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CATEYE VOLT800のバッテリー試験

自転車用のフロントライトとして使用しているCATEYE VOLT800のバッテリーがすぐなくなってしまう気がしてきました。VOLT800は充電式のライトなので充放電を繰り返せば徐々に最大容量が少なくなってしまうことは考えられます。

購入してから5年くらい経過しているので、この機にバッテリーの持続時間をテストしてみることにしました。

大分くたびれた感じになってしまいましたが、本体は堅牢なので安心感はあります。

テストの方法はそれほど厳密なものではなく、バッテリーを最大まで充電して、ライトを点灯させていつ消えてしまうかを観察するというものです。VOLT800はバッテリー残量が少なくなると知らせてくれる機能があるので、ライトを数時間観察し続ける必要はありません。

とはいえ、長時間観察をするのはさすがに厳しいので、点灯モードをミドルに設定し、3.5時間を見込んだテストにしました。

テスト結果

結果、テスト開始から3時間20分で残量少のお知らせが出て、3時間32分で完全に消灯してしまいました。結構長く運用していますが、ほぼカタログ通りのバッテリー持続時間を示したことになります。

ただし今回は20℃程度に空調された部屋での試験なので、外気温が寒いともう少し持続時間は短いかもしれません。

残量少状態になってから正味10分程度しか持続しないというのも今回試験してみて初めてわかりました。基本的に残量少=ほとんど残量なしと見込んでおいた方が良さそうな感じです。

買った当時はこんな感じでした。

無料化した白馬長野有料道路を自転車で通る

2025年の2月16日から白馬長野有料道路が無料開放となりました。有料道路時代から自転車で通行していましたが、無料開放されてどうなったのか気になったので訪問してみました。

料金所は早速解体工事が始まっていました。中央のレーンは通れないようになっており、あいている左右のレーンを徐行して通行するようになっていました。

休憩所的に利用できた駐車場も回数券払い戻しのために訪問した人用の駐車場ということになっていました。そのほか、解体工事用の作業車両などもこちらに止まっていました。

少々ショックだったのは公衆トイレが閉鎖されてしまったことです。無いと困るという場所ではなかったのですが、立地的にちょうどいい場所だったのでよくお世話になっていました。

料金授受ブースもこんな感じになっていました。有料道路時代は係員向けなのか、有線放送かラジオかが流れていたのですが、今は全くの無音となってしまい、少々寂しくも感じます。

歩道に面している自転車用の料金箱もこんな感じで封鎖されていました。

料金所はなんだか寂しい感じになってしまいましたが、無料化されたことで通行量はかなり増えているらしいということです。特に有料道路からでないとアクセスが少々面倒な道の駅中条には今回の無料開放が結構影響するのではないかと思います。

飯山線サイクルトレインが2駅延伸

飯山線に自転車を直接持ち込めるサイクルトレインの利用区間が、従来の森宮野原駅-飯山駅間から森宮野原駅-替佐駅間へ区間延伸したそうです。飯山駅から長野駅方面に2駅分延伸したことになります。

GO!GO!千曲川 飯山線サイクルトレインプラン2025

[飯山自然郷アクティビティセンター]

蓮駅は少々秘境駅感があるので便利かどうかはわかりませんが、替佐駅(下記地図の場所)は結構便利なのではないかと思います。4kmほど離れていますが高野辰之記念館への最寄り駅ですし、そのまま斑尾高原方面に登ることもできます。

また、最近笠倉壁田橋が完成したことで、千曲川を渡って高社山方面に出るのも簡単になりました。

飯山線の輸送の状況から見て信濃浅野駅くらいまでは延伸可能だと思うので、徐々に利便性が高くなるといいと思います。

Panaracer Agilest Duro(25c)

毎年なんとなく違う銘柄のタイヤを試しているのですが、今年はおなじみパナレーサーのタイヤにしてみました。かつてはRace Type ○○というブランドでしたが、数年前にAgilestというブランドにリブランドされています。

バランス型のA、軽量型のL、耐久型のDの3種類構成なのはかつてと変わらずです。今回はDタイプを後輪のみに装着しています。前輪については昨年のタイヤがもう少し使えそうなので、寿命ギリギリまで引っ張って運用する予定です。

最近パナレーサーは紫で製品のカラーを統一しているのか、ラベルは暗めの紫色です。最近発売になったTPUチューブも紫だったように思います。

パターンはおなじみの梨地のような模様です。なかなか軽快に転がってくれる感触があり、旧ブランドの時から気に入っています。

昔の耐久力重視のタイヤは重量もまあまあかさんでいましたが、現行品は25cでも240gと一昔前の軽量タイヤのような重量になっています。

このタイヤは今時珍しい日本国内製ですが、自転車屋さんに聞いたところによると耐久力を出すための対パンクベルトを挟んで成形する工程が国内でないと安定しないということです。日本メーカーのこだわりが感じられるタイヤとなっています。

OGK KABUTO VOLLZA

今使っているヘルメットが勤続3年に達したので交換することにしました。パッと見では何も問題がないのですが、メーカーによれば紫外線等々による劣化もあるので、何もなくても3年くらいで交換するのが安全だそうです。気分も変わるので一応3年サイクルで交換するようにしています。

ヘルメットのメーカーも様々ありますが、私はOGK KABUTOの製品を愛用しています。私はかなり頭が大きい方だと思うのですが、OGK KABUTOの製品はサイズも大きいものがあり、しかもヘルメット自体の形状もアジア人の丸い頭に合っているので気に入っています。

今回はミドルグレード帯の製品としてラインナップされているVOLZZAを選択しました。

昔からよくあるスリットの多く入ったデザインです。帽体は全体的に丸めに作られており、かぶった状態で正面から見ると少々横に張り出して見えます。私はそもそも頭が大きいのであんまりこの辺は気にしませんが、気になる方もいそうな感じはします。

カラーはいろいろあるのですがこのオリーブドラブのようなカラーにしました。最近はこういうアースカラーというか、くすんだ感じの色がトレンドのようです。

アジャスターは自転車ではシューズなどでよく採用されるBOAクロージャーが採用されています。これによりアジャスターを締め込んでいくと後頭部全体が徐々に締まっていくような感じで固定されるので、フィット感が良くなっています。

そんなわけで毎回安心して起用できるOGK KABUTOの製品となっています。こういったスポーツ用製品以外にも普段使いに向いたモデルもあるので、自転車用のヘルメットメーカーとしてはかなりおすすめです。

Stravaがワンタイムパスワードによるログインに対応

自転車の走行記録に使っているStravaがワンタイムパスワード認証に対応したそうです。ワンタイムパスワード認証に切り替えることによって次回以降はパスワードの入力は不要になり、ワンタイムパスワードによってのみ認証できるようになるようです。

ワンタイムパスワードは登録しているメールアドレスに配信されてくるので、そこに書かれたワンタイムパスワードをログイン画面で入力するか、またはメールに記載されているリンクから直接ログインすることもできます。いわゆる二要素認証なのかと思ったらそうではないようで、ちょっと変わった構成だと思います。

ワンタイムパスワードというので最初はてっきりMicrosoft Authenticatorのような認証アプリを使うものかと思っていましたが、こういった変わった仕組みだったので意外に感じました。単なるパスワード認証だと総当たり攻撃やほかから入手した認証情報を試されたりする可能性があるので、メール経由でパスワードを別送する形にしたということだと思います。

改めて認証方法の説明をよく読み込んでみましたが、Stravaの場合は登録したメールアドレスにアクセスできなくなるとアカウントの回復ができなくなってしまうようです。予備の連絡先情報なども登録できないので、この点は少々注意しておきたいと思います。

自転車シーズン2025開始

急に暖かくなったのでいよいよ自転車を屋外に出して走ってみることにしました。

コースは毎度のごとく千曲川沿いです。

オフシーズン中もローラー台で身体を動かしてはいましたが、2-3ヶ月屋外を走行しないとやはり勘が鈍る感じがあり、毎年シーズンインから2回くらいは感覚を確かめながら走るような感じにしています。

特に屋外だとほかの交通があるので、周囲に注意を払いながら走行するのはある程度の慣れが必要に思います。

毎年3月近くなると4月下旬の長野マラソンを見据えてか、千曲川サイクリングロードはランナーの方で賑やかなのが恒例の風景です。

今年は篠ノ井橋から下流側でも工事が継続しているので、3月中は少々走行しにくい状況となっています。篠ノ井橋の上流側は今年の夏頃まで工事が続くようなのですが、下流側については4月くらいには工事が終わるのではないかと思います。

StravaのアクティビティをGarmin Connectに手動インポートする

普段自転車関連のアクティビティはwahooのELEMNTからStravaへ、ウォーキングやランニングなどのアクティビティはGarmin ConnectからStravaにデータを集約するようにしています。

結果、Stravaにすべてのアクティビティが集まってくるので一覧性は良いのですが、一方で日々の体調管理に使っているライフログ的な情報はGarmin Connectのみが持っています。

なんとなくですがGarmin Connectにも自転車関連のアクティビティがあった方がライフログが正確になる感じがしたので、何らかの形でデータを転送できないか調べてみました。

wahoo ELEMNTからGarmin Connectにデータをインポートできたら一番いいですが、wahooとGarminは競合関係にあるので残念ながら直接のインポートはできません。

一応Stravaから手動でアクティビティを出力する方法があり、出力したファイルをインポートすると人力ながらデータを同期できます。

手順

  1. Web版のStravaで個別のアクティビティを開き、”オリジナルをエクスポート”を選択します。
  2. fit形式でデータがダウンロードされるので、適当な場所に保存します。
  3. Web版のGarmin Connectを開き、右上のアップロードアイコンを選択します。
  4. データのインポートを選択し、2でダウンロードしたデータをインポートします。

手動インポートしたデータがStravaに再度連携されて二重記録にならないか心配しましたが、手動なのが良かったのかそのようなことにはなりませんでした。本当は全自動でGarmin ConnectとStravaそれぞれに全アクティビティが載るのが理想ではあるので、何かいい方法がないか探ってみたいとは思います。

自転車シーズンインの見極め

例年であればそろそろ屋外を自転車で走り始めても大丈夫な時期なのですが、今年は直近で結構大きい寒波があったので感覚的にはまだもう少し時間がかかりそうな感じです。定量的な判断も必要になると思ったので直近3年間の日平均気温をグラフ化してみました。

アメダスの地点は長野とし、1月1日から2月28日までを比較しました。数年間住んでみての感触では日平均気温がある程度連続で2度を上回るようだと路面凍結の可能性が低くなり、比較的安全という印象です。

こうしてみると例えば2023年や2024年は今くらいの時期から基準を超えていたようです。昨年2月は最低気温が非常に高い特異的な日が数日あり、黄色の線は他の年に比べて大きく上側に振れています。

一方で今年を示す緑色の線はここしばらく0度を下回っており、2週間予報によれば月の後半も再び寒波到来という話もあります。そういったわけで2025年は自転車のシーズンインが例年よりちょっと遅めになりそうな予想をしています。

自走回送

メンテナンスの終わった自転車を短距離ですが試してみました。初めてシマノ純正以外になったチェーンはなかなかカチッとした精度の高そうな感触で、いい印象を受けました。

おなじみの羽根倉橋です。

多少乗っていくとまた受ける印象も変化していくとは思うので、細かいフィーリングには注意を払っておきたいと思います。

久々に冬の荒川周辺を走りましたが、北西の風が強くて驚きました。さすがに強すぎないかと思って帰宅後にアメダスのデータを参照しましたが、私が通過したくらいの時間帯の風向風速は北西8m/sという値で、特に風が強かったようでした。

関東にいた頃は冬場は朝の内にできるだけ北西方向に距離を稼いで、帰りを追い風にして帰ったことなどを懐かしく思い出しました。