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ファスナーにシリコンスプレーを吹く

何度か取り上げている呉工業のシリコンスプレーです。

割と何にでも使えるのが強みのシリコンスプレーですが、最近よく使っているのはファスナーです。ファスナーは使っているうちに開閉が渋くなってしまうことがあります。そこでシリコンスプレーを少々吹いて何度か開閉すると非常に動きが良くなります。

写真は自転車のボトルケージに差しているツールケースです。ファスナーが90度曲がるところがあってそこの動きが渋くなりがちなのですが、定期的にシリコンスプレーでメンテしておくといつでも快適です。自転車関係で言うとサドルバッグのファスナーにもオススメします。

Vipro’sのレイキッシュ

お世話になっている自転車屋さんに挨拶がてらチェーンルブを買いに行きました。今までチェーンルブは和光ケミカルの”チェーンルブ”を使っていたのですが、たまには違うものも使ってみようかと思い、自転車屋さんのオススメを試してみようと思ったのです。

勧められたのがVipro’sのレイキッシュという製品でした。

Vipro’sさんはこのような各種ケミカルを自動車用やバイク用も含めて製造しているケミカル専業のメーカーのようです。

このレイキッシュはラインアップの中でも防汚性と粘度の低さに特徴のある製品で、店主殿曰く「一番万人向け」とのことでした。他にもムオンという超低抵抗を実現できる製品もあるそうですが、こちらは施工を丁寧に行わないと飛散するので、ちょっとオススメしにくいとのことでした。

施工性

施工性は非常に良く、液自体がサラサラしているのでチェーンのコマにすぐ入っていきます。スプレーのボタンも微妙な加減に対応してくれるので便利です。

使用感

確かに回した感じの軽快さは注油直後にかなり強く感じられます。強みである防汚性については看板通りで、1日ツーリングで走ってもチェーンが黒くなることはありません。ただ、それなりに土ぼこりなどは付着するのか最初の超軽快な感じは若干失われてしまいます。

耐水性は完全な雨天で試していませんが、水たまりの跳ね上げを受けてもそれほど感触に違いは感じなかったので、ちょっとした水濡れなら耐久しそうな感じはします。

まとめ

どのようなコンディションになるか分からない泊まりのツーリングでもなければ、全く問題なく使用できる良いチェーンルブだと思います。軽快さにこだわりたいという方にはお試し頂く価値があるのではないかと思います。

BC-SJスーパージャンボ約6年でなくなる

自転車のパーツクリーニングに使っている和光ケミカルのBC-SJスーパージャンボがとうとうなくなりました。

その名の通り840mlという巨大な缶に入っています。缶の背の高さは2Lのペットボトル並みです。これだけの容量があるのでなかなかなくなりませんでした。ロードバイクに乗り始めて以来使っていますが、約6年でようやく完全に使い切りました。これで税抜き1,500円なので、コストパフォーマンスは良好です。

クリーニング性能はさすがの和光ケミカルさんで、自転車のチェーンルブからグリスに至るまで簡単に落としてくれます。写真の通り新しいのを買ってあるので、次回は2023年頃買い換えの予定です。

ヘルメットのあごひもの洗浄

暑くなってきて、自転車用のヘルメットもちゃんとお手入れしてあげないといけない季節になってきました。特にあごひもは気になるパーツです。ヘルメットをかぶってさあ出発という時にあごひもがやんわり汗臭いとテンションが下がるものです。

お手入れ方法について、OGKカブトさんのblogで紹介がされていました。

ヘルメットのお手入れ方法~あごひも~

[Kabuto女子部 りんりん らんらん るんるん ブログ]

水またはぬるま湯でもみ洗いするというのはほぼ想像通りなのですが、”防臭機能付きのあごひもは食酢で防臭機能が復活する”というのは貴重な情報でした。

実際に試してみたのですが、確かに洗い終わって乾いた状況の臭いが新品の時に近くなったように思います。(定量的に測定していないので何とも言えませんが)

今後の定期的なお手入れのサイクルに組み込んでみたいと思います。

ブレーキシューに異物が刺さる

先日自転車ツーリングからの帰りに、どうもブレーキをかけた時の音が変なことに気づきました。通常は「サーッ」という軽い感じの音がするのですが、「シューッ」というこもったような音がしていました。

帰ってから確認してみると、ブレーキシューに何か異物がめり込んでいました。

金属のかけらのような感じでした。ブレーキシューをあまり掘らないようにアートナイフの先端でほじりだして一件落着となりました。

今回は音で気づきましたが、普段乗っている感じと何か違うと感じたら疑ってみるのは重要だと思いました。

サイクルコンピュータの台座の緩みを直す

最近サイクルコンピュータを取り付けている台座が緩くなってきてしまったようで、押して操作したつもりが台座から外れる現象が見られるようになってきました。

走行中に転がっていったりしてしまったら事故の元なので、とりあえず応急処置的に直してみました。

私の使っているCATEYEのCC-RD300Wはこんな感じの台座で固定されています。上からサイクルコンピュータをスライドして入れると、本体下部のくぼみにツメ(黄色で囲った部分)がはまり、固定されるという仕組みです。

緩くなってしまった理由はツメ自体の摩耗と、ツメの部品が若干下方向にめり込んでしまっているからではないかと思います。

というわけで、ツメ部品の隙間に100円ショップで買った精密ドライバーの先端を差し入れ、ツメを折らない程度に上方向に曲げてみました。

雑な図を描きましたが横から見るとこんなイメージです。赤がドライバーの先端です。

結果、新品当時ほどではないですが固定力は復活し、もうしばらく使えそうです。

今回は直してしまいましたが、CATEYEさんは消耗品や補修部品も積極的に提供してくれていて、大きい自転車店なら普通にスモールパーツの在庫があったりもします。今回の部品は【商品コード1602980】というもので、300円くらいのものです。最近はCATEYEさんが自社で直販もしてくれるようなので、いよいよ破損したら台座を交換しようと思います。

ボトルの飲み口のカビ取り

普段自転車に搭載しているボトルは、CamelbakのPodium Chillという製品です。ボトル自体が柔らかく、また飲み口を歯で引き出さなくてもボトルを握るか飲み口を吸うかすれば飲めるという画期的な製品です。

画期的なのですが、構造の複雑さ故か飲み口がだんだんカビてきてしまいます。もちろん使用後には洗浄しているのですが、構造が複雑なのでどうしても飲み物が残り、それをエサにカビが増えてしまうようです。

こういう場合、塩素系の漂白剤を使ってつけ洗いするとかなりカビを除去することができます。飲み口は飲み口と弁の部品、そして弁の部品に取り付けるOリングの3点で構成されているので、分解した上で濃いめに希釈した塩素系漂白剤につけます。

つけることしばし、こんな感じできれいになりました。汚れが残っている場合、綿棒でこすると落とせます。

それでも弁の部品のカビはだんだんひどくなってきているので、そろそろボトル自体買い換えても良いかとは思っています。

自転車タイヤの空気圧調整

2016年は25cタイヤを使ってみていますが、困っているのが空気圧です。

今まで使っていた23cタイヤは大体上限の空気圧が130psi(約900kpa)で、お世話になっている自転車店の店主殿からは「120psi位を基準に足し引きしてみると良いと思いますよ」と言われていました。

で、体重が軽いのを考慮して大体110~115psiくらいにして乗っていました。

161015_0123cタイヤだと最大130psiくらいが上限の空気圧です。

ところが、25cタイヤは空気がたくさん入る分、上限も低く設定されているのです。

161015_0225cタイヤの例です。90~115psiが適正空気圧です。

ここ最近まで上限が130psi→115psiになったんだから、そのまま空気圧を縮小して 115/130=0.88 115×0.88=101 で100psiくらい入れといたら良いんじゃない?ということで100psiにしていたのですが、最近下限ギリギリのほうが感触が良いことに気づきました。

乗り心地はそんなに変化している感じはしないのですが、路面に対する”かかり”が良いような気がするのです。そんなわけで最近は90・95・100psiの3種でどれが一番感触が良いか毎週試しています。

試しにやってみたら非常に面白かった、という程度の話なのですが、この空気圧の調整は非常に”チューニング”という感じが明瞭で面白いです。

ベビーパウダー

あせもの対策などに使用するパウダーです。有名な和光堂のシッカロールという商品です。

暑くなってくる季節なので、汗をかきやすいところにはたいておくとスベスベが持続して気持ちが良いです。

もう一つ便利な用途があって、ロードバイクのチューブの固着防止に使えます。

ロードバイクのチューブは高圧を入れるので、かなり強い力でタイヤの裏面に押し付けられています。そのため、チューブ交換時にタイヤにチューブが貼り付いてしまい、はがすのが大変なことがあります。

チューブ取り付け時にベビーパウダーをまぶしておくと、チューブの貼り付きが予防できるので便利です。タイヤ関係のメンテナンスに重宝しています。

 

 

オニキスさんオーバーホールに出される

恒例の点検の季節になりました。
5年目なので今年は電車で言えば全検に相当するオーバーホールです。
全部品をフレームから外して分解洗浄して組み直しするので、返ってくると明らかに快適になっていてびっくりします。

毎秋お店に預かってもらっていますが、

消耗品交換と各部点検調整のみの年

オーバーホールの年

を交互に繰り返すスタイルでメンテナンスしてもらっています。