Vivaldi」カテゴリーアーカイブ

Vivaldi1.6が登場

タブ周りの機能が強化された1.6が登場しました。

タブ通知と名前付きタブスタックをサポートした「Vivaldi」v1.6が正式公開

[窓の杜]

Details matter. Vivaldi 1.6 is ready

[Vivaldi blog]

1.6からはタブの更新に応じて通知を出す、”Tab Notification”という機能が追加されました。メールやSNSの利用に便利とのことです。

また、タブスタックに対して好きな名前をつけられるようになりました。例えば買うものの比較検討や、旅行の行程に関連するタブをまとめるなど、使い所がありそうです。

同一ドメインのタブを一発で選択できる機能も追加されました。Ctrlキーを押しながらタブをダブルクリックすると、同一ドメインのタブが選択できます。

Vivaldiは発表当初からカスタマイズ性を重視していることがよく言われていますが、細かい部分(Detail)も同様に重視しているんだそうです。今回の1.6リリースに際して、

the devil is in the details(悪魔は細かい部分に宿る)

という英語のことわざを引いて、方針を表明しています。

Vivaldi1.5が登場

公式ブログのタイトルにもありますが、主要なトピックスとしてPhilipsの照明機器と連動する機能が搭載されたことが挙げられます。

Lighten up your Day with Vivaldi Browser

[Vivaldi blog]

「Vivaldi」v1.5が正式公開、スマート照明“Philips Hue”との連携機能を追加

[窓の杜]

元々Vivaldiは昼夜でテーマの色が変えられるようになっていたり、時間帯により利用スタイルを変えるということを結構意識しているように思います。それを拡張し、アプリなどと通信して色を変えられるPhilipsの照明機器(Philips Hue)と連動できるようにしたそうです。

面白い機能だけでなく、メモ機能で作成したメモに簡単にWebサイトのスクリーンショットを追加できるボタンや、アップデートの際にVivaldi全体でなく、アップロードする一部分のみをダウンロードして適用する機構など、地味なパワーアップも図られています。

Vivaldi1.4がリリース

1.4になりました。

Vivaldi 1.4 is released with more control! Schedule, Restore and get more flexibility!

[Vivaldi blog]

大きく変わったのはテーマのスケジューリングが可能になったことです。テーマのスケジューリングというのは直訳なのでちょっとピンと来ないですが、時間帯に応じてブラウザのテーマを変更できるようになっています。

その他、タブバーの端にゴミ箱のアイコンが追加されました。このアイコンは最近閉じたタブの情報を保持しており、「間違って閉じちゃったタブ」や「ブックマークする程でもなかったけどもう1回見たいタブ」などを見るのに役に立ちます。

タブを閉じるときはCtrl+Wで勢い良くバシバシ閉じてしまうことが多いので、このゴミ箱アイコンは重宝しそうな気がします。

 

Vivaldi1.3がリリース

1.3がリリースになりました。

The most customizable browser is now the most colorful: Vivaldi version 1.3 debuts with custom themes, enhanced privacy and much more

[Vivaldi blog]

大きな変更点はテーマのカスタマイズです。既存のテーマから選ぶこともできますが、背景色やハイライト色を自分で調色することもできます。

もう1つの大きな変更点はマウスジェスチャーの強化です。今回のアップデートでマウスジェスチャーに90種にも及ぶブラウザのアクションを割り付けできるようになっています。

割り付け可能なアクションを見てみましたが、”タスクマネージャ”なんてのもあります。”クリップボードの中身を貼り付けて移動”などは使い勝手が良さそうに思いました。

Vivaldi1.2が登場

安定版アップデートの1.2が出ました。

Ready to make your own mouse gestures? Now you can with Vivaldi 1.2

[Vivaldi blog]

「Vivaldi」v1.2が正式公開、マウスジェスチャーの作成・編集機能が追加された

新規タブのカスタマイズや複数タブのコマンド操作といった新機能も

[窓の杜]

大きなトピックとしてはやはりマウスジェスチャーが作成できるようになったことです。

マウスジェスチャーについてはブラウザごとの差異はそれほどないような気がするので、「Vivaldiのマウスジェスチャーが愛用の○○と同じだったらいいのに…」というニーズはそんなにないような気がするのですが、何にしても何でもカスタマイズできるようにしておくのがVivaldiの一貫した方針のようです。

Vivaldi1.1が登場

1.0がリリースされたと思ったらもう1.1が登場しました。

No time to rest. Vivaldi 1.1 is here with enhanced tab handling, better hibernation and more!

[Vivaldi blog]

タブ関連の操作が強化され、Altを押しながらタブを閉じることで閉じようとしたタブ以外のすべてのタブを閉じたり、タブを閉じた際にフォーカスするタブの順番をカスタマイズしたりできます。

小さいことなのですが、凝る人はこういうところも凝るので、この辺を充実させているのがVivaldiの特徴です。

ちょうどテッツナー氏も日本に来てプレスイベントを開いたそうです。

元OperaのCEOが新Webブラウザー「Vivaldi」をアピール、
『メールと同期を最優先で開発中』

[窓の杜]

高機能なブラウザがあって良い、というのは氏の一貫した主張です。世の中のトレンドとは完全に逆行しているように思いますが、私も似たような考えです。

Vivaldi正式版がついに登場

ずいぶん長いことベータ版のままでしたが、ついに正式版が出ました。

「Vivaldi 1.0」正式版公開、Operaの血を引くモダンクラシックブラウザー

[Internet Watch]

Vivaldi 1.0: Not for everybody, just you

[Vivaldi team blog]

カスタマイズが柔軟であることから”上級者向け”と評されることもあるVivaldiですが、Vivaldiの共同創業者であるテッツナー氏によるとそれは「ユーザ目線で開発された結果」なんだそうです。上記公式blogのエントリのタイトルにもそれが表現されています。

最近のブラウザはChromeやEdgeなどのようにブラウジングに集中することを目的として、ツールバーやメニュー等の表示されるものが少ない設計のものが多くなっています。

その一方でVivaldiはカスタマイズによって一昔前のブラウザ的な見た目や操作感も無理なく実現することが可能です。”Modern Classic”という表現をテッツナー氏は使っていますが、まさにそんな感じのいいとこ取りを狙った設計になっています。

基本的には相変わらずOperaがメインではあるのですが、Vivaldiもサブ的に時々使っています。F2で起動できるクイックコマンドが非常に便利です。ブラウザそのものの操作にも使えますが、ブックマークのサイト名の一部を入れると候補がサジェストされてくるので重宝します。例えばF2を押して”heb”くらいまで入れると”hebodj.net”が出てくるという感じです。

更にページ内のナビゲーションもShift+矢印キーで自由に動けるので、あまりキーボードから手を離さずにブラウジングできるのが良い所だと思います。

 

 

 

Vivaldi beta3が登場

ベータ版もとうとう3つ目です。

Webブラウザー「Vivaldi」、3つ目のベータ版をリリース

タブの状態を保存・復元できるセッションマネージャー機能などを追加

[窓の杜]

主要な追加機能としてはタブのセッション管理が挙げられます。これはタブを複数開いた状態を”セッション”として保存し、まとめて開くことができる機能です。

また、タブ同士の”関連”が記録されるようになっています。タブ内のリンクをCtrl+クリックで開くことにより、リンク元が”親”となり、リンク先が”子”として新しいタブで開きます。

この子タブを閉じた場合、フォーカスは親に戻ってくるという仕様になっています。Operaなんかの場合だと、直前に参照していたタブにフォーカスが遷移するようになっています。

Vivaldiのblogでも紹介されていますが、検索エンジンの検索結果をCtrl+クリックで開くと、「やっぱこの内容じゃなかったな」とタブを閉じた時に検索結果画面に戻ってくるので役に立つと思います。

ちなみにこのタブ同士の関連はCtrl+クリックでタブ内のリンクをクリックすることで構成されます。+ボタンやCtrl+Tで新規にタブを開いた場合は従来同様の挙動になるので、試してみる際には注意が必要です。

 

 

Vivaldiベータ版が登場

TP4でも十分ベータ版相当という印象を持ってはいましたが、一区切りということなのかベータ版に移行しました。

Vivaldi launches its first beta
[vivaldi blog]

Webブラウザー「Vivaldi」、初めてのベータ版をリリース 「Google Chrome」拡張機能をフルサポート。プライベート閲覧やWEBパネルなどの機能も
[窓の杜]

サブ的に使っていますが悪くないブラウザだと思います。
特にF2を押してからキー入力するとブックマークや設定画面にアクセスできるクイックコマンドは便利です。
キー入力なんて不便に思いますが、仮にブックマーク登録されていれば、F2キーを押して”hebo”くらいまで入れれば当blogが検索候補に出てきます。
フレーズだけ覚えていれば割とどこにでもすぐ行けて便利です。
もちろん、そのまま検索エンジンに検索クエリを送ることもできるので重宝します。

Shift+矢印キーで画面内を移動できる空間ナビゲーションも便利な機能です。
クイックコマンドと空間ナビゲーションの組み合わせで、ほぼマウスに触らずにブラウジングが可能になっています。

ベータ版ということでだいぶ安定感も増しているので、気になっていた方にはぜひこの機会にお試し頂きたいです。

Vivaldiで閲覧履歴を消す方法

気が向いた時にVivaldiを使ってみています。
トラブルシューティングのため閲覧履歴を全部消したいと思ったのですが、設定画面の中に履歴の項目がなくてちょっと迷いました。

Vivaldiの履歴画面はスピードダイヤルやブックマークと同じ画面(別のタブ)にあります。
履歴の閲覧・履歴の消去はここから行います。

なんとなく設定画面で操作する先入観があるので迷ってしまいました。