AMD」カテゴリーアーカイブ

Radeon R9 290Xの情報が公開

少し遅れてフラッグシップの290Xが登場しました。
1個下の290はまだ詳細不明だそうですが…

「Radeon R9 290X」の価格は549ドルに ~詳細仕様も公開

549ドルのGeForce GTX TITAN対抗馬「Radeon R9 290X」をベンチマーク
[PC Watch]

ベンチマークスコアで見るともちろん旧世代からは順当に進化しているほか、NVIDIAのフラッグシップであるGeForce GTX TITAN比でもなかなかいい勝負になっているという印象です。
価格が549ドルとのことなので、コストの割には…というところが訴求ポイントになると思います。
一時期のAMDのCPUの特徴であった”安い・まあまあ速い・でも電気食い”がここにきてGPUの世界で復活した感じがします。

また、今までCrossfire構成をする際に必要だったリボン状のブリッジケーブルも不要になっているそうです。
超初期のCrossfireはそもそもCrossfire用のマスター機能を持つVGAを買わないといけなかったり、カード同士を接続する二股のDVIケーブルが豪快にケースの外に出ていたりしましたが、なんともスマートに組めるようになったものです。

Radeon R9 280Xのウォーターブロックの情報

さっそくEK Waterblocksから情報が出ています。

記事を詳しく見てみると、R9 280Xは基本的にHD7970と回路デザインが変わらず、リファレンスデザインが主流なので同社製のEK-FC7970 CSQシリーズがそのまま使用できるようです。
ASUSのASUS DirectCU IIについては回路デザインが専用なので、対応するEK-FC7970 DCIIが使えるとのことです。
互換性情報についてはCoolingconfigurator(http://www.coolingconfigurator.com)に随時追加中だそうです。

この他にEK-FC7970 MatrixはEK-FC R9-280X Matrixに商品名称が変更になること、R9 290X用のフルカバーウォーターブロックが製作中であることも触れられています。

Radeon R9/R7シリーズが正式発表

10月上旬から予約が開始と言われていたので登場も近いと思われていましたが、さっそくの正式発表です。

AMD、Radeon R9 280XやRadeon R7シリーズなど5製品を正式に発表

AMDの新世代GPU「Radeon R9 280X/270X/260X」をベンチマーク
[PC Watch]

ベンチマーク記事も出ています。
HD7000シリーズと同ダイを使っているのでパフォーマンス的には大きな変化はないですが、消費電力と何より性能に対してお値段が下がったのがポイント、となるようです。

新APIのMantleもコンシューマ向けのゲーム機にAMD製品が入っていることを考えると普及はさせやすい環境下にあると言えそうですが、こればっかりはゲームを作る側の都合もあるのでどうなるか、というところですね。
大昔に3DFXのGlide対応のゲームをGlide有効で遊ぶのが夢だったことなんかを思い出します。

導入は前向きに検討しているのですが、ウォーターブロックが出ないと組み込みができないのでEK Waterblocksの情報には注目しておこうと思います。

FX-9370が単体販売に

FX-9590と同時に発表になっていたCPUが単体販売されるそうです。

AMD、最大4.7GHz駆動のFX-9370を一般販売 ~自作コンテストも開催
[PC Watch]

発表時にはCPUをこれらに変えてもいいかも…と思っていましたがさすがにTDP220Wというのを聞くとちょっとどうかなと思ってしまいます。
長いことゲームをやっているとクーラントが煮えてしまいそうです。

と思いきや、そもそも電源回路の問題でうちのCrosshair V Formula(無印)では動作保証されていないそうです。
動作保証されているマザーボードの名称はそれぞれ挙がっていますが、どれもハイエンドマザーの後期リビジョン品のようです。

AMDが新しいGPUを発表

HD7000系統が発表になったのは2011年末の話なので本当に久しぶりです。

AMD、新世代GPU「Radeon R9/R7」シリーズを発表 ~新しいプログラミングモデル“Mantle”を導入へ
[PC Watch]

もう番号もあまり残っていないのでナンバリングはまた振り出しに戻したようです。
R9またはR7のシリーズ名+3桁の数字(+Xがつくものもある)という構成になっています。
今回はハイエンドからローエンドまで一斉発表になっているためか番号はスペック順に10番飛びできれいに並んでいるようです。
この表記方法だと数字の大小で同世代間の性能比較がわかりやすく、いいのではないかと思います。

まだ大まかなスペックと価格が公開されただけですが、市場への投入ももう間もなくとみられているようです。

うちのHD6970の有力なアップグレードパスであるのは間違いないんですが、Kaveri次第ではAPUベースのシンプル構成に変えたいという思惑もちょっとあるのでまだ何とも決めきれません。

東京ゲームショウのAMDブース

据え置きゲーム機のイベントにAMDブースが登場…ということでPS4やXbox OneにAPUが入ってますという展示をしているのかと思ったらそうでもないようです。

【東京ゲームショウ2013】AMDがクラウド型「艦これ」をデモ中 ~PC周辺機器やゲーム特化型Androidタブレットなども
[PC Watch]

自作PCやクラウドゲーミングの展示が主体となっているようです。
クラウドゲーミングは今年に入ってNVIDIAに続きAMDからもプラットフォームの発表があったので、これから採用するところも出てきそうです。

どうしても遅延の問題を避けて通れないので実際にプレイに耐えうる応答性が得られるのかちょっと疑問に思っていましたが、
記事中にある通りそもそもそれほど応答性が重視されない(けど、描画負荷はちょっと高い、またはどこでも遊びたい)ゲームにはいいかもしれないですね。

AMDがポテトチップを配布中

日本国内では(ネジを回す方の)ドライバープレゼントキャンペーンなんかがありましたが、似たような感じです。
アメリカはサンフランシスコで半導体チップではなくてポテトチップを配っているようです。

AMD、IDF会場そばで「同社製チップ」をゲリラ配布中
[PC Watch]

Intelの開発者イベントの裏でイベントを開催するため、そのPRで行っているようです。

ところで味が気になりますね。AMDの半導体のイメージからするとどうでしょう、激辛だったりするかもしれませんね。

FX-9590搭載製品が登場

システムインテグレータより登場とされていたFX-9590を搭載したPCの情報が出ました。

マウス、最大5GHz動作の「AMD FX-9590」搭載ゲーミングPC ~GPUも初登場のRadeon HD 8990を搭載

フェイス、5GHz駆動AMD FX-9590とRadeon HD 8990搭載のハイエンドゲームPC
[PC Watch]

なんとVGAも専用にチューニングされたHD8990という製品なんだそうです。
お値段もおよそ50万円とAMDプラットフォームとは思えないハイエンドなお値段です。

しかしマザーボードはASUSのCROSSHAIR V FORMULA-Zとのことですが、こちらは専用品でなくても大丈夫なんでしょうかね。
意外とCROSSHAIR V FORMULA-Zの対応TDPに定格以上のマージンがあったということなのかもしれませんね。

AMDのプラットフォームが2014年末に統合?

ITmediaにAMDのCTO兼上級副社長の方のインタビューが出ていました。

2013年末、いよいよ“新生AMD”が新たなステージへ
[ITmedia]

ここしばらくアピールされている通り、AMDとしては自社のIPを他社のIPと組み合わせてカスタムチップを色々作っていく方向にシフトしている真っ最中ということです。
代表的なのはPS4やXbox Oneでしょうかね。PCへの依存度が高いままでは厳しいだろうということなのでしょう。

その他、面白い話題として2014年末~2015年に次世代メモリへの対応を予定しており、それに伴い現状2種のプラットフォーム(AM系ソケットとFM系ソケット)を統合する計画があるのだそうです。
デスクトップ向けCPUのフラッグシップラインにはSteamroller採用製品が存在しないらしいという記述もありますし、もしかするとデスクトップ向けのハイパフォーマンス製品は徐々に収束…となるのかもしれません。

AMDのロードマップも割りとちょこちょこ変わってしまいますが、ソケット統合がどうなるのか注目しておきたいところですね。

FX-9590のTDPは200W?

あくまで非公式情報とのことですがサーバ向けロードマップの記事中にちょっと驚きの情報が載っていました。

ロードマップでわかる!当世プロセッサー事情 ― 第208回 x86だけでなくARMの市場を狙うAMDのサーバー向け戦略
[ASCII.jp]

CPU単体でピークのTDPが200Wというのはさすがにあまり聞いたことがありません。
電力食いで知られるAMDの最近のハイエンド品でも120Wか125Wが多かったように思います。
(どこかに140W位のものがあった気がしますが思い出せません)

記事でも触れられていますが、発表時にわざわざシステムインテグレータ経由で販売とされていたのもこれゆえなんでしょうかね。