中央西線の木曽平沢駅の写真です。

この写真は国道19号側から撮影したものです。駅そのものは国道に面していますが、駅入り口は線路を挟んで反対側の市街地側にあり、国道からアクセスすることはできません。
カーブ上に駅があるのが特徴的です。特急しなのの通過をプラットホーム上から見たら結構迫力があるかもしれません。

国道から木曽福島方面のプラットホームに降りることができる階段はありますが、こちらから駅に直接アクセスすることはできなくなっています。
降雪等があり冬季に屋外で自転車には乗れないので、もっぱら屋内向けのトレーナーを使っています。私が使っているwahoo KICKR(第4世代・2018年版)は定期的にスピンダウン(校正作業)が必要なので、ELEMNTサイクルコンピューターでスピンダウンを行っています。
ところが最近なぜかサイクルコンピューターでスピンダウンがうまく動作しなくなってしまったので、Androidのwahooアプリでスピンダウンをしてみました。
こちらはスピンダウンの作業自体はできるのですが、校正作業中に必ずエラーが発生して失敗扱いになってしまうという問題が発生しました。
エラーが100%再現するので原因の切り分けのためにサイクルコンピューターの電源を入れずにアプリでスピンダウンをしたところうまく行きました。
詳しいことは分かりませんが、スピンダウン可能な機器がサイクルコンピューターとアプリの2種ある状態で作業をしたのが良くなかったようです。今後はどちらか使えそうな方でスピンダウンをしたいと思います。
小川村にある天文台および星と緑のロマン館に向かうためには長野県道36号がメインルートとなっています。南側斜面(小川村側)について言えば県道36号の西側にもう1本道路があります。確実ではないですが路線名は林道李平線というようです。
この道の途中には本州のへそという本州の地理的な重心が存在します。以前こちらを目的として登ってみたことがありますが、後半の勾配がなかなか厳しく大変でした。今回改めて登って実測データから勾配分布図を作成しました。
前半が比較的おとなしいですが、後半4km位は全体的に8%を超えていて、10%以上が連続するような区間もあります。今回もなかなか大変でしたが、感覚的なキツさと実際の勾配データはおおよそ一致しているという印象です。
この道路は登ると大変ですが、県道36号に対して路面状況が比較的良く、頂上付近を除けば線形も良いので、下りはこちらがオススメかもしれません。飽きないように登りは県道36号、下りはこちらの道とバリエーションを作ってみるのも良さそうです。
長野市街から鬼無里方面に向かう国道406号の途中に”長野射撃場 8km”という案内看板が出ているのが気になっていました。裾花川を挟んで反対の山の上に射撃場があること自体は知っていましたが、川を挟んで移動できるルートがあるという認識は持っていませんでした。
しかも一応メインの国道に案内看板が出ているわけで、車で移動する場合でもある程度オススメできるくらいの道路という可能性が高く感じます。そんなわけで事前に調査をし、問題なさそうだったので実際に自転車で走行してみました。
ルートは特に県道に指定はされておらず、長野市道の影山岩戸線・百瀬岩戸池平線という2つの路線が組み合わさって国道406号から対岸の県道76号を連絡しているようです。地図上に示すとこのような感じになります。
道路の状態は全体的に良いですが、線形はかなりくねくねしています。車だと大変なためなのかあまり交通量が多くありません。
全線に渡ってではないですが、このように片側1車線がしっかり確保されている区間もありました。
道中の眺めもなかなか良い感じでした。
今回は下りで走行しましたが、登りだと標高差400mくらいを5.2km程度の延長で登ることになるので、平均勾配は8%弱くらいになるものと思われます。くねくねしているので場所によっては勾配が緩い区間もありそうでしたが、全体的にはかなり厳しい登り坂になっていると言えそうでした。
栄村にある長野県道407号を走行してみました。この路線は千曲川の右岸側にある道路で、栄村の北東にある長瀬という地域と飯山線の横倉駅の間を結んでいます。栄村のサイクリングイベントにも使用されている路線ということです。
千曲川の百合居橋付近から山の中に急な斜面で登っていきます。GPSデータで平均を見ると6%前後というところなのですが、実際に走行すると8%以上の急な区間と3%程度の緩い区間が混在しており、急勾配区間の負担が大きいので数字以上に厳しく感じます。
約4km、標高差260m位の坂を登り切ると、頂上付近の平坦なエリアには人家や農地が広がっています。
一旦頂上まで登ってしまうと、あとは小刻みなアップダウンを経て下りに入っていきます。
この道路は地域の方が国道117号に出るためには必ず必要な道路ですが、幹線道路的にどこか別の地域に通じているわけではないので交通量は非常に少ないです。そのため自転車で走るには良い道だと思います。
村公式のサイクリングルートにも組み込まれています。この公式ルートの存在は今回初めて知りました。
最初の登りが想像より厳しくて少々面食らいましたが、全体的には道の悪い区間もなくいい路線でした。栄村の景観を楽しみながらゆっくり走りたい方にオススメです。
Wahooから新しいサイクルコンピューターが登場したという発表がありました。
ELEMNT ACEという商品で同社のサイクルコンピューターの中ではフラッグシップに当たる製品だそうです。画面サイズは3.8インチあり、縦12.6cm、横7.1cmというサイクルコンピューターにしては巨大なサイズとなっています。
物理ボタンもついているようですが、タッチスクリーンになっているので操作は基本的に画面を触って行うようです。
非常に興味深い機能として”対気速度計”の搭載があります。自転車は風向きによって大きく速度に影響を受ける乗り物です。例えば時速25kmで走行していたとしても、追い風の場合と向かい風の場合では風速を加味した速度が全く違うことになります。
従来のサイクルコンピューターでは風の要素を測定することができませんでしたが、ELEMNT ACEには対気速度計が搭載されており、計測した内容を後でアプリを使って確認できるということです。
競技者の方が集団走行をする場合に、レース後にこのデータを利用して集団内での位置取りの巧拙(うまく位置調整をして風を受けずに走行できたか)などを分析するのに利用できるということです。
私はアメダスデータなどで土地土地の風の傾向を分析するのが好きなので、実際の走行で風がどんな感じだったのかを測定できるという機能はツーリング目的でも非常に魅力的に感じます。走行後にアメダスデータと照らし合わせるなどすれば、今後の風の予想精度を上げることにもつながりそうです。
しかしながら高機能ゆえなのかお値段の方は日本円で10万円近いということです。さすがにサイクルコンピューターにこの価格は出せないというのが正直なところです。対気速度計という機能自体は興味深かっただけに残念です。
いよいよ標高の高いところは路面の凍結が心配なので、別所温泉方面に自転車で出かけました。別所温泉は標高500mくらいでそれほど高くはなく、道中も日影になるような場所が少ないので寒い時期には割と安心して出かけられる場所の1つです。川沿いより多少標高があるので、多少負荷をかけた運動にもなるところが気に入っています。
途中で立ち寄った舞田駅からの風景です。紅葉もだいぶ色があせてきているのが分かります。
別所温泉駅です。この地域周辺には鎌倉時代北条氏の一族が暮らしており、その関係もあって当時の中央である鎌倉の文化が持ち込まれたそうです。そのため、信州の鎌倉とも呼ばれる文化財が多く残る一帯となっています。
以前から不思議なのは別所線の駅舎の多くがこのような緑がかった青で塗装されていることです。無人駅の小さい駅舎に至るまでこの色の場合があるので、何か理由があるんだと思いますが調べられていません。
いよいよ長野県北部も寒さが本格的になってきて、記録としては初雪も観測されました。単に気温が低いのであれば色々と対策をして自転車に乗るところですが、長野県の場合路面が降雪や路面凍結があるので適当なところで切り上げて2月中旬くらいまではシーズンオフとしています。
何か科学的な根拠があるわけではないのですが、周辺アメダスで日平均気温が2℃前後になり始めるとそろそろシーズン終わりというのを目安にしています。そんなわけで、この時期はアメダスのデータに注目をしています。
直近3年分のアメダスデータを集計してみました。
[気象庁アメダスデータを元にhebodj.netが作成]
こうしてみると例年の傾向は大体同じで、12月の第1週くらいがシーズン最終回と見ておけば良さそうな感じです。年によってはもう少し早まることもあります。
感覚で判断してしまうとどうしても無理して乗りたくなりがちなので、一応こういった判断基準を設けて安全第一でシーズンを終えるようにしています。