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予備のチューブ購入

先日のパンクで使えるチューブがなくなってしまったので、予備のチューブを買ってきました。普段は2本で1,000円くらいで売られているお買い得チューブを使っていますが、たまにはということでブリヂストン製の軽量をうたうチューブにしてみました。

ブリヂストンのエクステンザというブランドで展開しているチューブです。公称67gということですから、一般的なものより20-30gは軽いのではないかと思います。

チューブ自体も肉薄に作られているのか、畳んだ時非常にコンパクトです。耐障害性はあまり高くない可能性がありますが、携帯性が良いのはいいと思います。

さっそく入れ替えようかと思いましたが、使えるチューブを外してたたみ直す手間を考えるとさすがに面倒なのでやめました。次回チューブを交換する事態になり次第、順次投入で活きたいと思います。

XAZTLAN MANTRA

自転車用のサングラスを新しく制作してもらいました。XAZTLAN(ザストラン)のMANTRA(マントラ)というモデルです。

XAZTLANはスポーツサングラスでは珍しい国内のブランドで、この2022年から製品を投入し始めました。このMANTRAは自転車や野球など上を見ることが多いスポーツのことを意識してデザインされたモデルだということです。

視界について

このサングラス最大の特徴は普通のサングラスと比べて上側にレンズが広く取られていることです。そのためかけると上のフレームは眉を通り越しておでこのあたりに位置することになります。

自転車用としては非常に機能的な設計で、前傾姿勢を取っても視界に上部フレームが入ってくることが全くありません。上側だけでなく左右の視界も実は広く、斜め後ろを振り向いた際にもフレームが視界を邪魔しにくくなっています。

特徴的なフレーム形状なので見た目は奇抜ではありますが、実用本位の設計がなされています。

フィッティングについて

スポーツサングラスで問題が起きやすいのがフィッティングです。鼻のパッドが合わない、レンズの裏面にまつげが当たって気になる、レンズの下端に頬が当たって気になる、などがよく聞かれるトラブルです。

このMANTRAはノーズパッドとテンプル部分に金属の芯が入った樹脂製パーツを取り付けてあり、ある程度向きや開き具合が調整可能です。人の顔も千差万別だと思いますが、調整幅がまあまああるので自分専用の設定でかけられると思います。調整は専用の器具を必要とせず、素手でできるのも便利なポイントです。

レンズについて

私は普段からメガネを常用しているのでサングラスも度が入っていないと使えないのですが、このフレームは度付きレンズに対応しています。こういう一眼タイプのサングラスは度を入れられないことが多いので珍しいのではないかと思います。

レンズを中央で二分割して装着するという仕組みになっています。そのため中央部に合わせ目が入りますが、実用上気になるようなものではありません。むしろ普通のメガネに存在するブリッジがないので、視界は非常に良く感じます。

レンズの種類も複数あるそうです。今回私は調光NXTレンズを入れてもらいました。少々値段が張りますが、紫外線の状況に応じて色が濃くなり、また紫外線に対するレスポンスも非常に良いので信頼できるレンズです。

まとめ

実際に何度か自転車ツーリングにかけていきましたが、視界が良く風の巻き込みも非常に少ないのでストレスなく過ごすことができました。

長時間自転車に乗っていると思うのが細かいストレスが最終的に結構な疲労感につながるということです。例えば荒れた路面からの振動や日焼け、今回気になった風の巻き込みによる目の乾燥などです。

細かいことではありますがこういったストレスを軽減できると、全体的に楽しく自転車に乗れて非常に良いと思います。自転車用サングラスとしては間違いなくオススメできる製品です。

ハードケースとソフトケース(きんちゃく)が付属します。
ソフトケースはロゴが入ったこだわりの仕様です。

wahoo TICKRの電池切れ

先日の2022年ツーリング開始は喜ばしいイベントだったのですが、走行中に心拍数計測ベルト wahoo TICKRの電池が切れてしまい、走行記録に心拍数がない状態になってしまいました。

普段は心拍数も込みでGPSデータを記録し、運動記録保存アプリのSTRAVAで推定の運動負荷を自動計算して記録に残していました。心拍数データ抜きだと相対的に運動負荷が軽めに記録されてしまうので少々残念です。

バッテリー残量を簡単に計測することはできないので、1シーズン毎に予防保守的に電池を交換するなどしていった方が確実に運用できるかもしれません。

週末中心の運用で1年少々もつかどうか、という感覚を持っています。

チェーンウォッシャーの交換用ブラシセット (Parktool RBS-5)

自転車のチェーンウォッシャーのブラシを交換しました。チェーンウォッシャーとして使っているのはパークツールのサイクロン(CM-5)という製品で、消耗品としてブラシのセットが販売されています。

器具自体はこんな見た目です。中にブラシが入っています。
ブラシと水切り用のスポンジが一式になっています。

ブラシは使っていると歯ブラシと同様に先端が開いてきて洗浄の効率が悪くなってしまいます。たまに交換してあげると良い状態が復活します。

右側が使用後、左側が新品です。

ブラシを外してみるとやはりかなり先端が開いていることが確認できました。水切り用のスポンジもチェーンが接触することで削れて小さくなってしまっています。

このようにチェーン洗浄機の消耗品が販売されていて交換できるのはパークツールの特徴です。本体が無駄にならず、長く使えて良いと思います。

モンベル ストレッチクリマプラス200 バラクラバ

冬場の防寒装備としてバラクラバを買いました。バラクラバというのはいわゆる目出し帽のことです。

これは1つでキャップ・フェイスマスク・ネックウォーマーを兼ねるので非常に使い勝手が良いです。生地に伸縮性があるので頭にかぶらずにフェイスマスク兼ネックウォーマーの状態で使ったり、更に下ろしてネックウォーマーとして使うこともできます。

工夫されている点として、鼻の頭に当たる部分に樹脂製の調整可能な芯が入っていることが挙げられます。これを使うことで昨今のサージカルマスク同様顔との密着を良くできます。ただサングラスと併用した時に全く曇らないというわけではありませんでした。風が当たっていればかなり曇りづらいので、走行風が当たれば大丈夫だと思います。

長野県は1日の気温変化が大きいので、このように気温に応じて調節可能な装備があると便利だろうと思います。まだ長距離のツーリングで使ってはいませんが、近所の散歩などで試してみたところでは非常に優秀でした。

唯一の弱点はどうしても見た目が怪しくなってしまうことです。フェイスマスク状態であればそこまででもないので、時と場合に応じて見た目を変更する運用も重要かもしれません。

timber! Mountain Bike Bell

今年導入した自転車パーツの一つに”熊鈴”があります。人気のない山奥の道路を走っていると長野県という土地柄、熊との遭遇が気になります。定番の対策である熊鈴を自転車につけてみました。

アメリカのtimberというメーカーの製品で、ハンドルに装着して使います。特徴は音のオン/オフがレバーで可能なことで、鳴らしたくない場合は無音にすることもできます。

音色はリリースの長い「リーンリーン」という感じになっています。走行中に鳴るベルの中には「チリチリチリ…」と鳴るものもありますが、私は長く鳴るタイプのものが好きなので気に入っています。

レバーによるオン/オフも確実です。この手の製品にありがちなのはレバーが走行中の振動で勝手に位置が変わってしまったり、オフにしているのに鳴子がベルに当たって音が出たりといった現象です。この製品はその点しっかりとした作りになっています。

熊に対して効果があるかどうかは分かりませんが、とりあえず今年は熊との遭遇はせずに済みました。熊以外にも周辺に対する警戒の意味で必要なときだけ鳴らすという使い方ができるので、非常に使い勝手の良い製品です。

KICKRのスピンダウン時に簡単に速度を出す方法

wahoo KICKRのは出力測定ができるためなのか、定期的に”スピンダウン”と称する校正作業を行う必要があります。

校正作業が必要なのは旧型(~2018年式)までのKICKRで、2020年式のv5については自動スピンダウン機能があり、この作業が要らないそうです。私のKICKRは2018年式なので定期的にスピンダウンを行っています。

手順は以下の通りです。

  1. 20分以上KICKRに乗る
  2. スマートフォンアプリの”wahoo utility”でスピンダウンを選択する
  3. KICKRに乗って時速37km相当程度まで回転数を上げる
  4. アプリ側で「ペダルを止めて下さい」という指示が出たらペダルを止め、KICKRを空転させる
  5. 空転したままある程度まで減速すると校正完了

ちょっと大変なのが3の部分で、一時的とは言え時速37km相当までKICKRを回転させる必要があります。必要な速度についてはKICKR本体の抵抗値の影響を受けるので、KICKR側で負荷をかけている状態(=ペダルを重くしている状態)だとその分速度が上がりにくくなります。

特に私のように意図的に軽いギア構成にしている場合は頑張ってもなかなか目標の速度に到達しないという状況があり得ます。この場合、KICKR本体の負荷を無負荷にするとその分速度が伸びやすくなるので校正が簡単です。

CATEYE RAPID5が勝手に消えるトラブルの対処

自転車のテールライトとしてCATEYEのRAPID5を使っています。赤いLEDが5個ついており、点灯状態でも15時間持続するという非常に頼もしいスペックのテールライトです。

使っているうちに点けていたはずのライトがいつの間にか消えていることが多くなってきたので、異常な点がないかチェックしてみました。

電池ホルダーを確認したところ、電池の+極と接するバネ状の電極が潰れてしまっており、電池ホルダーに多少の隙間があることが分かりました。

青い部分が問題の電極です。本来であれば下のようになっていなければならないところ、上のような状態になっているのではないかと推測しました。

RAPID5は物理的なスイッチで電源ON状態を維持できないので、1回電源を入れた後に走行中の振動などで電池ホルダーに隙間が空いて電源がOFFになってしまったものと思われます。

電極のバネを元に戻してあげれば電池にしっかりテンションがかかり、振動にあっても隙間が開かなくなると思ったので先の細いドライバーで電極を曲げてみました。

作業前後はこのような形です。

作業後に電池を入れてみるとかなりしっかりとした抵抗があるので、これであれば簡単には電源がOFFにはならないと思います。これで様子を見てみたいと思います。

ブリヂストン Green Drive

自転車用チェーンルブのご紹介です。以前使っていたVipro’sのレイキッシュを使い切ってしまったので、それ以降標題のブリヂストン製Green Driveというチェーンルブを使っています。

こんな感じの50mlボトル入りです。スプレータイプではありません。

液体の粘性はサラダ油くらいで、硬すぎず柔らかすぎずでちょうど良いと思います。チェーンのコマに垂らす時の施工性も良いです。

ノズルがこんな形状なのでチェーンのコマに少しずつ垂らして使います。

ここ数ヶ月試していますが性能面は非常に良く、高い潤滑性能が長持ちします。私は300km-400kmくらい走ったら洗浄してさし直していますが、この使い方だとほとんど潤滑が落ちてきた感覚がありません。

雨中を走ることはないので耐水性は不明ですが、かなりしっかりした油膜が張るのである程度耐えてくれそうな期待感はあります。

また、水置換性があるので運悪く雨に当たってしまった時でも帰宅後にチェーン洗浄→注油でリカバリも可能です。

高い機能性がスタンダードにまとまっておりオススメのチェーンルブです。

wahoo KICKR(2018)ファームウェアアップデート時のエラー

先日KICKRに新しいファームウェアが公開されていることに気がついたのでアップデートをしてみることにしました。

KICKRのファームウェアアップデートは、スマートフォン用のWahoo UtilityというアプリでKICKR本体とスマートフォンを接続し、スマートフォンでダウンロードしたファームウェアをKICKRに転送することで行います。

操作自体は非常に簡単なのですが、私のPixel3a XL(Android11)でアップデートを試みたところ、”Kickr Firmware Upgrade Failed”というエラーが出て失敗してしまいました。

時間をおいて試してみても同じだったので、サポートの記事を参照してトラブルシューティングしてみることにしました。

トラブルシューティング

よくあるパターン

記事によれば最もよくあるのはKICKR本体とスマートフォン以外のBluetooth接続が存在する場合だそうです。KICKRは3台のデバイスと同時にペアリングができるので、スマートフォンと接続している場合でも他のデバイスとペアリングしたままにできます。

ファームウェアアップグレード時はスマートフォンとKICKRが1対1でペアリングしていないといけないそうなので、この場合KICKRの電源を一旦切り、KICKRとペアリングしている全てのデバイスの電源も切った上でKICKRの電源を再度入れ、スマートフォンとペアリングすると良いとのことでした。

このトラブルは特にKICKRとELEMNTシリーズをあわせて使っている場合に起きやすいそうです。私はまさに当てはまるのでこの方法を試してみましたが、残念ながら結果は変わりませんでした。

解決に至った方法

その後Wahoo Utilityを一旦削除してインストールし直す等試してみたのですが結果が変わらず、ダメ元で昔使っていたP9 liteを使ってアップデートを試みたところ、こちらでは問題なくアップデートをすることができました。

ネットで調べてみると確かに”デバイスによってエラーが出るものと出ないものがあるらしい”という経験則に基づく情報は出てくるのですが、なぜP9 Liteが平気なのかは良く分かりません。非常用の予備のような感覚で持っておいたP9 liteですが、思いもよらないところに活躍の場がありました。