Windows10」カテゴリーアーカイブ

非正規版はWindows10への無償アップグレードの対象外

非正規版も例外なく無償アップグレードの対象になるらしい、という観測報道が出ていましたが、無償アップグレードはできないようです。

Windows 10への無料アップグレードは正規版のみ対象、海賊版ユーザーには“魅力的な”アップグレード施策
[Internet Watch]

非正規版のWindows7や8.1からアップグレードされたWindows10にはデスクトップにウォーターマーク(透かし)を表示して
”このWindows10は非正規版からアップグレードされたものです”というような内容をユーザに通知するらしいのですが、上記記事の元になったMicrosoftの見解を読んでもそれ以外に何か制限がかかるという記述はありません。

最近のWindowsでは非正規版を動作させた場合でも表示による注意喚起のみという場合が多いので、Windows10も同様となる可能性はあると思います。

Windows 10のエディション発表

全部で7エディションになるそうなのですが、自作PCユーザ的には2エディションというところです。

Windows 10のエディション、個人向けはHome/Pro/Mobileの3種類
[PC Watch]

自作PCユーザの場合は個人向けのHomeとProから選択することになると思います。
ProはHomeに対しての上位エディションという感じではなく、ビジネス向け機能を追加したエディションという感じです。

かつてのWin7のHome BasicとHome Premiumのような関係にはなっていないようです。
エディションも昔は色々グレードがありましたが8以降はずいぶんすっきりした印象です。
Vistaの時にUltimateを買った悲しい記憶が思い出されます。

Windows 10 Insider Preview10074が公開

今回のビルドからプレビュー版の名称が”Technical Preview”から”Insider Preview”に変わりました。
Build2015に合わせた公開です。

Windows 10プレビュー「Build 10074」が公開 ~Windows 7の「Aero Glass」復活か
[PC Watch]

今回のビルドではCortanaに色々手が入っているようなのですが、いかんせん日本語版では使えないのが残念なところです。
やり取りのサンプルが明示されていますが「何かジョークを言って」という要求に対応可能というのは笑いました。

その他、目立つ部分としてはUIの変更があります。プレビュー版を使用しているユーザから要望が多かったとのことで、場合によってはAero Grassが復活するかもしれないとのことです。
今回の10074では半数のユーザにAero Grass復活版を提供し、そのフィードバックを元に制式化するか否かを判定するそうです。
半透明UIというのは一過性の流行に近いものかと思っていたので、復活を望む声が多かったというのは意外な感じがしました。
うちのはAero Grass不採用版のようです。

Windows 10 TP build10061が登場

月末にはBuildという毎年恒例のイベントも予定されていますが、先んじてTPの新ビルドが登場です。

新メール&カレンダーアプリを搭載したWindows 10プレビュービルド10061が公開 ~タブレット向けに基本UIを変更。10049の問題対策も提示
[PC Watch]

変更点として気になるのはやはり記事タイトルにもあるメールとカレンダーアプリです。
早速試してみましたが、さすがに進化しておりWin8.1のものよりこちらの方が使い勝手がいい気がします。
カレンダーとメールの行き来が楽なので、例えば列車や宿の予約メールなどを見つつすぐカレンダーに予定を書き込むことができて便利です。

先日のAMDのCEO発の情報が事実とすればあと3ヶ月ほどで製品版がリリースになるわけですが、まだまだブラッシュアップが続いています。

AMDのCEOがWindows 10の発売時期に言及

言及というかうっかり感のある情報公開です。
若干の面白要素もあるニュースという感じです。

「Windows 10」正式版は7月末の公開か AMDが業績発表でコメント
[ITmedia]

AMDに限らずアメリカの上場企業は決算発表後に電話で会見をすることが多くあるようなのですが、その中で7月末というかなり具体的な時期が出てきたそうです。
Microsoftが発表している現時点での”公式な”Windows 10の発売時期に関する情報は”2015年の夏”というものでした。

こういう形でAMDにスポットが当たるとは予想外でした。

Win10TPにSpartanが登場

とうとうWindows10 TPにSpartanを含むビルドが公開されました。

Windows 10プレビューにProject Spartanブラウザ搭載の新版公開
[PC Watch]

早速Spartanを試用してみましたが、マイクロソフトが狙いとしてあげている通り、Webサイトの表示面積が大きくブラウジングに集中できるUI設計となっています。
今回のビルドは前回のビルドから間が開かずリリースとなっていますが、IEとSpartanの立ち位置がはっきりし、情報が公開されたのでその内容を反映したビルドになっているそうです。
そのため、Spartanと多少のバグ修正以外に大きな変更点はないようです。

Spartanは新レンダリングエンジンのみを搭載

以前新レンダリングエンジンと現行のIEに搭載されているTridentの双方を搭載すると報じられていた新ブラウザのSpartanですが、
新レンダリングエンジンのみを搭載することになりIEとの役割分担がかなりはっきりしたようです。

Windows 10の2つのブラウザ、「Spartan」は新エンジンのみ、「IE 11」は旧エンジンのみに
[ITmedia]

IEは主にエンタープライズ向けのWebアプリ実行プラットフォームとしてのブラウザということになり、
今後”Windowsの標準ブラウザ”の立ち位置にはSpartanが収まるということになりそうです。
長らく続いていたIEがデフォルトの時代もとうとう終わりを迎えそうです。

上のリンクの記事によると次回のWin10TPの更新でSpartanが提供されるということです。

Windows 10 TP build10041が登場

Windows関連のイベント開催中とあってか、新情報とともに新ビルドも登場しました。
久しぶりに仮想マシンのWin10を立ち上げて使ってみています。

Windows 10プレビューのBuild 10041が公開
[PC Watch]

まだ日本語フォントの表示の一部にジャギーが目だってやや不自然なのはちょっと残念ですが、色々手が入っています。

地味ながら気になる仮想デスクトップについては、使用中のデスクトップで開いているアプリケーションのアイコンのみがタスクバー上に表示されるようになっています。
仮想デスクトップを切り替える操作の際に別の仮想デスクトップにマウスオーバーすると、対応してタスクバーの内容も切り替わるようになっています。
デスクトップ状態のプレビューに加えてタスクバーも対応したものが表示されると使い分けが簡単になりそうです。

Windows10は今夏登場

リリース時期が多少具体的に示されました。

Microsoft、Windows 10を今夏に発売へ ~小型IoTデバイスへは無償提供
[PC Watch]

クリスマス商戦前くらいかなと勝手に予想していたので、夏という時期が出てきたのは意外です。
そう長く待つこともなく製品版のWindows10を使い始められそうです。

Windows10への無償アップグレードはPro版も対応

企業ユーザは1年以内に検証を済まして展開を終わらせないとOSのアップグレード費用がかさんでしまうことになるのかと思っていましたが、そういうわけではないようです。

Windows 10への無償アップグレードは「Pro」も対象、「Enterprise」はSAが必要
[Internet Watch]

企業に導入されていたとしてもWindows 8.1/8/7 Proは無償アップグレードできるようです。
企業で導入している場合は素早く検証と展開を終えれば費用が節約できるチャンスかもしれません。

Enterprise版はソフトウェアアシュアランスを契約していればアップグレードが可能とのことです。
ただし新製品へのアップグレードの権利は従来からソフトウェアアシュアランスについている特典なので、Windows10からの新しい取り組みというわけではないようです。