長野県」カテゴリーアーカイブ

千曲公園

道の駅上田のすぐ近くに半過岩鼻という巨大な岩山がありますが、その上に東屋があることが気になっていました。地図で調べてみると舗装路でつながっているようだったので、自転車で訪問してみました。

ルートとしてはこれが舗装路ルートになると思います。他にも遊歩道や未舗装の林道もあるらしいです。

上田坂城バイパスを外れて左岸側の山に登っていきます。道は少々分かりにくいですが、千曲公園方面を示す立て看板も要所にあるので比較的迷いにくいと思います。

問題は道路の勾配で、延長は1kmくらいなのですが平均勾配が11%少々に達します。しかも途中にコンクリート舗装の溝を切った区間があるので、乗車したまま登っていくのはかなり厳しいと思います。少なくとも溝区間は降りて押していった方が無難なように思います。

この区間が一番キツいと思います。
滑り止めの溝があるのですが、間隔が広い上に高さがあるのでとても厳しいです。

最後の公園入口から駐車場までも荒れた砂利道で、うっかりしているとハンドルを取られそうになります。

駐車場です。電波塔があります。

千曲公園まではかなり苦労しますが、到着後の眺めは格別のものがあります。それほど標高が高いわけではないと思いますが、比較的平たいエリアにここだけ高いという地形なので、理想的なビューポイントになっています。

下流側(長野市方面)です。
上流側(上田市街方面)です。右下に小さく見えているのが道の駅です。
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白馬小径

白馬村付近を走っていると時折この白馬小径という遊歩道の道標を見かけることがあります。メインは遊歩道のようですが、自転車でも楽しめる道のようです。

偶然見かけて写真に撮っておいたものが50番台だったので、かなりポイント数の多い広域の遊歩道なのではないかと思います。

気になったので調べてみたのですが、白馬村のWebサイトには残念ながらあまり詳しい情報がありませんでした。もしかすると現地の案内所や道の駅等の施設であれば詳しい情報を入手できるのかもしれません。白馬方面に出かける際には継続して調査してみたいです。

北アルプス地域サイクリングモデルコース(北側)

長野県の自転車活用推進計画には”Japan Alps Cycling Road”という長野県を一周する自転車ルートの計画図が示されています。これは既存の自転車走行空間や大規模自転車道を活用しながら全県でネットワーク化し、日常の健康増進やサイクルツーリズムに役立つルートを策定しようという試みのようです。

地域別に先行整備区間が存在するのですが、今回はその中の大町・白馬周辺の”北アルプス地域サイクリングモデルコース”をGarmin Connectに落としてみました。

必ずしも周回を前提としたルートではないと思うのですが、一応8の字で環状のルートとなっており、総走行距離は約50km、獲得標高は1,000m程度となっています。

ルートを見ていくと先日のエントリで取り上げた姫川スプリングラインと思われる区間も一部あるほか、青木湖を周回する道路や国道148号などが盛り込まれています。

偶然ですが、昨シーズン走った栂池高原もルートに含まれています。確かに通過交通もなく気楽に走れた記憶があるので、モデルコースに選定されるのも納得という感じです。

難所は千国駅から栂池高原までの登り(平均勾配5%ほど×7km)ですが、これはまず白馬駅周辺から栂池高原に登ってしまうことで下り坂としてクリアできます。ただしその場合は帰りが緩やかな長い(なんと20kmほどの)登り坂になります。

逆に千国駅から栂池高原に登ると、まとまった坂にはなりますがその後が多少楽になります。どっちにしてもそれなりに坂と相対することになるので、このあたりはお好みでというところかもしれません。

走り慣れている人にとっても楽しい、好ルートなのではないかと思います。

信州生まれ 信州こだわりそば

長野県内にはいくつか地場のスーパーマーケットチェーンがありますが、そのうちの一つ、デリシアが展開しているPBブランドに”信州生まれ”というシリーズがあります。これは地場の素材にこだわって製造された食品なんだそうです。

今回はその中の乾麺そばを買ってみました。

そば粉・小麦粉は100%長野県産、製麺も長野県内で行っているというまさにこだわりの詰まった乾麺です。そば粉はともかく小麦粉を100%長野県産でまかなうのは結構大変なのではないかと思います。

ゆでた様子がこちらです。レシピ通り5分でゆでると、しっかり角の立った歯ごたえのあるそばができあがります。色合いは全体的に白っぽいですが、原材料名表示ではそば粉が先頭に来ているので、そばの比率が過半以上と思われます。

長野のスーパーではそばも色々と選べるので楽しいです。今回のおそばもおいしくいただきました。

畑の給食ホリホック

川中島にある畑の給食ホリホックというお惣菜屋さんに行きました。このお店は手作りお惣菜の販売のほかイートインもできるお店です。オリジナルの冷凍食品なども販売されており、かなり本格的なお惣菜のお店です。

場所は県道77号沿いです。西友川中島店のすぐ近くですが、店舗が道路に対して奥まったところにあるのでちょっと注意です。

今回のお目当てはお惣菜ではなく、ここに定期的に納品されているという鬼無里のソノマノさんのパンです。冬場に鬼無里に行くのは大変ですが、ソノマノさんのパンは長野市内のいくつかの店舗でも販売されています。

首尾良くパン2個を入手できました。冬場はこの方法で良さそうです。今度はお惣菜もあわせて購入してみたいところです。

早朝の善光寺

年が明けてから大分経ってしまいましたが、2020年になってからまだ一度も善光寺にお参りに行っていなかったので遅まきながら参拝をしてきました。

今回は早起きして午前6時台に参拝したのですが、冬場の朝ということもあって人もまばらでスムーズに参拝することができました。朝のお勤めも行われており、厳かな雰囲気でした。

塩田城址

先日偶然発見した上田から鎌倉へ至る古道の一部ですが、関連して終点である塩田城とはどのようなところだったのかを調べてみることにしました。ネットで検索すると鎌倉時代に北条氏の居城として作られ、その後武田信玄により占領されたなどの情報が出てきます。

場所は上田市前山という地域です。別所線にはそのものズバリの塩田町と中塩田という駅がありますが、そこから真南に進んだ先の山腹に城があったようです。

自転車で向かうと山腹の城らしく、途中までは短いながらも急な登りが続きます。山の中にひっそりと城跡が残っていました。

この場所はまだ入口で、発掘調査などが行われたのはここからさらに山を登った先だそうです。

見取り図がありました。弘法山という山を背後に山腹に砦を配し、前方は川と堀で守るという防御力の高そうな立地です。

説明板がありました。上田城建設後は使われなくなってしまったようです。確かに千曲川沿いの警戒であれば上田城の方が立地としては優れているように思います。

城跡からの千曲側方向の眺めです。確かに現代にあっても見通しが良く、千曲川沿いを行き来する交通などにも気を配りやすかったことでしょう。

偶然の古道の発見からの試みでしたが、楽しい史跡探検となり満足でした。

松本市街

松本に行く用事があったので、ついでに市街地を探索してきました。

松本城のある城下町なので市街地の道路ネットワークはかなり複雑です。特に一方通行が多いと感じました。

美術館西交差点の前です。

何本かある大通りは比較的余裕のある印象でした。

それほど広くない道路にも自転車レーンが整備されていました。

自転車レーンの整備がかなり進んでいたのが印象的でした。松本市街のものは赤系の塗装なのが特徴的でした。

市街地の飲食店にも自転車スタンドが置かれている店がちらほらあり、全体としては自転車にフレンドリーな街のように思えました。松本付近はまだあまり自転車で探索できていないので、2020シーズンは探索を進めたいところです。

街中にはこういった案内板が数多くあり、徒歩での移動に便利でした。
お土産に丸正製パンさんでカンパーニュを買いました。

信州しなの料金回数券

長野駅の券売機では信州しなの料金回数券というお得な切符が売られています。これは最長で長野-塩尻間の特急しなのの自由席に乗車することができる4枚つづりの特急券です。

4枚で2,080円と非常にお買い得な切符です。他のお得な切符との組み合わせ利用もできるので、信州ワンデーパスや信州往復きっぷと組み合わせると更にお得です。

利用期間内であれば年末年始や大型連休も関係なく通年使えるところもありがたいです。

自由席券相当の切符ですが、空席の指定席を利用することもできます。(車内改札があります)

長野-松本間は特急しなのを使うと普通電車に対して20分前後のアドバンテージがあるので、かなり費用対効果は良いと思います。篠ノ井線のそもそもの運転本数が多くないので、乗れる電車が増えるという面だけでもメリットがあると思います。

ソルガムきび餅

ソルガムきびという雑穀の入ったお餅をいただきました。

ソルガムきびは長野市西部の七二会で特産品として育成中の作物だそうです。別名をもろこし、コウリャンともいうそうです。コウリャンという名称は昔世界地理の勉強をした時に聞いた覚えがあります。

特徴としてはそれほど手がかからない作物という点が挙げられ、人口減少や耕作放棄地に悩まされる中山間地の救世主になるのではと期待されているそうです。

さっそく電子レンジで柔らかくしてあんこをまぶしていただいてみましたが、きびのつぶつぶ食感がアクセントになっていておいしくいただけます。ソルガムきび自体はどうも味や香りにそれほどくせはないらしく、普通の粒入りのお餅のような食味でした。

栄養面で見ていくとこのソルガムきびはグルテンフリーである点が見逃せません。 小麦にアレルギーがある方用の代替材料としても良いのはもちろん、昨今グルテンフリーで体調を改善する健康法も注目されています。

文部科学省の食品成分データベースで調べてみると、100gあたり10%前後がタンパク質なのも要注目です。オートミールほどではないですが、身体作りに向いた穀物だと思います。シリアルバーなど筋肉食としての原料の可能性も秘めているのではないかと思います。