Opera Nextをメインに変更したそばからアップデートがかかったようです。
変更点は主にセキュリティの向上と安定性の向上だそうなのですが、アップデートをするとブックマークにサイトを結構たくさん追加されます。（情報は当blogによくお出でになるhiro-shikiさんから頂きました。ありがとうございました）

ブラウザ初期導入時にある程度ポータルサイト等のブックマークが最初から入っているのならいいと思いますが、この振る舞いはちょっと頂けません。せめてユーザ側に追加してもいいかどうかを問い合わせるべきだと思います。
今後アップデートのたびに同様のブックマーク追加がないといいのですが…

最近Operaの大きいアップデートがないので(?)、Opera Next（このエントリの時点では12.00 pre alpha）側を常用環境にしてみました。
ブックマークはOpera Linkで勝手に同期してくれるので、メーラーのM9の設定をすればあっという間に引越し完了です。

今のところ不安定さは感じないのでしばらくこれで行ってみようと思います。

ついさっきまでこのblogはもとよりopera.comも503でつながらないという謎の事態でした。

時々my.operaサービスは一時停止してメンテナンスしたり機能追加していることがありますが、今日のはなんだったんでしょう。

0.39バージョンが上がっているので結構いろいろ変わっていますが目玉と言うと…

1.パスワードをOpera Linkで同期できるようになった
何かといろいろなデバイスでOperaを使う人に便利なOpera Linkでパスワードの同期ができるようになりました。
パスワードは定期的に変更した方がセキュリティ上好ましいと思いますので、各デバイスでパスワードを変更するわずらわしさがなくなりそうです。

2.アイコンやUI類の見た目変更
全体的にすっきり?した見やすいデザインになりました。

3.Spped Dialにウィジェットを追加できるようになった
Operaのウィジェットはなかなか面白いけどどうも収まりが悪いんだよなあ…という人には嬉しいかもしれない新機能です。
よく見るニュースティッカーやお天気なんかを置いておくと便利そうです。

結構11.50のUIの見た目はシンプルでかっこいいです。

機能の追加等々はなく、深刻な脆弱性に対応ということです。

詳しくは触れられていませんが、一応Changelogを見ると安定性に関わる修正も加わっているようです。

3月ごろに1回試用しましたが、レンダリング中に表示がにじんだりもうひとつでした。
が、Opera公式のニュースを見ていたら3日付で11.50が「Opera Next」として再度リリースされていたので入れてみました。

Welcome to Opera Next
[Opera News]

Opera NextのリリースはOpera本体とは独立しており、新しいリリースや修正が加わり次第自動アップデートされるそうです。
アイコンも銀色?でちょっとかっこいいです。

気になっていたレンダリングは改善されており、先日出たIE9のような感じでキリキリとレンダリングしてくれます。

スピードダイヤルも強化され、お気に入りの他にRSSの表示や天気の表示ができる「Speed Dial Extensions｣が追加されています。

大きな変更点はSpeedDialの数やレイアウトが自由になったことと、Opera Turboが進化したことだそうです。
Turboはスピードはもとより、圧縮された画像の品質も良くなっているそうです。

動画は他にもいくつか作ったそうで、OperaのYoutubeチャンネルでいろいろ見ることができます。
なぜか開発者がスポーツカーの中で解説をする動画もあります。

これらのキャンペーンには「名だたるWeb企業並みに宣伝費用を投じた」のだそうで、なぜか明細まで公開されています。

そういえば試してなかったなと思いつつ入れてみたところ、インストールまではうまくいったもののそこからがダメでした。
しかも文字が異常に小さい。

画面上に置いてあるのは大きさ比較用のフリスクです。

というわけで03のOperaは今後もMini5.1ということになりそうです。

ちょっと入れて試してみました。
基本的に動作は問題ないようなのですが、画面をスクロールするとしばらく表示がぼやけた状況になってしまうんですよね。

画像はYahoo!Japanのトップページなのですが、スクロールしていくとこんな感じです。
しばらく待つとちゃんと表示されますが、時間がかかるのでまだ実用にはちょっときついかなぁという感じです。

IE9やFirefox4はレンダリングにハードウェアアクセラレーションを使っていますが、Operaの11.5アルファ版にもハードウェアアクセラレーションが組み込まれているようです。

開発者ブログのエントリによると、他のブラウザのものとはちょっと違ってWindows Vistaや7でなくても適切なハードウェアが積んであればハードウェアアクセラレーションが効くんだそうです。バックエンドにOpenGLを採用しているのがポイントっぽいですね。

スマートフォンやWeb対応テレビでも大丈夫ということですからCPUパワーのないデバイスほど恩恵は大きいかもしれないですね。
アルファ版だとさすがに安定性も微妙だと思いますが試してみたいと思います。

http://labs.opera.com/news/2011/02/28/
[Opera Labs]