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Radeon Software 16.10.1がリリース

リリース日は10/5付で、hotfix扱いになっています。

Radeon-Software-Crimson-Edition-16-10-1-Release-Notes

[AMD.com]

大きなトピックとしてはMafia IIIとGears of War 4のサポートがあり、ゲームのビッグタイトルリリースに呼応した修正という印象です。

ちなみに同日付でCrimson Edition 16.9.2もリリースされていますが、こちらにはForza Horizon 3のサポートが含まれています。

16.10.1はAPUをサポートしないので、APUユーザの場合は16.9.2が現時点での最新ドライバとなります。

Radeon Software 16.9.1がリリース

リリース日は9/13付で、hotfix扱いになっています。

Radeon Software Crimson Edition 16.9.1 Release Notes

[AMD.com]

目玉はDirectx12版のDeus Ex: Mankind Dividedのサポートとなっています。

修正した問題の欄を見ると

  • 144HzでFreesync対応でないディスプレイの一部でゲーム中にフリッカが生じる問題
  • RX400系統でスリープからの復帰時にGPU使用量が高くなる問題

など、割りと普通に使っていても起きそうな問題が修正されています。全体的に見るとRX400系統固有の問題修正も散見されるので、特にRX400系統を導入されている方はアップデートのメリットがあると思います。

第7世代APUが発表

コアは変わらずExcavatorのままですが、ソケットとチップセットは新世代の物が採用されています。

AMD、Socket AM4採用のExcavator最終章「第7世代AMD A」シリーズAPU

[PC Watch]

第7世代APUで使用するソケットは、SocketAM4という規格で、これはZenアーキテクチャ採用のCPUでも使用される規格です。AMD内でのソケット規格が共通化されるので、自作ユーザから見るとパーツのアップグレードや廃部品の流用がしやすくなります。

チップセットはメインストリームのB350、エントリーモデルのA320が発表となっています。チップセット自体の消費電力が抑えられ、システム全体の省電力化ができるようになっています。

まずはOEM向けに出荷とのことなので、自作パーツとして流通するようになるのはもうちょっと先になりそうな感じです。

Radeon Software 16.8.2がリリース

8/12付のリリースになっています。hotfix扱いとなっています。

hotfixなので単体VGA向けのドライバです。

Radeon Software Crimson Edition 16.8.2 Release Notes

[AMD.com]

サポートしたゲームタイトルとして、

  • No Man’s Sky
  • Paragon Open Beta

が挙げられています。

また修正した問題として、

  • Overwatchでギャラリーを閲覧中に一時的にクラッシュする問題
  • Freesync対応ディスプレイで同機能を有効にしているすると、システムアイドル時に画面がちらつく問題
  • 一部のWin10 Anniversary Update適用機でSecure bootをした際に、Radeon Softwareのインストールにトラブルが発生する問題

が挙げられています。

 

Zenアーキテクチャの概要発表

詳しくは来週のイベントにて、ということらしいのですが、大まかな情報が先に公開されたそうです。

AMD、Zenコアを採用の「Summit Ridge」を初公開

後藤弘茂のWeekly海外ニュース AMDが次世代CPU「Zen」アーキテクチャの概要を発表

[PC Watch]

Bulldozer系列のコアとは違う、1から設計されたアーキテクチャになっています。Bulldozerコアはシングルスレッドよりもマルチスレッド性能を重視した設計になっていましたが、今回のZenはシングルスレッド性能をより重視した設計になっているようです。

記事中でも触れられていますが、Intelのアーキテクチャに近い部分があり、例えばマルチスレッドの構造は整数演算ユニットも含めて共有する設計になっています。Bulldozerコアでは整数演算ユニットがスレッドごとに独立していたため、その分コスト的には不利だが性能は良い、というのがAMDの主張でした。

その他、デコードしたx86命令をキャッシュしておくマイクロオプスキャッシュも搭載されているそうです。これはIntelではSandy Bridge以降のアーキテクチャには搭載されている機能です。

というわけで、Intelっぽくはあるのですが、変わったことをせずに手堅く高性能を追求してきたという印象のあるZenです。イベントの詳報も楽しみです。

 

RX 470とRX 460のベンチマーク記事

発売を受けてベンチマークの記事がPC Watchさんに載っていました。

低価格版Polaris「Radeon RX 460/470」をベンチマーク

[PC Watch]

やはり実際にスコアが出てみると分かるのはPolaris10(480/470)とPolaris11(460)の違いです。480/470と460では使っているコアが違うので、性能に大きく差があります。

Polaris11の方が数字が大きくて強そうなのですが、こちらはエントリー/モバイル向けのコアなので、演算ユニットの数がPolaris10の半分の16基、メモリインターフェイスもPolaris10の半分で128bitとなっています。

そのため、RX 480と470は最近のゲームタイトルならほぼ問題なく描画できるという感じになっていますが、RX 460は設定を低めに調整しないと十分なフレームレートが出ないという感じになっています。

一方でRX 460 の実勢価格は20,000円を切っているので、エントリー向けVGAとして割りきって使う分には問題のない製品と言えそうです。

新し目のタイトルも本格的に楽しみたいなら480/470、最低限外付けVGAが欲しい場合は460という住み分けになるでしょうか。

 

RX 470が登場

4日の22時から解禁という感じで販売になっていたそうです。

Radeon RX 470ビデオカードが発売開始

[PC Watch]

アーキテクチャはRX 480と同様のPolaris10を使用していますが、ストリームプロセッサの数とGPUクロックは若干抑えめになっています。

まだベンチマーク情報等は記事になっていませんが、AMDの事前の発表ではR9 270X比で1.5倍程度のベンチマークスコアを出すと言われています。

お値段も2万円代後半くらいでまとまっているので、そこまで本気仕様にはするつもりはないけど、ある程度ゲームを意識した構成にしたい、という場合には470が良いのではないでしょうか。

Radeon Software 16.7.3がリリース

7/28付でのリリースとなっています。今回の更新は安定版です。

Radeon Software Crimson Edition 16.7.3 Release Notes

[AMD.com]

ちょうどWin10のAnniversary Updateと重なったので何か関係があるかと思いましたが、リリースノートを見る限りは特に関係なさそうです。

大きいトピックとしてRX 470のサポートが挙がっているので、RX 470の発売ももう間もなくでしょうか。

AMDがSSD搭載のVGAを発表

もちろん超重作業用ですが、面白い製品です。

AMD、ビデオカード上にSSDを載せた「Radeon Pro SSG」~1TBのフレームバッファで8KのRAWビデオを余裕でシーク

[PC Watch]

最近はM.2規格など小さいSSDもポピュラーになっていますが、VGA上に1TBのSSDを載せてフレームバッファとして使うという製品です。

確かに1TBもあれば十分なサイズのように思えます。記事内にはビッグデータ領域での利用方法も紹介されていますが、解析するデータもこの1TBの領域に入ればかなり効率よく作業ができそうです。

ATI時代からRadeonのテーマカラーは赤ですが、今回のカードは青を基調としていて、この点も斬新です。

Radeon Software 16.7.1がリリース

既報の電力消費問題を解消したバージョンのドライバです。

AMD、Radeon RX 480の消費電力問題を修正したドライバ~一部ゲームでの最大3%の性能向上も実装

[PC Watch]

Radeon Software Crimson Edition 16.7.1 Release Notes

[AMD.com]

電力問題以外にもRX 480使用時固有の問題が解消されています。

いち早く入手したい場合、Radeon Softwareを開いて、左下の”アップデート”でアップデートを手動でチェックすると簡単です。