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Vivaldi7.1がリリース

要望が多かったというお天気ウィジェットを搭載したバージョン7.1がリリースとなっています。

デスクトップ版 Vivaldi 7.1: ウィジェット、タブの新機能で 2025 年をスマートに発進

[Vivaldiニュース]

バージョン7,0からダッシュボードという新機能が加わりました。これは任意のウィジェットを配置できるカスタマイズ可能なスタートページのようなものなのですが、ウィジェットととしてお天気ウィジェットが追加可能になっています。

気象情報の発信元はノルウェーの気象研究所(国家機関)となっていますが、日本の地名を指定しても日本の天気予報がちゃんと表示されます。ちなみにデフォルトの天気予報の場所はVivaldi創始者のヨン・スティーブンソン・フォン・テッツナー氏の出身地であるアイスランドのレイキャビクとなっています。

また、新機能として別のブラウザからブックマークなどに加えて開いているタブもインポート可能になっています。Vivaldiを試してみたいけど、いきなり完全に移行するのは抵抗があるという場合に、主要なタブだけインポートして動作を確認することができるということです。

私は旧Opera以来のスピードダイヤルからブラウザの作業をスタートさせるというワークフローに身体が慣れてしまっているのですが、ダッシュボード機能もなかなか楽しそうだと思いました。スピードダイヤルと併用することももちろんできるので、いくつかウィジェットを配置してちょっと試してみたいと思います。

Vivaldiの同期機能が復旧

12月上旬から同期ができなくなっていたVivaldiですが、この週末に復旧したようです。

Vivaldi Status

[vivadistatus.com]

上のステータスモニターの時刻はUTCということですから、日本時間の12/21 23時頃に復旧したようです。再度同期機能を使うためには暗号化キーの再入力が必要になるようです。

Vivaldiの同期機能に障害が発生中

Vivaldiのブックマークやタブを同期できる機能に2024/12/6から障害が発生しているそうです。

今回初めて知ったのですがVivaldiのサービスにはサービスステータスを提供する画面があり、障害対応の経過もここで見ることができます。

Vivaldi Status

[vivadistatus.com]

これによるとダウンしたのはデータベースのパフォーマンスが主な原因で、現在解決に向けて取り組んでいる最中だということです。障害が長引いているので少々心配ではありますが、当面デスクトップ版とモバイル版の同期は使えなさそうな状況です。

Vivaldi7.0がリリース

メジャーバージョンアップの7.0がリリースとなりました。

デスクトップ版 Vivaldi 7.0 – Vivaldi が一新!新しいブラウザの世界へようこそ

[Vivaldi ニュース]

見た目の変更

紹介記事のタイトルでも触れられていますが、今回のバージョンではユーザーインターフェイスの見た目に変更があったためにパッと見で変わったことがわかりやすいバージョンアップになっています。

Vivaldiはリリース以来様々なフィードバックを受けて機能を盛り込み続けてきたので、確かに最近は見た目がちょっと複雑になっている感じはありました。今回そこを大胆にリニューアルして、全体的にすっきりとシンプルな見た目にしたようです。

特に目に入りやすいタブの角が丸くなっているのが特徴的です。

ダッシュボード機能

伝統的にOperaの最初のページはスピードダイヤルでしたが、VivaldiはOpera以来のメールクライアントやフィードリーダー、メモ機能なども搭載しています。これらの複数機能を横断的に表示できるダッシュボードが新たに追加されています。

カレンダーやSNS、フィードなども自由に配置できるので、カスタマイズが好きな方には受けそうです。

フィード機能の強化

様々なサイトの更新情報をフィードとして検出して購読できるのもVivaldiの強力なポイントです。

今回のアップデートでフィードをフォルダーで区分できるようになったので、多数のフィードを受信しているときの整理がしやすくなりました。更新頻度別や情報のジャンル別などに分けておくと良さそうです。

個人的にオススメしたいのがYoutubeの更新情報を受け取ることです。単純に文字情報として更新情報が流れてくるので、YoutubeのグラフィカルなUIやサムネイルに惑わされずに必要な動画の概要だけを見ることができます。

こんな感じで動画の概要の情報だけを閲覧できます。画像にありませんが右ペインで動画の再生も可能です。

Microsoft EdgeでRemapを使う

自作キーボードのファームウェア書き込みに使用しているRemapなのですが、Google Chromeでのアクセスが推奨環境となっています。私が常用しているブラウザはVivaldiなので、試してみましたがキーボードを認識できませんでした。

他のChromium系ブラウザではどうかと思って試してみたところ、Edgeであれば正常に動作をするようでした。今までRemap用にGoogle Chromeをインストールしていたのですが、そのためだけに入れておくのもなんなので、今後はEdgeでアクセスして使ってみようかと思っています。

Vivaldiだとこのダイアログが出ませんでした。

Vivaldi6.9がリリース

デスクトップ版Vivaldiのバージョン6.9がリリースになりました。

デスクトップ版 Vivaldi 6.9 – タブのリネーム・ダウンロードパネルからのドラッグアンドドロップで、ひと手間減らす

[Vivaldi News]

今回のバージョンの目玉はタブのリネームが可能になったことと、ダウンロードパネルからダウンロードしたファイルを直接操作可能になったことの2点です。

タブのリネームについては従来よりタブグループであれば名前をつけておくことができました。今回の変更で単体のタブも自由に名前を変えられるようになったということです。

ほとんどのWebサイトでページタイトルは適切に設定されているとは思いますが、時折 ”○○の通販なら専門店のXX~ほげほげ・ぴよぴよ・ふがふが等取り扱い~” のように冗長なタイトルを持っているサイトもあります。そういった場合に任意の分かりやすい名前をつけておけるのは確かに便利そうに感じます。

もう1つのダウンロードパネルの変更は地味ながら結構作業効率に影響しそうな変更です。従来ブラウザ経由でダウンロードしたファイルはデフォルトで [ユーザー名]\Downloads のフォルダに保存されていました。いったんはどこかのフォルダにプールされ、その後目的の場所に移動するのが標準的な流れでした。

今回の変更でダウンロードが完了したファイルは、ダウンロードパネルから直接ドラッグ&ドロップできるようになったそうです。そのため一旦ダウンロードしたフォルダを見に行く必要がなくなり、ワンアクション少なく作業を完了できます。

リリース記事のタイトルにもあるとおりひと手間の削減ではあるのですが、感覚的には結構大きな効率化に感じられそうな変更です。

Vivaldi6.8がリリース

デスクトップ版Vivaldiのバージョン6.8がリリースされました。

デスクトップ版 Vivaldi 6.8 – 機能を改善し、新機能も追加、Vivaldi メールを 2.0 にアップデート

[Vivaldi ブログ]

今回のバージョンでは内蔵のメールクライアントがアップデートされ、バージョン2になっているそうです。
VivaldiはPresto時代のOperaに搭載されていたM9のような内蔵メールクライアントを搭載しています。全体的にローカル処理を重視しているのが特徴です。

今回のアップデートでメールクライアントのデフォルト動作が変更され、30日分のメールをプリフェッチするようになっているそうです。
直近のメールを常に先読みしているため、検索が高速に行えるとしています。このプリフェッチ期間は変更可能で、ディスク容量が許せば全メールをプリフェッチすることも可能ということです。

メールクライアント以外での面白いアップデートとしてはタブのメモリ消費量を表示できる機能があります。タブを減らしてメモリを節約したい時にどのタブを優先するかの目安に使えそうです。

Vivaldi6.7がリリース

新たにメモリーセーバーを搭載したバージョン6.7がリリースされています。

デスクトップ版 Vivaldi 6.7 – メモリーセーバーでパフォーマンスを向上させ、フィードリーダーでフィードを自動検出

[Vivaldiニュース]

今回のバージョンで搭載されたメモリーセーバーは有効にすると自動的に非アクティブ状態のタブのメモリを解放し、メモリの無駄遣いを防いでくれるというものです。メモリの解放は自動の他、一定時間アイドル状態が続いた場合に発動するように調整することもできます。

もう1つがフィードリーダーです。サイトの更新情報をRSSなどのフィードで受信するのは今となっては少々古典的な感じもしますが、Vivaldiとしては個人情報が保護される更新情報の入手手段としておすすめしているそうです。今回フィードリーダーの機能が拡充され、従来フィードを登録しにくかったサイトについてもフィードを自動検出して登録できるようになっているそうです。

Youtubeのチャンネルにもフィードがあるという情報は今回のこの更新で初めて知りました。当サイトでも投稿フィードとコメントフィードをそれぞれ登録可能になっています。

Vivaldi6.6がリリース

2/29にバージョン6.6がリリースとなりました。

デスクトップ版 Vivaldi 6.6:メールの検索と翻訳サービスを改善し、拡張機能のサポートでウェブパネルを強化

[Vivaldiニュース]

ウェブパネルの強化

今回のバージョンではウェブパネルでWebサイトを表示した際の機能が強化されました。ウェブパネルというのはサイドパネルで別のWebサイトを開く機能です。単にWebサイトを開くだけではなく、Chromeの拡張機能を追加して使うことができるようになったそうです。また、ウェブパネル用にメインのタブとは別にナビゲーション操作が追加されているため、実質Webサイトを1ウィンドウで2つ開いて使うことができます。ウェブパネル側にNotionのようなメモを取れるサイトを開いておくと便利ではないかと思います。

翻訳の改善

Vivaldiに内蔵されている翻訳機能が改善されているということです。Vivaldiの翻訳機能は翻訳したサイトの情報やテキストが収集されないという点がセールスポイントではあるのですが、従来のものは翻訳の品質がもう1つだったり、スクロールする過程で訳文と原文が混合されてしまったりと実用するには少々厳しいところもありました。

今回改善されたということで簡単に試してみたところ、確かに挙動については不自然な部分がなくなっているように感じます。翻訳の品質についてはまだ十分に見られてはいませんが、従来見られたような明らかに機械翻訳したような意味の通らない直訳は見なくなったように思います。今回の改善は結構期待できそうに思います。

Vivaldi6.5がリリース

バージョン6.5がリリースとなりました。

デスクトップ版 Vivaldi 6.5:機能盛りだくさんのアップデートで年末年始をお祝いしよう

[Vivaldi ニュース]

セッションパネル

今回のアップデートではセッションパネルという機能が新規に導入されました。これを使うとブラウザで開いているタブの状態を”セッション”としてまとめて保存することができます。セッションからの復元を行うとタブが元の状態で復元されるので、個別にブックマークをするよりも簡単に状況の保存ができます。

セッションは時点ごとに複数保存できるそうなので、その時やっていた作業ごとに違うセッションとして保存することが可能になっています。

同期機能の強化

Vivaldiは他OS版と同期をする機能が搭載されているので、PCとモバイルデバイスで入力履歴や検索結果などを同期することができます。今回同期の機能が強化され、ブックマークや閲覧履歴についても同期が可能になったとのことです。

公式のニュース記事でも触れられていますが、確かにモバイルデバイスで移動中にパラパラ見ていて保存もしなかったWebサイトを後になってから再確認したくなることは時々あります。従来以上に便利に使うことができそうです。