自転車」カテゴリーアーカイブ

チューブレスレディタイヤ

先日自転車屋さんにメンテナンス依頼に行ったときに、昨今増えてきているチューブレスレディタイヤの話を聞きました。

ロードバイクのタイヤが空気を保持する方式は現在3つのものがよく使われています。

  • チューブラー(タイヤとチューブが一体になっているもの)
  • クリンチャー(タイヤの中に別体のチューブを入れて膨らますもの)
  • チューブレス(タイヤ本体が空気保持の機能を持つもの)

歴史があり、冗長性があるといわれているのがチューブラー、一般的に流通していて取り扱いが容易なのがクリンチャー、昨今増えてきているのがチューブレスという印象です。私はずっとクリンチャーのシステムを採用しています。

チューブレスレディタイヤというのはチューブレスシステムでもクリンチャーシステムでもどちらでも運用可能というタイヤだそうです。各メーカーのハイエンド品に多いように思います。

自転車屋さんによれば性能に期待してクリンチャーで運用する例があるそうですが、チューブレスレディのタイヤはそもそもタイヤ本体が高圧の空気を保持できる関係で素材が硬いことが多く、パンクなどのトラブルの際に容易にタイヤが外れなかったり、あるいは外せてチューブ交換はできたがタイヤが元に戻せなかったりというトラブルが発生しがちだそうです。

私はそもそも普通のクリンチャータイヤでもホイールにはめるのに苦労することが多いので、とてもそのような腕力を要しそうなシステムは運用できないと思いました。

こういった生情報は実店舗で話を聞いてみて初めて知ることも多く、とても助かっています。

東京サンエスのカタログ

お世話になっている自転車屋さんから東京サンエスのカタログをいただきました。

東京サンエスは自転車用品の問屋かつメーカーで、各メーカー製品の取り扱いに加えて自社ブランドであるDixnaやOnebyESUでもユニークな商品を色々と開発しています。

私は最初の自転車のハンドルを同社オリジナルのものに変えてからご縁があり、今はフレームもサンエスさんと交流のあるRitcheyのものになりました。ハンドルも初代の自転車から引き継いで15年近く愛用しています。

サンエスさんのカタログは取り扱いメーカーが多いので色々な商品が掲載されており、見ているだけでもなかなか楽しめる1冊です。

自社ブランドも東京サンエスの主義のようなものが感じられ、私はとても気に入っています。これからも独自の路線を追求していってほしいと思います。

wahoo KICKRでのライドがStravaで汎用ワークアウトとして認識される問題

普段wahoo KICKRで屋内トレーニングを行った結果についてはELEMNTサイクルコンピュータ経由でStravaに転送して記録を残すようにしています。最近、転送された記録がStrava上でライドではなく、汎用のワークアウトとして認識される事象が何回か発生しました。

こんな感じでライドとして転送されてくればOKです。
汎用ワークアウトになってしまった場合はこういう波のようなアイコンになります。

記録自体は転送されているのでいいのですが、ライド固有のログ、例えばケイデンスや出力がStrava上に履歴として残らなくなるという問題があります。Stravaはパワーカーブやパワースキルなどの出力履歴を後から確認できる楽しい機能があるので、特に出力記録は正確に保存しておきたいものです。

汎用ワークアウトとして転送されてしまったトレーニング記録はケイデンスや出力のデータが欠損してしまっているわけではありません。なので、後からアクティビティの種別を汎用ワークアウトから屋内ライドに変更すれば大丈夫です。

1件1件変更してもいいですが、割と簡単なのはStravaのMy アクティビティ機能の簡易編集機能を使うことです。

対象のアクティビティを特定したら編集ボタンを押してスポーツの種類をライドに変更して保存します。

この方法を使うと汎用ワークアウトになってしまったアクティビティログをフィルタリングして作業ができる上に、各アクティビティを編集する際に画面遷移も起きないので速やかに変更ができます。

滝沢川橋りょう

龍洞院架道橋とセットで見学できるJR篠ノ井線関連の文化遺産です。

龍洞院架道橋からは篠ノ井駅方面に200mくらい離れた場所にあります。こちらは川というか沢を通すための橋なので、注意を払わないと通り過ぎてしまう可能性もあります。幸いにして国指定文化財の看板と説明看板があるので、これに気が付けば場所はわかります。

説明書きにもある通りアーチ部分が色の違うレンガで作られているところがちょっとおしゃれなポイントです。当時の技術者が実用性以外に美観も考えて設計施工したことがうかがい知れる構造物となっています。

JR篠ノ井線は官営時代の1900年-1902年に開設されているので、沿線にはほかにも歴史のある構造物がいくつか残っているようです。

龍洞院架道橋

長野県にある鉄道関連文化遺産の1つ、龍洞院架道橋です。

JR篠ノ井線の架道橋で、橋の下は龍洞院というお寺の参道になっています。建設されたのは1900年で、篠ノ井線の開設に際して建設されたものです。開設当時の篠ノ井線は篠ノ井駅から西条駅までで、塩尻駅までが全線開通するのは1902年のことです。

片側は後から補強されたような形跡も見えます。

築126年の建造物ながらそれほど劣化した様子もなく、今でも鉄道の荷重を支え続けています。こういったレンガ造りのトンネルは劣化などが原因で現代的な修繕が行われることも多いですが、この架道橋はレンガ造りもよく観察できて非常に見ごたえがあります。

交通の便に少々難ありで、鉄道で行く場合最寄り駅の稲荷山駅から道なりで4kmほどあります。車で行くにしても周辺道路が少々手狭なので注意が必要です。自転車であればそれほどアクセスには苦労しないと思います。

屋内運用している自転車の注油

毎年12月初旬から2月中旬くらいまでは積雪や路面凍結で屋外を走行できないため、自転車は屋内トレーナーに装着しての運用になっています。屋内で運用していてもチェーン部分が露出しているので、どうも徐々にチェーンオイルが揮発するのか、潤滑が悪くなってきてしまいます。今日見てみたところチェーンのコマ部分が乾燥一歩手前という感じに見えたので注油をしました。

洗浄してから注油にするか迷いましたが、屋外走行の時と違って土や砂の類や、植物の破片が巻き込まれている感じでもないので注油だけにしました。チェーンのコマ部分がしっとりしていればしばらくは安心だと思います。トレーナーでの走行感もかなり良くなりました。

国道403号の新矢越トンネルと(旧)矢越トンネル

筑北村と安曇野市をへだてている新矢越(しんやごせ)トンネルというトンネルがあります。竣工したのは2017年で割と最近の話です。残念なことに両車線とも道路脇部分に余地が少ないので、私は自転車で通行した実績はありません。

地図で見てみると旧道区間があるようなのですが、現在はどうも通行できなさそうです。通行はできないとはいえ少々興味が出たので過去の空中写真情報などをもとに旧道区間を調べてみました。

OSMだと旧道も図示されています。

[国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスを基にheboDJ.netが作成]

山間地ゆえか国土地理院の空中写真でも現場をちょうど撮影した写真が発見できませんでした。撮影コースの一番西端に写っている1992年当時の写真があったので、そちらに現道(水色)と旧道(紫色)を大まかに図示しています。1992年の写真なのでまだ長野自動車道が開通していません。

こうしてみると線形については大幅な改善がされていることがわかります。

長野市方面-松本市方面の移動は現在は基本的に長野自動車道を使う場合が多いと思います。仮に一般道で行く場合でも国道19号を使うのが多いと思います。

しかしながら国道19号については定期的に災害による通行止めや規制が多く発生していますし、長野自動車道も事故や工事等で通行できなくなったり、あるいは渋滞したりという場面も想定できます。

山越えを挟んでしまうとはいえ、こういった有事の際のバイパス路線として国道403号がある程度の利便性を維持しているのは意味のある事のように感じます。

BC-SJスーパージャンボなくなる

ロードバイクの頑固な油汚れに使用しているパーツクリーナーがなくなりました。ワコーズのスーパージャンボという製品です。自転車の場合は量をそれほどたくさん使わないので、缶が大きいのと相まって長持ちします。

確かこの缶は2018年ごろに購入して以来少しずつ使っていたものだと思いますが、そんな中でモデルチェンジがあり、今はストロングジャンボという名前で売られているそうです。

さすがワコーズさんの製品だけあって性能はとてもいいのですが、危険物等級が消防法危険物でいうところの第四類(可燃性)、その中でも第一石油類という引火点の低いグループに属しています。ガソリンやトルエンの仲間ということになります。

ご家庭で使うにはちょっと危ない感じもあるので、次回以降はもうちょっと安全性の高いディグリーザー的なものを使ってみようかと思っています。

タルタルーガ輪行袋で冬季休車

さすがに自宅近隣も毎日路面が明らかに凍結するようになってしまったので、普段の買い物などに使っているタルタルーガも冬場のお休みに入ることにしました。

折り畳み自転車なので折りたたむとだいぶコンパクトになります。一手間かかりますが畳んだ上で専用の輪行袋に入れて保管しています。

こうすることで本体にほこりやごみが付着することを防げて、なおかつ駆動系パーツが露出しなくなるので、うっかり触ってしまい服などにチェーンの汚れが移ることを防げます。タルタルーガの輪行袋は専用設計になっているので写真のようにとてもおさまりがよく、こういった保管用途にも向いていると思います。

国道406号戸隠橋付近の謎のトンネル調査

長野市街地から鬼無里方面に向かう国道406号の戸隠橋付近に通行できない古そうなトンネルがあり、以前から気になっていました。鬼無里から長野市街地に向けて走ってくるとどうしても目に入るので、2016年に旅行で来て初めて通行した時から気になる存在でした。

これです。写真は2016年10月に撮影したものですが、今も状態はあまり変わっていません。

わかりにくいですが川場隧道(トンネル)と読み取れます。もしかしたら川湯かもしれません。

通行止めになっているので徒歩であったとしても調査は不可能なのですが、各種インターネットで公開されている地理情報類を使って遠隔調査をしてみることにしました。

長野市道路台帳網図

通行止めの看板が長野市名で掲出されていることから市の管理道路(市道)の可能性が高いものと判断をしました。長野市の場合市が管理する道路についてはインターネット上で道路台帳図と道路台帳網図が閲覧可能です。

これによるとこのトンネルは長野市道戸隠南432号線という路線であることがわかりました。また、この道路の先に戸隠南435号線という道路が接続していることもわかりました。

Openstreetmapではなぜかこの432号線が図示されており、線形が大体わかるようになっています。

まず気になったのはこのトンネルを抜けるとどこかに通り抜けできるのかということでしたが、少なくとも道路という形では行き止まりになっているようでした。

こうなってくるとこの道路が何のために作られているのかが気になってくるところです。

国土地理院の空中写真閲覧サービス

そこで今度は国土地理院の空中写真閲覧サービスで上空から何があるかを調べてみることにしました。このデータは過去の写真も含まれているので、現在はなくなった施設などがある場合でも調査が可能です。

いくつかの年代で比較ができるとよかったのですが、場所が山間部ということもあってか1976年と2010年の写真しか使えそうなものがありませんでした。しかも1976年は撮影縮尺が1/15,000なので少々小さめです。

比較してみるとこんな感じになります。

2010年
1976年

※本エントリ内の写真はいずれも国土地理院の空中写真閲覧サービスのものを加工

かなり大ざっぱではありますがおおよそ同じ場所を切り出してみました。こうしてみると1976年の写真は道路網が2010年と比べてかなり未発達に見えます。一方で田や畑、または人の手の入った山の面積は1976年の方が圧倒的に広く見えます。2010年の写真で見るとかなりの面積が自然に帰っているような印象です。

今回のトンネルの位置をだいたいで写真上に落としてみるとこんな感じになります。道路の先に何があるかというとどうも田んぼだったようです。山間地なのでいわゆる棚田のような形態です。

わかったこととわからないこと

なんとなくこれでこのトンネルが田んぼへのアクセスに使われていた道路らしいことがわかりました。しかしここで少々疑問が出てくるのが、果たして個人の田畑にアクセスする道路のために市がトンネルまで作ってくれるものだろうかということです。

1976年の写真からは読み取れませんでしたが、元々トンネルの先に人家があり、生活用の道路を改善するためにトンネルが作られた、などの経緯が想像できます。

調べてみたら逆に謎が深まってしまいましたが、いろいろと興味深いことがわかり面白い調査でした。