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StravaのアクティビティをGarmin Connectに手動インポートする

普段自転車関連のアクティビティはwahooのELEMNTからStravaへ、ウォーキングやランニングなどのアクティビティはGarmin ConnectからStravaにデータを集約するようにしています。

結果、Stravaにすべてのアクティビティが集まってくるので一覧性は良いのですが、一方で日々の体調管理に使っているライフログ的な情報はGarmin Connectのみが持っています。

なんとなくですがGarmin Connectにも自転車関連のアクティビティがあった方がライフログが正確になる感じがしたので、何らかの形でデータを転送できないか調べてみました。

wahoo ELEMNTからGarmin Connectにデータをインポートできたら一番いいですが、wahooとGarminは競合関係にあるので残念ながら直接のインポートはできません。

一応Stravaから手動でアクティビティを出力する方法があり、出力したファイルをインポートすると人力ながらデータを同期できます。

手順

  1. Web版のStravaで個別のアクティビティを開き、”オリジナルをエクスポート”を選択します。
  2. fit形式でデータがダウンロードされるので、適当な場所に保存します。
  3. Web版のGarmin Connectを開き、右上のアップロードアイコンを選択します。
  4. データのインポートを選択し、2でダウンロードしたデータをインポートします。

手動インポートしたデータがStravaに再度連携されて二重記録にならないか心配しましたが、手動なのが良かったのかそのようなことにはなりませんでした。本当は全自動でGarmin ConnectとStravaそれぞれに全アクティビティが載るのが理想ではあるので、何かいい方法がないか探ってみたいとは思います。

自転車シーズンインの見極め

例年であればそろそろ屋外を自転車で走り始めても大丈夫な時期なのですが、今年は直近で結構大きい寒波があったので感覚的にはまだもう少し時間がかかりそうな感じです。定量的な判断も必要になると思ったので直近3年間の日平均気温をグラフ化してみました。

アメダスの地点は長野とし、1月1日から2月28日までを比較しました。数年間住んでみての感触では日平均気温がある程度連続で2度を上回るようだと路面凍結の可能性が低くなり、比較的安全という印象です。

こうしてみると例えば2023年や2024年は今くらいの時期から基準を超えていたようです。昨年2月は最低気温が非常に高い特異的な日が数日あり、黄色の線は他の年に比べて大きく上側に振れています。

一方で今年を示す緑色の線はここしばらく0度を下回っており、2週間予報によれば月の後半も再び寒波到来という話もあります。そういったわけで2025年は自転車のシーズンインが例年よりちょっと遅めになりそうな予想をしています。

自走回送

メンテナンスの終わった自転車を短距離ですが試してみました。初めてシマノ純正以外になったチェーンはなかなかカチッとした精度の高そうな感触で、いい印象を受けました。

おなじみの羽根倉橋です。

多少乗っていくとまた受ける印象も変化していくとは思うので、細かいフィーリングには注意を払っておきたいと思います。

久々に冬の荒川周辺を走りましたが、北西の風が強くて驚きました。さすがに強すぎないかと思って帰宅後にアメダスのデータを参照しましたが、私が通過したくらいの時間帯の風向風速は北西8m/sという値で、特に風が強かったようでした。

関東にいた頃は冬場は朝の内にできるだけ北西方向に距離を稼いで、帰りを追い風にして帰ったことなどを懐かしく思い出しました。

自転車点検完了(2025)

預けていた自転車が完成したので受け取ってきました。昨年オーバーホールしたところだったので今年は消耗品の交換がメインです。

主要な構成はほとんど変わっていませんが、唯一チェーンをKMC製のX11SL TI-GOLDに変更しました。色が金色という存在感のある部品です。

性能的には自転車屋さん曰わく「伸びにくく、縦方向には強い印象。横方向の変速性能はシマノ純正よりは落ちるかも」ということでした。ただ変速が”ガッチャン”というゆっくりした感じになるのが気分的には逆にいいかもということでした。

自宅への回送がてら試運転をしてみたいと思います。

ロードロジックの点検(2025)

毎年恒例のロードバイクの点検で自転車屋さんにうかがいました。昨年オーバーホールをしているので、今年は全体の簡易な調整と消耗品交換がメインになります。

大きな不調はないのでいつも通りな感じではあるのですが、ホイールのリムがけっこう磨耗してきているとのことです。

直ちに何かする必要はないものの、1年以内に将来的にどうするかは決める必要ありということでした。

私の自転車のホイールは10年くらい前に製作してもらった手組ホイールで、リムブレーキ仕様かつ28ホールというスペックです。あまり現代的なスペックではないのでリムだけ交換して組み直すにしても、適合するリムが見つかるのかという問題がありそうです。

そうなるとホイール自体交換も頭の片隅にはおいた方が良さそうですが、今のホイールの仕様は気に入っているので、できれば個性として残したい部分でもあります。

まだ時間的には猶予がありますが、早めに作戦を決めておきたいところです。

wiggleが経営難により買収されていた

ブラウザのお気に入り整理をしているときに時々買い物をしていたイギリスのwiggleという自転車用品の通販サイトにアクセスしたところ、全く関係ないと思われる情報サイトに中身が置き換わっていました。

wiggleにはしばらくアクセスしていなかったので何があったか調べてみたところ、wiggleは2023年の夏には経営難になっており、親会社のSigna Sports Unitedから資金投入が予定されていたところそれが引き揚げられ、整理が必要な状態になってしまったようです。

Wiggle CRC put up for sale as administrators step in

[cyclingnews.com]

その後イギリスのFrasers Groupが買収し、Webサイトについても再オープンという形になって今に至っているようです。

Frasers Group reportedly set to scoop up remnants of WiggleCRC for less than £10 million

[cyclingnews.com]

以前あったwiggleの日本語版サイトは整理時にドメインが放棄され、誰かが放棄されたドメインを使っているのではないかと思います。

2010年代は相対的に日本円が高かったので、このwiggleを始め海外の自転車用品サイトで買い物をするのが流行った時期がありました。私もその頃にwiggleを知りました。

その後日本円が安くなってしまったので、「海外通販でお得に買い物」という感じではなくなってしまったのですが、私はwiggleで取り扱いのあるdhbのアパレルがとても気に入っていたので、その後も時々利用していました。

現在営業しているwiggleのグローバルサイトを見る限り、商品欄に”海外発送可”となっているものは海外発送対応しているそうです。また、日本への送料も15.83スターリングポンド(約3,000円)からと明示されているので、買い物をすること自体は可能なようです。

上記のニュースには新型コロナウイルスの影響による需要の乱高下や物価高が原因と書いてありましたが、まさかこんなことになっているとは思いませんでした。

木曽平沢駅

中央西線の木曽平沢駅の写真です。

この写真は国道19号側から撮影したものです。駅そのものは国道に面していますが、駅入り口は線路を挟んで反対側の市街地側にあり、国道からアクセスすることはできません。

カーブ上に駅があるのが特徴的です。特急しなのの通過をプラットホーム上から見たら結構迫力があるかもしれません。

国道から木曽福島方面のプラットホームに降りることができる階段はありますが、こちらから駅に直接アクセスすることはできなくなっています。

wahoo KICKR(2018)がwahooアプリでスピンダウンできない問題

降雪等があり冬季に屋外で自転車には乗れないので、もっぱら屋内向けのトレーナーを使っています。私が使っているwahoo KICKR(第4世代・2018年版)は定期的にスピンダウン(校正作業)が必要なので、ELEMNTサイクルコンピューターでスピンダウンを行っています。

アプリで実行するのが主だとは思いますが、サイクルコンピューターでもスピンダウンはできます。

ところが最近なぜかサイクルコンピューターでスピンダウンがうまく動作しなくなってしまったので、Androidのwahooアプリでスピンダウンをしてみました。

こちらはスピンダウンの作業自体はできるのですが、校正作業中に必ずエラーが発生して失敗扱いになってしまうという問題が発生しました。

エラーが100%再現するので原因の切り分けのためにサイクルコンピューターの電源を入れずにアプリでスピンダウンをしたところうまく行きました。

詳しいことは分かりませんが、スピンダウン可能な機器がサイクルコンピューターとアプリの2種ある状態で作業をしたのが良くなかったようです。今後はどちらか使えそうな方でスピンダウンをしたいと思います。

小川村天文台に向かう西側のルート

小川村にある天文台および星と緑のロマン館に向かうためには長野県道36号がメインルートとなっています。南側斜面(小川村側)について言えば県道36号の西側にもう1本道路があります。確実ではないですが路線名は林道李平線というようです。

この道の途中には本州のへそという本州の地理的な重心が存在します。以前こちらを目的として登ってみたことがありますが、後半の勾配がなかなか厳しく大変でした。今回改めて登って実測データから勾配分布図を作成しました。

前半が比較的おとなしいですが、後半4km位は全体的に8%を超えていて、10%以上が連続するような区間もあります。今回もなかなか大変でしたが、感覚的なキツさと実際の勾配データはおおよそ一致しているという印象です。

この道路は登ると大変ですが、県道36号に対して路面状況が比較的良く、頂上付近を除けば線形も良いので、下りはこちらがオススメかもしれません。飽きないように登りは県道36号、下りはこちらの道とバリエーションを作ってみるのも良さそうです。

あずまやとちょっとした駐車スペースがあります。

長野市道影山岩戸線・百瀬岩戸池平線

長野市街から鬼無里方面に向かう国道406号の途中に”長野射撃場 8km”という案内看板が出ているのが気になっていました。裾花川を挟んで反対の山の上に射撃場があること自体は知っていましたが、川を挟んで移動できるルートがあるという認識は持っていませんでした。

しかも一応メインの国道に案内看板が出ているわけで、車で移動する場合でもある程度オススメできるくらいの道路という可能性が高く感じます。そんなわけで事前に調査をし、問題なさそうだったので実際に自転車で走行してみました。

ルートは特に県道に指定はされておらず、長野市道の影山岩戸線・百瀬岩戸池平線という2つの路線が組み合わさって国道406号から対岸の県道76号を連絡しているようです。地図上に示すとこのような感じになります。

道路の状態は全体的に良いですが、線形はかなりくねくねしています。車だと大変なためなのかあまり交通量が多くありません。

全線に渡ってではないですが、このように片側1車線がしっかり確保されている区間もありました。

道中の眺めもなかなか良い感じでした。

今回は下りで走行しましたが、登りだと標高差400mくらいを5.2km程度の延長で登ることになるので、平均勾配は8%弱くらいになるものと思われます。くねくねしているので場所によっては勾配が緩い区間もありそうでしたが、全体的にはかなり厳しい登り坂になっていると言えそうでした。