長野県」カテゴリーアーカイブ

そばの花

ちょうど今頃、長野県内では秋に収穫されるそばの花が咲いています。白くて小さい花が一面に広がる様はなかなか美しいのですが、花は肥料などに例えられる独特の異臭を放っています。

そばは受粉をしづらい植物らしく、生存のために強烈な香りで虫を呼ぶように進化したのかもしれません。実際、そば畑には良く虫が集まっているのを見かけます。

見た目と臭気のギャップがありすぎて面白いので、この時期に長野を訪問される場合は是非そば畑をご覧頂きたいと思います。

珍しい”その他の危険”と”火気厳禁”標識

8/28のエントリで取り上げた長野市道浅川東条台ケ窪線には、2ヶ所ほど変わった道路標識があります。

エクスクラメーションマークで表される”その他の危険”という標識です。

しかも気になるのが補助標識で、”火気厳禁”、”ここから30m区間”という内容です。道路標識で”火気厳禁”とされているのは初めて見たかもしれません。

考えられる理由としては直江津-東京間を結んでいる天然ガスパイプラインの存在があります。このパイプラインは坂中峠付近を通っているらしいので、もしかすると台ヶ窪周辺の地中にパイプラインが埋設されているのかもしれません。

ちなみにこのパイプラインが通っているおかげで、長野市や須坂市、小布施町などでは都市ガスを利用することができます。

地下埋設物なので国土地理院の地形図などでは確認できず、推測になってしまうのが少々残念です。

りんごの実

りんご畑を自転車で通りかかったところ、木を見てみるとかなりりんごの実が大きくなっていました。

出荷が早い品種だと例年10月頃から新しいものが店頭に並び始め、遅い品種は1月頃に至るまで販売されます。

りんごに限らず桃やぶどうなど果物の収穫時期ですが、こうなってくると爆音機の稼働も始まります。音が苦手なのでこれからシーズンオフくらいまでは果樹園近くの道路はルートに組み込まないなど工夫していきたいところです。

ツルヤオリジナル 有機くるみのたれ

長野県の地場スーパー、ツルヤのPB商品です。

長野県はくるみの主要な産地の1つらしく、くるみを使ったお菓子などが有名です。この商品はくるみこそ海外産のものを使用していますが、信州新町の工場でたれに加工したという製品になっています。

たれは甘しょっぱく味付けがされており、単体でもつけだれとして利用できます。ドレッシング代わりに使ったり、めんつゆに混ぜてくるみそばにしてみたりとアレンジ幅は豊富です。

使い勝手のいい商品なので長野県のお土産にもいいと思います。

阿部納豆店 たまご納豆

長野県のご当地納豆をまた見つけたので買ってきました。中野市の阿部納豆店による”たまご納豆”です。

商品名の”たまご”は”卵のような栄養豊富な食品であって欲しい”という願いをこめて付けられたものだそうで、製品自体に卵は使用されていません。

小粒で粘りが強く、練っているとかなり抵抗を感じます。

納豆には多くの場合たれとからしの袋が添付されていることが多いですが、この納豆は調味料の類いは添付されていません。それと引き換えなのか標準的な40gパックが4つセットになっているのでちょっとお買い得です。

調味料がないのは逆に考えれば毎回自由にカスタマイズして食べられるということでもあるので、こだわり派の方にオススメできます。

井上醸造 豊穣 中取り

長野県産の味噌のご紹介です。

鳥のマークがかわいいパッケージです。

今回試してみたのは長野市妻科にある井上醸造さんの味噌です。妻科という地域は長野県庁のあたりです。

こちらの味噌は完全な手作り・天然醸造を貫いていることが特徴で、現代においてこの製法を続けているメーカーは非常に少ないそうです。

原料も大豆・米ともに100%長野県産と徹底しています。

味の方は塩気だけではなく、発酵食品らしい複雑な味が出ているように感じます。このあたりは自然のペースで発酵した味噌ならではのものかもしれません。味噌自体がおいしいのでご飯と味噌だけで満足できそうなくらいです。

とりあえずレギュラーメニューの豚汁に使ってみましたが、やはりおいしく仕上がりました。商品は他にもバリエーションがあるそうなので、今後試してみるのが楽しみです。

長野県道36号の通行止め(220727)

大望峠付近の長野県道36号が集中豪雨による法面の崩落で通行止めになってしまったそうです。

この区間が通行止めになると戸隠-鬼無里間の行き来ができないと思うので、生活や観光に影響がありそうに思えます。

県道36号は少しずつ改修が進んで走りやすくなってきていますが、沿線環境の厳しさを改めて感じる災害です。

おびなた 戸隠そば

暑いのもあるのでスーパーでそばの乾麺を買ってきてもりそばを食べることにしました。

おなじみ戸隠のおびなたが製造しているその名も”戸隠そば”です。そばと小麦粉の割合は明記されていませんが、成分表示ではそばが先頭なのでそばの割合が半分以上と思われます。

ゆでるとこのような感じで、ちょっと太めであまり角が鋭くない見た目です。パッケージにもある通り麺の表面がざらざらした感じになっていて、つゆが絡みやすいということです。

実にスタンダードな感じの乾そばで、スーパーで買える乾そばのベンチマーク的商品と言えるのではないかと思います。そこまで高額な商品ではないにもかかわらず、原料のそば粉は長野県産、小麦粉も国産とこだわった原料が使われているのもありがたいポイントです。

塚田五六商店 四代目五六・木綿

長野市にある塚田五六商店の豆腐です。見かけたことのない銘柄だったので購入してみました。

材料は大豆と豆腐用凝固剤(にがり)のみというシンプルな構成です。木綿ということで確かに表面は木綿豆腐のようですが、実際に食べてみると内側はかなり滑らかで絹ごし豆腐のようでもあります。商品名は木綿となっていますが、絹ごし豆腐のつもりで使っても全く問題ないと思います。

一般的に売られている豆腐に比べて原料の味が濃く、しっかり作られている商品だと思います。県産品でこういったものが手に入るのはありがたいことです。

むさしやのジンギスカンパック

信州新町にある”レストランむさしや”のジンギスカンがパック詰めにされたものです。県内のスーパー等で容易に入手できます。

信州新町はジンギスカンが名物として知られており、中でもこのむさしやは人気店として有名です。人気店の味が自宅でも味わえる商品となっています。

こんな感じで好みの野菜と一緒に焼くだけで気軽にジンギスカンが食べられます。

ラム肉なので豚肉や鶏肉より割高ではありますが、それでも有名店の味ということで人気を博しているようです。長野県では自宅分の野菜を自給自足している世帯も多いので、自前の野菜+ジンギスカンパックの組み合わせがポピュラーだと聞きました。肉も柔らかくしっかり味が付いていて優秀な商品だと思います。