速度では特に何も影響はありませんでした。

県道12号市後沢橋の通行止め(2024年7月)

暑いので県道12号を使って聖山の周りを一周する自転車ツーリングに出かけたのですが、走っているうちに途中に全面通行止め区間があり、一周できないことが判明しました。せっかくなので行き止まりの所まで行ってみました。

対象になっているのは長野市と麻績(おみ)村の境界にある市後沢橋とのことです。橋りょう損傷のため5月から重量規制がかかっていたところ、今回補修のために全面通行止めになっているようです。

通行止めの開始区間から橋自体は目視できませんでしたが、Googleストリートビューで確認すると自動車1台分くらいの延長の非常に短い橋のようでした。

北しなの線 五輪堂踏切

長野-妙高高原を結んでいる北しなの線の踏切です。位置は黒姫駅を長野駅方面に出てすぐの場所です。

以前この踏切は電車の車窓から見たときに前後の道路が長い直線に見えたので気になっていました。今回は実際に自転車で通行してみましたが、見たとおりの長い直線で珍しい風景に感じました。

五輪堂という名称から見るに近隣に寺社でもあるのかと思いましたが、見る限り周辺にそれらしい場所はないようでした。踏切の名称は古い地名や本当にローカルな地名が採用されていることがあるので何かと興味を引きます。

踏切からは夏の黒姫山が美しく見えます。