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ボトルの飲み口のカビ取り

普段自転車に搭載しているボトルは、CamelbakのPodium Chillという製品です。ボトル自体が柔らかく、また飲み口を歯で引き出さなくてもボトルを握るか飲み口を吸うかすれば飲めるという画期的な製品です。

画期的なのですが、構造の複雑さ故か飲み口がだんだんカビてきてしまいます。もちろん使用後には洗浄しているのですが、構造が複雑なのでどうしても飲み物が残り、それをエサにカビが増えてしまうようです。

こういう場合、塩素系の漂白剤を使ってつけ洗いするとかなりカビを除去することができます。飲み口は飲み口と弁の部品、そして弁の部品に取り付けるOリングの3点で構成されているので、分解した上で濃いめに希釈した塩素系漂白剤につけます。

つけることしばし、こんな感じできれいになりました。汚れが残っている場合、綿棒でこすると落とせます。

それでも弁の部品のカビはだんだんひどくなってきているので、そろそろボトル自体買い換えても良いかとは思っています。

自転車タイヤの空気圧調整

2016年は25cタイヤを使ってみていますが、困っているのが空気圧です。

今まで使っていた23cタイヤは大体上限の空気圧が130psi(約900kpa)で、お世話になっている自転車店の店主殿からは「120psi位を基準に足し引きしてみると良いと思いますよ」と言われていました。

で、体重が軽いのを考慮して大体110~115psiくらいにして乗っていました。

161015_0123cタイヤだと最大130psiくらいが上限の空気圧です。

ところが、25cタイヤは空気がたくさん入る分、上限も低く設定されているのです。

161015_0225cタイヤの例です。90~115psiが適正空気圧です。

ここ最近まで上限が130psi→115psiになったんだから、そのまま空気圧を縮小して 115/130=0.88 115×0.88=101 で100psiくらい入れといたら良いんじゃない?ということで100psiにしていたのですが、最近下限ギリギリのほうが感触が良いことに気づきました。

乗り心地はそんなに変化している感じはしないのですが、路面に対する”かかり”が良いような気がするのです。そんなわけで最近は90・95・100psiの3種でどれが一番感触が良いか毎週試しています。

試しにやってみたら非常に面白かった、という程度の話なのですが、この空気圧の調整は非常に”チューニング”という感じが明瞭で面白いです。

ベビーパウダー

あせもの対策などに使用するパウダーです。有名な和光堂のシッカロールという商品です。

暑くなってくる季節なので、汗をかきやすいところにはたいておくとスベスベが持続して気持ちが良いです。

もう一つ便利な用途があって、ロードバイクのチューブの固着防止に使えます。

ロードバイクのチューブは高圧を入れるので、かなり強い力でタイヤの裏面に押し付けられています。そのため、チューブ交換時にタイヤにチューブが貼り付いてしまい、はがすのが大変なことがあります。

チューブ取り付け時にベビーパウダーをまぶしておくと、チューブの貼り付きが予防できるので便利です。タイヤ関係のメンテナンスに重宝しています。

 

 

オニキスさんオーバーホールに出される

恒例の点検の季節になりました。
5年目なので今年は電車で言えば全検に相当するオーバーホールです。
全部品をフレームから外して分解洗浄して組み直しするので、返ってくると明らかに快適になっていてびっくりします。

毎秋お店に預かってもらっていますが、

消耗品交換と各部点検調整のみの年

オーバーホールの年

を交互に繰り返すスタイルでメンテナンスしてもらっています。

自転車のホイール修理

購入以来ずっと使っているホイール(シマノのWH-R500)の前輪側の回転がだんだん渋くなってきていました。
渋いというか正確には一部に引っ掛かりを感じるという感じです。
乗っている時はそうでもないのですが、手で持って空転させると「グッ…グッ…」と一定間隔で引っ掛かりがあります。

ハブ部分を開けてみると、ベアリングの構成部品が痛んでいることが分かりました。
ベアリングの構成部品のうち、コーン(球を押さえる部品)と一部の球に損傷がありました。カップ(球を受ける器に相当する部品)部分は問題なさそうでした。

150825_01
滑らかなはずの面にえぐれたような傷がついています。

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こちらの方がたくさんついている感じです。

150825_03
球もこんな感じで表面が剥げたようなものがありました。

かねてから自転車屋さんには「ホイールは寿命が来たら良いのに買い替えましょうね」と提案を受けていたところでしたし、
このR500というのはネットの評判を見るとあんまりいい評価を聞きません。

なんですが、自転車購入以来の付き合いでちょっと愛着がわいてしまっているのもあるので、サイクルベースあさひさんの通販でコーンと鋼球を個別に注文して交換してみました。
この個別の部品を注文できるというのがシマノ(とサイクルベースあさひさんの通販)のいいところで、部品代2,000円程度で無事に修理できました。
まあホイール自体の定価が5,000円くらいなので部品代を安いと言えるかは微妙かもしれませんが、快調に回るようになったので何よりです。
これからも大事に使おうと思います。