林道李平線と本州のへそ

小川村と鬼無里を結んでいる県道36号は非常に気に入っている道の1つです。特に小川村側の星と緑のロマン館に至るまでの区間は、今まで走ってきた道の中でもトップクラスに気に入っています。

この道路には少し離れた所に並行する道路があります。林道李平線という看板を頂上付近で見かけるのですが、全線がその林道なのかは不明です。

位置的には県道36号よりやや美麻側、瀬戸川という川に沿って大洞高原に至る道路となっています。

長野市街から来る場合右折で入ることになります。

入口はオリンピック道路こと県道31号です。

この看板が目立ちます。途中に本州のへそという本州の”重心点”があるそうです。

早速走って行くと、序盤は勾配1-3%のほぼ平坦に近い道路です。瀬戸川の川音も涼やかで気持ちの良い道です。

ところが、3kmくらいの地点から突然勾配がほぼ10%固定になります。県道36号はほぼ全体が勾配6-7%という安定した坂なのですが、こちらの道は最後の5kmがほぼ9-10%固定という厳しいプロフィールになっています。

右側の傘のついた柱が重心点を示す柱だそうです。

途中にあるのがこの本州のへそです。本州の面積重心がこの場所だそうです。標石などがあるわけではないようですが、地域の方が柱を立てて分かりやすいようにしているそうです。

厳しい登りが続きます。

最後までこの調子で厳しい坂が続き、県道36号に合流します。合流地点は星と緑のロマン館の50mほど下になります。

県道36号との比較

県道36号と比較すると、厳しさで言えば急勾配区間のある今回の道路の方が確実に厳しいと思います。どういうタイプの坂が好きかで選んでみると面白いと思います。

県道36号と比べて優秀なポイントとして、ほぼ交通量がゼロである点と路面状況が大変に良いことが挙げられます。急勾配区間のボリュームもあるので、良好なコンディションの中で登りに集中したいという方には最適な道ではないかと思います。

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