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モンベル ストレッチクリマプラス200 バラクラバ

冬場の防寒装備としてバラクラバを買いました。バラクラバというのはいわゆる目出し帽のことです。

これは1つでキャップ・フェイスマスク・ネックウォーマーを兼ねるので非常に使い勝手が良いです。生地に伸縮性があるので頭にかぶらずにフェイスマスク兼ネックウォーマーの状態で使ったり、更に下ろしてネックウォーマーとして使うこともできます。

工夫されている点として、鼻の頭に当たる部分に樹脂製の調整可能な芯が入っていることが挙げられます。これを使うことで昨今のサージカルマスク同様顔との密着を良くできます。ただサングラスと併用した時に全く曇らないというわけではありませんでした。風が当たっていればかなり曇りづらいので、走行風が当たれば大丈夫だと思います。

長野県は1日の気温変化が大きいので、このように気温に応じて調節可能な装備があると便利だろうと思います。まだ長距離のツーリングで使ってはいませんが、近所の散歩などで試してみたところでは非常に優秀でした。

唯一の弱点はどうしても見た目が怪しくなってしまうことです。フェイスマスク状態であればそこまででもないので、時と場合に応じて見た目を変更する運用も重要かもしれません。

timber! Mountain Bike Bell

今年導入した自転車パーツの一つに”熊鈴”があります。人気のない山奥の道路を走っていると長野県という土地柄、熊との遭遇が気になります。定番の対策である熊鈴を自転車につけてみました。

アメリカのtimberというメーカーの製品で、ハンドルに装着して使います。特徴は音のオン/オフがレバーで可能なことで、鳴らしたくない場合は無音にすることもできます。

音色はリリースの長い「リーンリーン」という感じになっています。走行中に鳴るベルの中には「チリチリチリ…」と鳴るものもありますが、私は長く鳴るタイプのものが好きなので気に入っています。

レバーによるオン/オフも確実です。この手の製品にありがちなのはレバーが走行中の振動で勝手に位置が変わってしまったり、オフにしているのに鳴子がベルに当たって音が出たりといった現象です。この製品はその点しっかりとした作りになっています。

熊に対して効果があるかどうかは分かりませんが、とりあえず今年は熊との遭遇はせずに済みました。熊以外にも周辺に対する警戒の意味で必要なときだけ鳴らすという使い方ができるので、非常に使い勝手の良い製品です。

KICKRのスピンダウン時に簡単に速度を出す方法

wahoo KICKRのは出力測定ができるためなのか、定期的に”スピンダウン”と称する校正作業を行う必要があります。

校正作業が必要なのは旧型(~2018年式)までのKICKRで、2020年式のv5については自動スピンダウン機能があり、この作業が要らないそうです。私のKICKRは2018年式なので定期的にスピンダウンを行っています。

手順は以下の通りです。

  1. 20分以上KICKRに乗る
  2. スマートフォンアプリの”wahoo utility”でスピンダウンを選択する
  3. KICKRに乗って時速37km相当程度まで回転数を上げる
  4. アプリ側で「ペダルを止めて下さい」という指示が出たらペダルを止め、KICKRを空転させる
  5. 空転したままある程度まで減速すると校正完了

ちょっと大変なのが3の部分で、一時的とは言え時速37km相当までKICKRを回転させる必要があります。必要な速度についてはKICKR本体の抵抗値の影響を受けるので、KICKR側で負荷をかけている状態(=ペダルを重くしている状態)だとその分速度が上がりにくくなります。

特に私のように意図的に軽いギア構成にしている場合は頑張ってもなかなか目標の速度に到達しないという状況があり得ます。この場合、KICKR本体の負荷を無負荷にするとその分速度が伸びやすくなるので校正が簡単です。

CATEYE RAPID5が勝手に消えるトラブルの対処

自転車のテールライトとしてCATEYEのRAPID5を使っています。赤いLEDが5個ついており、点灯状態でも15時間持続するという非常に頼もしいスペックのテールライトです。

使っているうちに点けていたはずのライトがいつの間にか消えていることが多くなってきたので、異常な点がないかチェックしてみました。

電池ホルダーを確認したところ、電池の+極と接するバネ状の電極が潰れてしまっており、電池ホルダーに多少の隙間があることが分かりました。

青い部分が問題の電極です。本来であれば下のようになっていなければならないところ、上のような状態になっているのではないかと推測しました。

RAPID5は物理的なスイッチで電源ON状態を維持できないので、1回電源を入れた後に走行中の振動などで電池ホルダーに隙間が空いて電源がOFFになってしまったものと思われます。

電極のバネを元に戻してあげれば電池にしっかりテンションがかかり、振動にあっても隙間が開かなくなると思ったので先の細いドライバーで電極を曲げてみました。

作業前後はこのような形です。

作業後に電池を入れてみるとかなりしっかりとした抵抗があるので、これであれば簡単には電源がOFFにはならないと思います。これで様子を見てみたいと思います。

ブリヂストン Green Drive

自転車用チェーンルブのご紹介です。以前使っていたVipro’sのレイキッシュを使い切ってしまったので、それ以降標題のブリヂストン製Green Driveというチェーンルブを使っています。

こんな感じの50mlボトル入りです。スプレータイプではありません。

液体の粘性はサラダ油くらいで、硬すぎず柔らかすぎずでちょうど良いと思います。チェーンのコマに垂らす時の施工性も良いです。

ノズルがこんな形状なのでチェーンのコマに少しずつ垂らして使います。

ここ数ヶ月試していますが性能面は非常に良く、高い潤滑性能が長持ちします。私は300km-400kmくらい走ったら洗浄してさし直していますが、この使い方だとほとんど潤滑が落ちてきた感覚がありません。

雨中を走ることはないので耐水性は不明ですが、かなりしっかりした油膜が張るのである程度耐えてくれそうな期待感はあります。

また、水置換性があるので運悪く雨に当たってしまった時でも帰宅後にチェーン洗浄→注油でリカバリも可能です。

高い機能性がスタンダードにまとまっておりオススメのチェーンルブです。

wahoo KICKR(2018)ファームウェアアップデート時のエラー

先日KICKRに新しいファームウェアが公開されていることに気がついたのでアップデートをしてみることにしました。

KICKRのファームウェアアップデートは、スマートフォン用のWahoo UtilityというアプリでKICKR本体とスマートフォンを接続し、スマートフォンでダウンロードしたファームウェアをKICKRに転送することで行います。

操作自体は非常に簡単なのですが、私のPixel3a XL(Android11)でアップデートを試みたところ、”Kickr Firmware Upgrade Failed”というエラーが出て失敗してしまいました。

時間をおいて試してみても同じだったので、サポートの記事を参照してトラブルシューティングしてみることにしました。

トラブルシューティング

よくあるパターン

記事によれば最もよくあるのはKICKR本体とスマートフォン以外のBluetooth接続が存在する場合だそうです。KICKRは3台のデバイスと同時にペアリングができるので、スマートフォンと接続している場合でも他のデバイスとペアリングしたままにできます。

ファームウェアアップグレード時はスマートフォンとKICKRが1対1でペアリングしていないといけないそうなので、この場合KICKRの電源を一旦切り、KICKRとペアリングしている全てのデバイスの電源も切った上でKICKRの電源を再度入れ、スマートフォンとペアリングすると良いとのことでした。

このトラブルは特にKICKRとELEMNTシリーズをあわせて使っている場合に起きやすいそうです。私はまさに当てはまるのでこの方法を試してみましたが、残念ながら結果は変わりませんでした。

解決に至った方法

その後Wahoo Utilityを一旦削除してインストールし直す等試してみたのですが結果が変わらず、ダメ元で昔使っていたP9 liteを使ってアップデートを試みたところ、こちらでは問題なくアップデートをすることができました。

ネットで調べてみると確かに”デバイスによってエラーが出るものと出ないものがあるらしい”という経験則に基づく情報は出てくるのですが、なぜP9 Liteが平気なのかは良く分かりません。非常用の予備のような感覚で持っておいたP9 liteですが、思いもよらないところに活躍の場がありました。

タルタルーガに巨大サドルバッグを取り付ける

先日の輪行ツーリングでタルタルーガに巨大サドルバッグを装備して出かけましたが、取り付けるときに通常の取り付け方法が使えなかったので少々工夫しました。

通常であればバッグのベルトをサドルレールの後ろ部分に通すのですが、サドルがかなり前にセットされている上、シートポストの”ヤグラ”の形状もあってサドルレールにベルトを通すのがかなり困難です。

黄色く着色されているところが本来のベルトが通るスペースなのですが、サドルをこのくらい前にセットしてしまうと取り付けは厳しそうです。

困っていたのですが、あれこれ試していたらキャリアーに下側からベルトを通すことで固定できることを発見しました。

こんな感じで、キャリアーの内側から外に出るようにベルトを通し、締めればしっかりと固定できます。

ちょっとイレギュラーですが、固定方法としては全く問題ありません。キャリアーに乗っているおかげでロードバイクの時にあったバッグがタイヤに擦れる現象も発生しませんし、ストレスフリーな運用が可能です。他のサドルバッグでもベルトの長さがある程度あればこの方法が使えるのではないかと思います。

タルタルーガ用の替えチューブ

タルタルーガ用に替えのチューブを買いました。

シュワルベの7Aという型番のチューブです。

タルタルーガ Type Sportのタイヤ径はインチで表すと”20インチ”になるのですが、20インチの場合チューブやタイヤを買うときには注意が必要になります。

タルタルーガ Type Sportには各グレードともAlexrimsのDA22リムを使ったホイールが装着されています。DA22にはいくつかバリエーションがありますが、タイヤ内径451mmのものが採用されています。このタイヤ内径が重要なポイントです。

自転車のタイヤやチューブのサイズにはフレンチ表記、インチ表記、そしてETRTOという共通規格の3種類の表記法があるのですが、このうちインチ表記でタルタルーガ Type Sportのタイヤを表現すると20 x1-1/8という表記になります。ETRTO表記の場合は28-451という表記になります。

しかし困ったことに、インチ表記で同じ20 x 1-1/8なのにも関わらず、ETRTO表記が28-406というサイズが存在します。同じ”20インチ”なのですが、インチ表記だけを当てにして買うと直径が5cmくらい違うチューブを買ってしまうことがあり得る、ということになります。

店頭でパッケージを確認して買えれば良いですが、通販で買う場合は慎重に確認した方が良さそうです。ETRTO表記をしてくれている通販サイトで買うと間違いないと思います。

レイキッシュついに無くなる

ここしばらく自転車用のチェーンオイルとして使用していたVipro’sのレイキッシュがついに無くなりました。

購入当時に感想をエントリにしているのですが、書いた日付が2017/12/16でした。

Vipro’sのレイキッシュ

[heboDJ.net]

私の使用ペースだとこれ1本で3年半くらい使える計算になります。

改めて当時のエントリを読み返してみましたが、感想としては当時とほぼ変わらずというところです。施工性の良さと防汚性・耐久性はかなり良好な部類です。強いて難を挙げるならばベストコンディションがそれほど長持ちはしないというくらいです。普通のコンディションに落ち着いてからは長持ちするので、実用上全く問題はありません。

しかも1本2,000円くらいなので、これで3年以上使えるならかなりのお得な製品と言えると思います。あまりメジャーな製品ではないかもしれませんが、これはかなりオススメできます。

Vipro’sでも新たに”サスペンド系”と称する新しい製品を投入しているようなので、今後はこちらをちょっと試してみたいと思っています。

ABUS ULTRA MINI 410/180 SH+Cobra

自転車を買い物などの市街地運用する時のために頑丈な鍵を調達しました。自転車用の鍵ではおなじみのドイツにあるABUS社の製品です。

いわゆるU字ロックで、鍵はシリンダー式になっています。

鍵を開けるとU字部分と棒(?)の部分がこのように分離します。

U字のサイズは全長180mmなので、ホイールと一緒にフレームをロックするなど、多彩なロック方法に対応します。

また、この製品はループ付きのワイヤーも同梱されています。これを使うと前後輪とフレームを全てロックすることもできます。

フレームにマウントできる台座も付属するので、スペースが許せば走行中はフレームに鍵をくっつけておくことが可能です。

見た目も含めてかなり強固な鍵なのですが、気になる重量はカタログ値で本体835g+ワイヤー340gという強烈なスペックとなっています。

軽くて強固というわけにはなかなかいかないので仕方ないですが、これを持って山や坂が控えるツーリングは遠慮したいところです。あくまで短距離の市街地運用に限定して考えた方が良さそうです。