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長野県道414号の築造工事

中野方面に出かけた時に道路工事をしているのを発見しました。

右奥に見える住宅地が柳沢です。左手が千曲川になります。

信州中野駅付近から飯山方面に移動する時に、 県道414号を利用することが多いです。この道路は廃線になった長野電鉄木島線の線路とほぼ並行に走っている道路で、一部区間は軌道跡を利用して高規格な道路が整備されています。

しかし、住宅地を抜けていく中野市柳沢周辺は少々手狭な印象でした。今回の工事はこの狭隘な区間をバイパスする道路の築造工事ではないかと思われます。

白いカバーの掛かっているものは恐らく橋脚と思われるので、高架になるものと予想できます。千曲川が間近に迫っていてスペースにはあまり余裕がないので、どういった線形になるのか非常に興味深い区間です。

ロードバイク車載映像(須坂市野辺町ラウンドアバウト)

以前エントリにもした須坂市の野辺町ラウンドアバウトを自転車で通行した様子を動画にしてみました。

ラウンドアバウトとしてはフル装備に近い仕様となっており、立派な中央島や自転車用の矢羽根標示などが揃っています。

長野市道西608号線のアンダーパス開通

長野駅の東口(善光寺がない側)は区画整理が行われているらしく、街並みも新しい感じです。長らく工事をしていた長野駅から見て東京方面のアンダーパスが2020年の2月22日付けで供用開始されたとのことで、遅ればせながら見に行ってきました。

長野駅東口側の入口です。

長野駅付近は新幹線も在来線も線路が地上にあるので、周辺の道路はアンダーパスもしくは陸橋により交差しています。

このアンダーパスは長野駅に一番近い交差の一つですが、東京方面の交差はこれまで国道117号(通称県庁通り)しかなく、結構混雑している印象がありました。今回のアンダーパス開通により、駅東口から長野バスターミナル付近までロス無く移動できるようになりました。

こちらは長野バスターミナル側の入口です。
出てくると長野バスターミナルと八十二銀行本店の目の前です。

自転車で通行する場合ですが、両車線に歩行者・自転車用のトンネルがあるのでこちらを通るのが無難と思います。車道部も走れそうですが、かなり長い下り坂のアンダーパスな上に急なカーブになっているので少々危ないかと思います。

自転車で歩道部を通行する場合でもかなり長い下り坂になるので要注意です。

長野運動公園付近の自転車道

長野運動公園からJR東日本の長野総合車両センターにかけて延びている道路に、立派な自転車道がありました。

よく見かける歩道に通行区分を指定している形式では無く、道路交通法上の自転車道が指定されています。

このように段差によって物理的に歩道と自転車道が区分されています。自転車道自体も自転車同士がすれ違える程度の余裕があり、かなり理想的な自転車道に思えます。

いわゆる川沿いのサイクリングロードでない市街地の自転車道が長野県内には結構あります。他にもありそうなので見つけたら随時写真に収めておこうと思います。

旧北国街道(信濃吉田駅付近)

信濃吉田駅付近の商店街に、”北国街道”というデザインの街灯があることに気づきました。この道は県道399号に指定されており、長野県庁付近から豊野方面までを結んでいます。ちょうど善光寺下駅付近から信濃吉田駅付近までの区間が旧北国街道に当たるようです。

信濃吉田駅付近からは進路を北に変えて県道60号が旧北国街道となりますが、牟礼宿の手前に新町宿という宿場があったそうです。現在の長野市稲田や長野市徳間辺りに存在したらしいのですが、具体的にどの辺だったのか少々気になります。

白馬小径

白馬村付近を走っていると時折この白馬小径という遊歩道の道標を見かけることがあります。メインは遊歩道のようですが、自転車でも楽しめる道のようです。

偶然見かけて写真に撮っておいたものが50番台だったので、かなりポイント数の多い広域の遊歩道なのではないかと思います。

気になったので調べてみたのですが、白馬村のWebサイトには残念ながらあまり詳しい情報がありませんでした。もしかすると現地の案内所や道の駅等の施設であれば詳しい情報を入手できるのかもしれません。白馬方面に出かける際には継続して調査してみたいです。

姫川自転車道(姫川スプリングライン)

白馬の辺りを走る時に、毎回気になっていた看板がありました。

消えかかっていて読みにくいですが、”姫川自転車道”と矢印が描いてあります。

これは県道33号の土合橋南交差点付近にあるのですが、姫川スプリングラインという自転車道の存在を示す看板です。かなり古そうですが、サイクリングロード的なものがあるのかどうか探検してみました。

姫川沿いで自転車が走行できる舗装路というとこの土合橋南交差点付近になるので、ここから小谷方面にできるだけ川沿いを走ってみました。

ルートをGarmin Connectに落としたものがこちらです。

県道33号から右に入って姫川沿いに出ます。

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本庄道路

先日埼玉県自転車見どころスポットルート100の調査をした時に、国道17号の神流川橋の隣に新しい橋を架橋中だったことが気になりました。

かなり事業が進ちょくしている様子だったので、管轄する大宮国道事務所のWebサイトであの辺りの道路がどのような形になるのか調べてみました。

私が見かけた道路は国道17号の通称本庄道路と呼ばれる区間で、事業区間は神流川橋付近から本庄駅と岡部駅の中間地点付近までの約13kmなんだそうです。そのうち群馬寄りの半分ほどの区間が事業中とのことです。

ルートは現道より利根川寄りを並行して走る感じで、既存の道路の拡幅などではないようです。神流川橋も片側1車線かつ老朽化も進んでいるということで新橋にバトンタッチすることになり、完成後は上下線とも2車線が確保された高規格な道路になるようです。

いつものように空中写真上に想定ルートを描いてみました。青のラインが現在の神流川橋、赤の点線が本庄道路です。

[国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスを基にheboDJ.netが作成]

最終的には東側は深谷バイパスと接続し、西側は新町バイパスと接続することになるようです。これらバイパスは既に片側2車線の道路なので、本庄道路の整備により国道17号のボトルネックが解消されることになるそうです。

長野県の舗装工事

自転車で長野県の山間部を走っていると特に気になるのですが、道路の舗装工事をする際に完全に舗装をはがした状態で通行する形式になっていることがあります。

具体的には…

こんな感じです。写真は県道36号の鬼無里手前です。この場所に限らず、こういう形で工事が進められていることが多いように思います。

自動車ならそれほど困らないと思いますが、接地面積の狭いロードバイクだとこのような未舗装路は難敵です。工事中は極力その場所を回避するか、どうしてもという場合は降りて押して歩くようにしています。

国道18号の自転車用矢羽根マーク

国道18号と県道58号が交差する上高田交差点に自転車の通行空間を示す矢羽根マークがペイントされていることに気づきました。

都内では自転車のピクトグラムや交差点の矢羽根マークはすっかりおなじみという感じもしますが、長野県ではまだ珍しい感じがします。こういった道路標示も含めた自転車通行空間の整備は、県の自転車活用推進計画にも数値目標込みで盛り込まれています。

矢羽根マークは出ていますが、 この交差点は左折レーンが交差点手前で分かれるので自転車的には難所の交差点です。一旦左折レーンに入った上で自転車を降りて横断歩道で渡るのが手堅いように思います。この辺りは交通量次第で判断、となるところかもしれません。

元々は”普通自転車の交差点進入禁止”の路面標示がされていた形跡があるので、状況に応じて選択できるようになったという点では走りやすくなったと言えそうです。