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Radeon Software17.10.2

23日付で17.10.2がリリースとなっています。17.10.2はWin10 FCU対応版をうたっているバージョンとなっています。

Radeon™ Software Crimson ReLive Edition 17.10.2 Release Notes

[AMD.com]

Win10 FCUのサポート版とは言うものの、「詳しくはこちら」のリンクはMicrosoftのWindows紹介のリンクとなっており、具体的にドライバがどのようにFCU対応したのかはリリースノートからは読み取れません。

その他、フルHD以上の解像度で一部ゲームタイトルのパフォーマンスがかなり向上するようです。

どのような最適化が図られたかは不明ながら、Win10 FCUを導入したユーザはアップデートしておくと良さそうです。

Radeon Software17.10.1

リリース日は10/10だったのですが、今更気づいたのでアップデートしました。

Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.10.1 Release Notes

[AMD.com]

今回の目玉はEvil Within 2とMiddle Earth: Shadow of WarにRadeon Chillのプロファイルが設定されたことです。

Radeon Chillはゲーム画面の状況に応じてGPUの負荷を軽減し、節電&静音を実現する機能です。当初は対応タイトルが20タイトル前後でしたが、現在はその数40位にはなっているようです。

Radeon Software17.9.3がリリース

10/04付けで17.9.3がリリースになっています。

Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.9.3 Release Notes

[AMD.com]

今回の更新ではTotal War: WARHAMMER IIへのRadeon Chillプロファイル追加や、Forza Motorsport 7のサポートが盛り込まれています。

いずれも直近のリリースタイトルなので、当該タイトルを遊ぶ方はアップデートする価値があると思います。やはりリリース直後のタイトルはドライバとの組み合わせ次第で深刻な不具合やパフォーマンス低下が起きる場合があるので、リリース直後のドライバ更新は頻繁にチェックしておいた方が良いように思います。

Radeon Software17.9.2がリリース

9/21付けで17.9.2がリリースになっています。

今回のバージョンでRadeon RX VegaがマルチGPUをサポートするようになりました。

また、Project CARS 2がマルチGPU対応になっています。

Radeon-Software-Crimson-ReLive-Edition-17.9.2-Release-Notes

[AMD.com]

修正された問題としてはHearts of Iron IVがキャンペーンモード開始時にハングする問題と、Radeon Softwareインストール時に”1603”というコードのエラーが出る問題があります。

この1603エラーはRadeon Softwareのインストールに影響しないそうです。エラー表示自体が誤りなのか、またはユーザに影響のない内部的なエラーを誤って出力してしまっていたというところではないかと思います。

X370-PROのBIOSアップデートとAGESA

9/14付けでまたしてもX370-PROのBIOSがアップデートされていました。今回のバージョンは0902となっています。

内容としてはAGESAの1.0.0.6bへのアップデートということなのですが、このAGESAというのが何なのかよく分からなかったのでAMDのブログエントリで勉強してみることにしました。

Community Update #4: Let’s Talk DRAM!

[AMD Gaming blog]

エントリはマザーボードで設定できるDRAMのパラメータについての説明なのですが、エントリ冒頭にAGESAの説明があります。

AGESAはAM4マザーボードが使用するBIOSの中心(nucleus)となるものなんだそうです。1.0.0.6は5月からベータテストを開始しており、各ベンダはDDR4-2667以上のメモリの安定動作を目指して新しいAGESAを使ってBIOSをビルドしているそうです。

X370-PROについて言えば6/26リリースの0805で1.0.0.6aになり、この9月で1.0.0.6bになったわけですからBIOSのリリース時に毎回更新されるものではないようです。メモリの動作に影響があるそうなので、もしかすると我が家のメモリももうちょっと高クロック動作をするかもしれません。

過度な期待は禁物ですが、また設定詰めをやってみようかなという気になってきています。

PRIME X370-PROのBIOS

Ryzen機に採用したASUSのPRIME X370-PROですが、まだ結構な勢いでBIOSがリリースされ続けています。

Ryzenは新しいアーキテクチャのCPUなので、CPUとマザーのデビュー直後は頻繁にBIOSがリリースされていたようです。

発売直後の製品についてドライバやファームウェアのリリースが多い、というのはPCパーツでは良くあることなので、今回のRyzen機もその辺を踏まえて発売から多少時間が経過してから組み立てました。

しかし、今のところなおも月1個-2個のピッチでBIOSが更新され続けています。直近では9/8に0812がリリースされました。その1つ前は8/18リリースの0810です。

アップデートによって動作が安定する、性能が向上するというのは楽しみでもあるのですが、当初考えていた”落ち着いてから購入してメンテナンスに手間をかけない”という目論見は見事に外れている格好です。

Radeon Software17.9.1がリリース

9/7付けで17.9.1がリリースになっています。

リリースノートを見るとバグフィックスが中心で、パフォーマンスに関するチューニングは特に明記されていません。

Radeon-Software-Crimson-ReLive-Edition-17.9.1-Release-Notes

[AMD.com]

やはりRXシリーズ向けの修正が冒頭に来ていますが、GCNシリーズで広汎に発生する問題の修正や、Microsoft Officeで描画が崩れる問題の修正なども含まれています。

 

Ryzen Threadripperの値下げ対応

8月上旬に発売されたRyzen Threadripperですが、発売直後に大幅に値下げされた結果、発売直後に国内で購入したユーザに実質返金対応することになったようです。

AMD、高値でThreadripperを購入したユーザーに18,000円のクオカードを送付

[PC Watch]

海外の製品を国内で購入すると、流通コストその他が乗るのか高くなるというのは良くある現象です。

似たような話ですが、自転車の部品なども国内と海外では同じものでもずいぶん値段の違うものがあります。なので、あえて海外から通販購入することで安価に入手できることが結構あるようです。海外通販サイトも日本語対応が進んでいるところもあり、かつてに比べて海外通販もしやすいようです。

今回のようなCPUなどは特にそうだと思いますが、ユーザがあまりサポートを必要としない製品については国内外の価格差が容認されづらくなってきているのではないかと思います。

 

Radeon Software17.8.2がリリース

リリース日は8/24となっています。ほぼRadeon RX Vega向けの修正です。

Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.8.2 Release Notes

[AMD.com]

サポート済みタイトルに話題の”PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS”が入っていますが、これはRadeon RX Vega 64を使用した場合、17.8.1比で18%も描画性能が向上するそうです。

これはさすがに極端な例ではないかと思いますが、ドライバのチューニングが落ち着くまではRadeon RX Vegaはアップデートで結構な性能向上が見込めるのではないかと思います。

 

Radeon RX Vegaが登場

かねてより情報の入っていたRX Vegaがまずはハイエンドから登場です。

Vega 64は21日に発売予定ですが、さっそくベンチマークの記事が出ていました。

AMD久々のハイエンドGPU「Radeon RX Vega」シリーズをテスト

[PC Watch]

ハイエンドの製品は2015年にFuryがありましたが、2016年はローエンド~ミドルレンジのRX 500系の投入のみだったので、2年ぶりの投入となっています。

絶対的な性能ではやはりGeforce1080や1070が優秀な印象ですが、Radeonも勝負ができるくらいの内容を整えてきたという印象です。ドライバの改善で多少の伸びしろはあるでしょうし、そのあたりの熟成にも期待しておきたいところです。

あとはお得意のコストパフォーマンス路線だと思いますが、米国ではアナウンスされている”Radeon Pack”が結構大きいのではないかと思っています。

Radeon Packは購入するとVGA本体に加えて、

  • Wolfenstein IIとPreyのダウンロードコードがもらえる
  • Ryzen 7 1700Xまたは1800Xと指定のマザーボードのセットが100USD引きになる
  • 指定のFreesync対応の液晶モニタが200USD引きになる

という期間限定のオファーです。

同時購入に限って適用になるようなので万人向けではないかもしれませんが、この際にプラットフォームごと刷新しよう、という方には魅力的な内容になっているのではないかと思います。

規約については

AMDリワードプログラム

[AMD.com]

詳細についてはRX Vegaの紹介ページに載っています。

[AMD.com]

日本もこのプログラムの対象国になっており、パソコン工房・ツクモ・PC Oneで取り扱い予定のようです。