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ルートラボが2020年3月末でサービス終了

いつも自転車ツーリングのルート設計の際にお世話になっているルートラボが関連サービスとともに2020年3月末をもってサービス終了となるそうです。

LatLongLabサービス終了のお知らせ

[Yahoo! Japan地図 LatLongLab]

ルートラボはLatLongLabというサービス群の中の1つですが、今回はこのLatLongLabのサービス全てが終了となるそうです。確かに広告が掲載されているわけでもない実験的サービスでしたから、サービス継続は難しかったのかもしれません。

まだ猶予は半年以上ありますが、今後ルート設計をどのような方法で行うか検討しなくてはなりません。私はあまり自分の走行ルートのトラッキングには興味が無く、設計・探索機能が充実しているものが望ましいと考えているので、この点を念頭に置いて探してみようと思います。

アザミの花

信濃町付近を走っていたらアザミの花が咲いていたので写真に撮りました。

アザミと言えば鬼無里では佃煮や煮物にする食用の植物ですが、食用として利用されているのは写真のノアザミではなく、水辺に生えることが多いミズアザミという種類なんだそうです。

写真はQ-S1にStandard Primeを装着して撮影しました。Standard Primeはオートフォーカスだとこの距離で焦点が合わないのですが、マニュアルフォーカスにすれば思ったより近くでも撮影ができます。

道の駅FARMUS木島平

道の駅FARMUS木島平は長野県でもかなり北の方の木島平村にある道の駅です。木島平村は千曲川を挟んで飯山市の東側にあります。

高社山のスキー場で有名な村ですが、この道の駅も結構な見どころだと思います。

まずこの建物ですが、元々はトマトの加工工場だった物を改装したものだそうです。なので、内部に入ると天井が高く、独特の空間の広さがあります。

売られている物産はかなり粒ぞろいで、地元産の自信のある物だけを並べているという印象です。そのため、品数は一般的な道の駅より多少少なめに感じます。

直売所以外にはそば屋とカフェが併設されています。それぞれきれいな店構えで、お店のデザインにはこだわりを感じます。

長野県内にはさまざまな道の駅や直売所があってどちらも魅力的ですが、中でもこの道の駅FARMUS木島平は特色ある施設になっていると思います。ちょっと変わった道の駅に行ってみたい方にはオススメです。

長野県道497号

大町市にある鷹狩山の東側を走る県道497号を走ってみました。道の駅ぽかぽかランド美麻と大町市八坂支所付近を結ぶ道路です。

道の駅ぽかぽかランド美麻の横にある起点です。

あまりメジャーな道路ではないと思いますが、一応起点付近には八坂に向かう道であることを示す看板が出ています。

スタートからはいきなり急な登りです。平均9%くらいの登りが3kmほど続きます。

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斑尾高原

スキー場で有名な斑尾高原に行ってみました。飯山市街から県道97号で向かうのがポピュラーなアクセスだろうと思いますが、登りの途中に結構長いスノーシェッドがあります。

かなり急な登りの中で幅員に制限を受けることになるので、難所を回避するために県道60号を使って牟礼方面からのアクセスにしてみました。この方法だと全体の勾配も緩めになるので良いと思います。

斑尾高原ホテルの前です。

勾配が緩めになるとは言っても、途中に9%×1kmの区間と、11%×0.7kmという区間があるので全体を通して均等に緩くない点には注意が必要です。それでも、県道97号よりはかなり楽なのではないかと思います。

訪問日は霧で真っ白でした。

晴れていると飯山市街方面がきれいに見えそうな場所がいくつもあるのですが、あいにく霧が出ていて眺望はもう一つでした。こればかりは運次第なので次回以降に期待したいところです。

斑尾山の北側斜面は行政的には新潟県妙高市なので、斑尾高原も中心部からほんの少し走るだけで新潟県に入ります。斑尾高原というと長野の観光地というイメージを持っていたので、これは意外な感じです。

高原の観光地だけあって公衆トイレや自販機は複数ありますし、ルート的にも飯山市街、牟礼、野尻湖へのアクセスが可能です。目的地としても中継地としてもかなりオススメの場所だと思います。

菅平湖

上田から菅平を経由して須坂に抜けるルートの探検に行きました。上田菅平ICを登り口とすると平均勾配は3-4%ながら、延長は20kmに及ぶとても長い登りになります。

予想通り勾配は厳しくないので、ペースが作れれば楽しく登れる感触でした。しかし残り約5kmの菅平湖で大粒の雨が降ってきてしまったので、今回はやむなく上田へ撤退としました。

写真に雨粒が写り込んでいます。

迷わず撤退の判断をしたので、その後もほとんど雨には当たらずに帰ってくることができました。登り切れなかったのは残念ですが、楽しいルートであることが分かったので良しとしたいと思います。

旧戸草トンネル

北しなの線の古間駅付近に非常に魅力的な土木遺産があります。

旧戸草トンネルという信越本線の旧トンネルです。この看板は駅を出てすぐの所にあるので、駅から徒歩5分程度で見に行くことができます。

見に行ってみると、このような形で現トンネルと旧トンネルが並んでいます。

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牧の入高原

スキー場で有名な高社山(高井富士)の北側に牧の入高原という高原があります。西側の千曲川沿いと、東側の木島平村それぞれから連絡できる道路があるので、自転車で走ると結構面白い場所です。

たかやしろ見晴らし街道の終点を右折します。

西側の道路の方が道が良いのでオススメです。アクセスは県道414号のほか、たかやしろ見晴らし街道も走りやすくて良いと思います。

全体的に道が広く、路面もきれいなので走りやすい坂道です。勾配は平均して7%、延長が4kmあり、簡単すぎずそこそこのコンパクトさでまとまっています。

反対側に降りると木島平のスキー場です。こちらは荒れたコンクリート舗装区間も多いので、下りの際は注意した方が良いと思います。

特に県道指定もされていない名も無い道なのですが、規格が良く、交通量が少ないのでオススメできます。この峠を使いつつ高社山をぐるっと回ってみるルートなんかも面白いかもしれません。

標高による気圧差

小川村の大洞高原は標高がちょうど1,000mです。よく立ち寄る星と緑のロマン館の前が1,000m地点です。

物にもよりますが、1,000mくらいでもお菓子の袋はパンパンに近い状態まで膨らむことがあります。この前おやつに持参したプロテインバーはかなり膨らみました。

標高が1,000mあると標高0m地点に対して気圧が0.9倍程度になります。タイヤの気圧にも影響が出ているはずですが、普段はタイヤのスペックいっぱいまで空気を入れているわけではないので、これは心配しなくても良いのかもしれません。

酸素濃度もほぼ同様に0.9倍程度になるので、登っている時は呼吸の深さにも気を配った方が良さそうに思います。

古間駅

北しなの線の古間駅を訪問しました。お隣の牟礼駅や黒姫駅に比べるとコンパクトな駅です。

古間駅の標高は633mらしく、高さを1m補正することで東京スカイツリーの頂上と同じ高さに立てる台が設置されています。この”東京スカイツリーと同じ標高です”というタイプの看板は県内の他の場所でも時々見かけます。

パッと見ではトイレがなさそうですが、自販機は駅周辺の酒屋さんなども含めていくつか設置があります。この点休憩スポットとしては役立ちそうです。

プラットホームの様子です。反対側の今は使われていないプラットホームが少し寂しげです。

かつては2面3線の駅だったようです。国土地理院の地図・空中写真閲覧サービスより1965年当時の写真を切り出しました。

[国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスを基にheboDJ.netが作成]

しなの鉄道や北しなの線の線路は、元信越本線の幹線の雰囲気が残っていて興味深いです。まだまだ見るべきところがたくさんありそうで楽しみです。