長野市松代のキタコー製豆腐製品を新しく発見したので買ってみました。今回は厚揚げです。キタコーの他製品同様に原料は長野県産大豆100%ということです。

厚揚げの揚げてある層が厚めで、切ってみると少々硬めに感じます。表面が硬いので崩れにくく、煮物や汁物に入れても形を維持しやすいところが使いやすいと思います。

表面をグリルなどでカリッと焼いてシンプルにしょうゆと薬味だけでいただく、なんていう食べ方も良さそうです。
昨年15年近く使っていたドライヤーが故障してしまったので、新しいものを買いました。長野県にはテスコムというドライヤーに実績のあるメーカーの工場があるので、せっかくなのでテスコム製を選択しました。
買ったのはTU20というローエンドの製品です。販売価格1,000円前後と非常に安価な製品です。
ローエンド製品ということでモードも冷風と熱風のみという割り切りの良さです。しかしながら風量は十分で、実用上は全く問題ありません。
デザインもうるさくなく、優秀な製品だと思います。テスコムはサロン向けの業務用製品で実績があるそうなのですが、こういった一般消費者向けのローエンド製品にも手を抜いていないことが感じられます。
現在はこの製品は生産完了しており、後継のTD30-Wという型が販売されているようですが仕様はほぼ同じだと思います。シンプルなドライヤーが欲しい方にオススメです。
面白そうな長野県の鉄道の本を見つけたので購入してみました。タイトルの通り長野県内の鉄道各路線の歴史に関する本で、上巻は廃線・未成線を扱っています。発行元は県内最大手紙としておなじみの信濃毎日新聞社です。
以前自転車で路線跡を追ってみた布引電気鉄道のような一般的な鉄道から、木曽の森林鉄道や碓氷峠の馬車鉄道などにも触れられており、一冊でまんべんなく県内の廃線・未成線を知ることができます。
発行元が新聞社だけあって、鉄道に関する出来事については当時の新聞記事の引用も掲載されており、興味を引きます。
ちなみにこの本が刊行されたのは1987年で、2014年にリニューアルして復刊されたのが今回入手したバージョンです。表記については原則1987年版のままで、その後の情勢変化があったものについては注釈が入っているというスタイルを取っているので、1987年当時の事情が読み取れるという点についても面白いです。
下巻は未入手ですが、現在も運行されている路線の1987年当時の事情などが掲載されているのは間違いないと思うので、こちらも面白そうだと思います。
しばらく長野県で暮らす中で、長野県固有(?)の年末年始の風習として、以下の2つがあることが分かっているところです。
最近何となくこれも長野特有なのではないかと思っていることに、おせち料理を食べ始めるタイミングがあります。
一般的には元旦の朝または昼あたりからおせち料理が食卓に上る場合が多いと思うのですが、長野県においては大晦日の晩からおせち料理を食べ始めることが結構多いようです。
上に挙げた2点との共通点として、元旦よりは大晦日が重視されている傾向が挙げられそうです。”なぜ長野県は大晦日重視なのか”という部分は引き続き謎として残りますが、何か由来のありそうな特徴だと思います。
長野県の主要駅は出口によって風景がかなり違う駅が多いように感じます。長野駅の場合西側の善光寺口はいわゆる繁華街という感じですが、東側の出口はオフィスなどが中心です。松本駅も似たような感じで、東側のお城口は松本城を始め文化施設や商業施設が集中しているのに対し、西側のアルプス口は住宅地になっています。
上田駅も似たような感じで、北側のお城口は繁華街や市役所、上田城があります。南側の温泉口から出たことはなかったので、立ち寄ってみました。
温泉口という名前ですが、駅前に温泉地があるわけではありません。温泉というのは恐らく別所温泉のことを指しているのだと思います。
別所温泉までは距離にして10kmほどありますが、別所線なら約30分、バスなら約40分といったところです。
温泉口には商業施設はありませんが、駅前ロータリーに面して東急REIホテルがあります。こちらのホテルは別所線と同じ上田交通グループの経営だということです。
お城口の賑わいと対照的に静かな感じの温泉口ですが、スペースに余裕があってかなり機能的な印象を受けました。
長野県と関東の冬場の寒さにどれくらいの差があるかについて、最近気になっていました。
明らかに長野県の方が寒いとは思うのですが、関東であっても一日の最低気温は氷点下に達することがあります。比較してみると長野県の方が平均的に寒い(=寒い時間帯が長い、最高気温が低い)傾向にあるのではないかと思ったので、アメダスデータを加工して比較してみました。
比較に使ったアメダスデータは以下の通りです。地点は過去に自転車でよく走っていたエリアを基準に選定しました。
グラフは以下の通りとなりました。
やはり比較してみると関東地方と長野県(今回は北信地域)では平均気温にして4℃程度の差があることが分かりました。関東圏だと寒さのピークは平均気温4℃というところですが、これは長野県での12月上旬・2月末くらいの水準です。
北信地域で安定して屋外を走行できるのは12月上旬くらいまでという認識です。12月も中旬になると雪や路面凍結の可能性が高くなり、外を走るのは難しくなってきます。このグラフから見て日平均気温4℃というのは1つの基準と言えるかもしれません。
お米が切れたのでスーパーであまり見かけない銘柄のお米を買ってきました。
地元スーパーのデリシアが展開するPB、”信州生まれ”シリーズの五郎兵衛米コシヒカリです。産地は長野県佐久市ということです。
五郎兵衛米という名前ですが、佐久市には江戸時代初期に私財を投じて新田開発を行った市川五郎兵衛という人物がいたそうです。その人物が開発した水田は五郎兵衛新田と呼ばれ、現在でも一帯は米どころとして知られているとのことです。
炊いてみるとふっくらと粘りのある炊き上がりになります。冷めてもボロボロとした感じになりにくいので、お弁当に入れてもおいしく食べられます。
五郎兵衛用水は遺構が残っているほか、資料館もあるということでした。土木遺産はもとより興味のあるところなので、また暖かくなったら自転車で用水路探検なども面白そうだと思います。