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路面のポットホール

中野市方面の探検に行ってみました。中野市くらいからはまだまだ雪が残っていて、自転車で探検するにはもうちょっと待った方が良さそうに思いました。

高社山方面を撮影した写真です。高社山は雪が降っているようです。

道中難儀したのが路面の状況です。ポットホールと呼ばれる穴が路面に開いています。寒冷地全般で春先に良く起きる現象だということです。

路面の一部だけはがしたかのように開いている形状が特徴的です。冬場の降雪時に路面のヒビに水がしみこみ、それが凍結・融解を繰り返すことでヒビ割れた一角が丸ごと穴になってこのような損傷に至るそうです。

路面のヒビから発生する関係上タイヤの通る”わだち”部分にこの穴ができていることが多く、左端に寄って走る自転車にしてみると厄介です。すぐに補修されるものと思いますが、春先はこういった路面状況が多いことを踏まえて注意して走行することが必要そうです。

千曲市のスムーズ横断歩道跡地

千曲市で2021年の11月に横断歩道部分を物理的に盛り上げた”スムーズ横断歩道”の仮設による社会実験が行われていたそうです。

安心安全な通学路へ~スムーズ横断歩道の設置効果~

[千曲市Webサイト]

住宅地内の生活道路において、自動車の抑速のために凸型の構造物を設置する例は海外ではよく見かけます。ヨーロッパの自転車レース中継を見ていると、こういった構造物に差し掛かった選手が一旦腰を上げて衝撃をやり過ごしながら通過していくのはおなじみの光景です。

日本においてはまだほとんど設置例はなく、仮設も含めて全国で40例前後ということです。実験中に見に行くことはできませんでしたが、跡地がどんな感じになっているのか見に行ってみました。

現地はこんな感じになっており、まだ若干盛り上がっている感じはしますが、上記リンク内の実験中の写真と比べると明らかに平坦になっていました。

自転車で通過した場合どんな感じになるのか興味があるので、今後も実験や本設置が広がってきたら見に行ってみたいものです。

国道19号篠ノ井小松原の片側交互通行規制は2022/2/1 6:00に解除見込み

昨年7月から長期間通行止め、そして片側交互通行規制と大変な状態が続いていましたが、ついに2/1より通行規制が解放されるそうです。

地滑り対策工自体はまだまだ施工が継続となる見込みのようですが、まずは喜ばしいニュースです。昨年はあまり大北地域の探検ができなかったので、2022年のグリーンシーズンはたくさん訪問できることを楽しみにしています。

国道19号篠ノ井小松原の通行止めは2022年2月に解除見込み

12/24付けで標題の通り、順調に工事が進ちょくすれば2022年2月には現状の片側交互通行規制も解除できる見込みであることが発表されました。

どのような形で全面開放されるかはもう少し経ってからの発表になると思いますが、まずは喜ばしいニュースと言うところです。復旧に携わって下さっている方々には感謝です。

う回ルートなども色々検討したものの、2021年はこの災害の関係で大町白馬方面から大分足が遠のいてしまいました。2022年シーズンはまた県道31号を走れるのを楽しみにしています。

千曲ビューライン

千曲川沿いに自転車で移動する場合、上田市から長野市までは千曲川サイクリングロードが便利です。上田市より上流となると色々と選択肢があるのですが、左岸側には千曲ビューラインという広域農道があります。正式名称は千曲川左岸広域農道というそうです。

上のトラックデータは実際に走行したものを元に起こしたもので、上田市御嶽堂から小諸市御影新田までのほぼ全線区間となっています。この区間をおおよそ右左折無しで移動できるので便利です。

標高差グラフにして見るとこんな感じになります。台地を横切るように走るので川に差し掛かる度に急な下りと登りが発生します。いわゆる峠道という感じではないですが、個別の坂は結構手応えのある感じです。

坂は厳しめとは言え全体的には交通量も少なく、道路の規格は交通量に対して良いので自転車向きのルートと言って良いのではないかと思います。

沿道の景観も見どころが多いです。特に東御市内の区間は台地上にため池が多く、興味をそそられます。

線形も良いので気持ち良く走れます。

というわけで”坂がそんなに嫌でなければ”なのですがオススメのルートです。片道だけ千曲ビューラインにして帰路は千曲川沿いの平坦路にするなどアレンジもできるので、選択肢に加えておくと良いと思います。

国道19号篠ノ井小松原の通行止めが終日片側交互通行に

長らく21:00-6:00の間通行止めだった国道19号篠ノ井小松原の区間が終日片側交互通行で通行可能になりました。

片側交互通行ながら終日通れるようになったのは朗報だと思います。通行実績から見て土曜日・日曜日の朝方については両方向とも比較的スムーズに通行できるようなので、この点を踏まえてルートに組み込んでみるのはありかもしれません。

今年は県道31号とそこからつながる白馬・大町方面からかなり足が遠のいてしまったので、復旧を待ちたいと思います。

小布施町福原のロータリー

地図を見ていたところ小布施町内にロータリーがあることを確認したので、現地に見に行ってみました。

場所は長野電鉄の小布施駅から南に1.5kmほど、松川という川沿いです。

ロータリーという書き方にしましたが道路交通法に定めるところの環状交差点(ラウンドアバウト)ではなく、単純に円形の道路です。住宅街の中に時々見かけるタイプです。

中央島は植栽や石が置かれ、きれいに整備されています。

交通量が少ないためか特に一時停止など規制はかかっておらず、路面に”徐行”と表示がされているだけです。

昨今こういう元々ロータリー状だった交差点は標識を追加してラウンドアバウト化することが多くありますが、この場所はそのままになっている様子です。

半過岩鼻付近の手掘りトンネル

先日半過公園の石碑を見に行った時に、周辺案内図に手掘りのトンネルがあるとの記載があったので気になっていました。

いかんせん絵地図なので正確な位置が分からず、周辺をあちこち探していたのですがトンネルが現存していることが分かりました。

位置としては半過トンネルの上田側坑口の真下になります。上田坂城バイパスの長野行き車線に接続している道路の脇に柵があり、そこが入り口となっています。

左に写っている柵の先に手掘りのトンネルがあります。
柵の先はすぐゲートとなっており、通行できません。

柵の先はすぐに閉鎖されたゲートとなっており、立ち入りはできません。ただトンネル自体は現在も貫通したままで、反対側の光が見えます。

トンネルは現在も貫通しているようです。

今でこそ長いトンネル2本で岩山をほぼまっすぐ通り抜けられますが、かつてはこのトンネルも重要な交通路だったのかもしれません。当時の苦労がしのばれる遺構となっています。

長野県道62号

上田市南西部の美ヶ原高原へのアクセス路である県道62号を少しだけ走ってみました。

美ヶ原高原は上田市と松本市のちょうど境目くらいにある標高2,000m近くに達するエリアです。さすがにこの時期にそんな標高の高いところに行くのは危険ですし、そもそも道路のプロフィールから見て私の能力では登れなさそうだったのでアクセス路だけ体験してみることにしました。

上田市の南西部に当たるこのエリアですが、以前は武石村という単独の自治体だったということです。2006年に武石村が上田市と合併して現在に至ります。

上田市武石地域総合センターです。

市役所支所が中心部に存在しています。2012年時点のGoogleストリートビューでは全く違う建物が建っているので、旧村役場の跡に現在の建物が建っているのではないかと思います。

道路は高原に向かって緩勾配で、山に挟まれた道を登っていく感じです。風景はかなりきれいです。

少々残念なのは路面の状況で、武石の中心部から離れるほど”わだち”の部分にヒビが入っている区間の割合が増えるので登るにしても下るにしても大変です。

タイヤが通るところだけきれいに割れています。

道路の日当たりが良いので今の時期のように寒くなってきているけどちょっとだけ坂を登りたい時にどうかと思っての訪問でしたが、思ったより走りづらい感じでした。

行き止まりにはなってしまうものの武石川の支流沿いにも道があるようなので、そちらの方が走りやすさの面では良いかもしれません。こちらもそのうちチェックしてみたいと思っています。

国道254号宇山バイパス

国道254号の立科町内区間に新しめのバイパス路線ができていることに偶然気がつきました。宇山(うやま)バイパスという路線だそうです。

従来は住宅地の中を普通車同士がギリギリすれ違える程度の幅員で通る路線でしたが、バイパスは余裕で片側1車線が確保されており、横断線形も良くなっています。総じてとても走りやすくなっています。供用開始は2019年とのことです。

地図でUの字型になっている部分が旧道です。

旧道の大部分はそのまま通行できますが、一部はガードレールに囲まれてそのまま廃道化しています。新しめの道路なのでそこまでの廃道っぽさはありません。