12/24付けで標題の通り、順調に工事が進ちょくすれば2022年2月には現状の片側交互通行規制も解除できる見込みであることが発表されました。
どのような形で全面開放されるかはもう少し経ってからの発表になると思いますが、まずは喜ばしいニュースと言うところです。復旧に携わって下さっている方々には感謝です。
う回ルートなども色々検討したものの、2021年はこの災害の関係で大町白馬方面から大分足が遠のいてしまいました。2022年シーズンはまた県道31号を走れるのを楽しみにしています。
12/24付けで標題の通り、順調に工事が進ちょくすれば2022年2月には現状の片側交互通行規制も解除できる見込みであることが発表されました。
どのような形で全面開放されるかはもう少し経ってからの発表になると思いますが、まずは喜ばしいニュースと言うところです。復旧に携わって下さっている方々には感謝です。
う回ルートなども色々検討したものの、2021年はこの災害の関係で大町白馬方面から大分足が遠のいてしまいました。2022年シーズンはまた県道31号を走れるのを楽しみにしています。
千曲川沿いに自転車で移動する場合、上田市から長野市までは千曲川サイクリングロードが便利です。上田市より上流となると色々と選択肢があるのですが、左岸側には千曲ビューラインという広域農道があります。正式名称は千曲川左岸広域農道というそうです。
上のトラックデータは実際に走行したものを元に起こしたもので、上田市御嶽堂から小諸市御影新田までのほぼ全線区間となっています。この区間をおおよそ右左折無しで移動できるので便利です。
標高差グラフにして見るとこんな感じになります。台地を横切るように走るので川に差し掛かる度に急な下りと登りが発生します。いわゆる峠道という感じではないですが、個別の坂は結構手応えのある感じです。
坂は厳しめとは言え全体的には交通量も少なく、道路の規格は交通量に対して良いので自転車向きのルートと言って良いのではないかと思います。
沿道の景観も見どころが多いです。特に東御市内の区間は台地上にため池が多く、興味をそそられます。
線形も良いので気持ち良く走れます。
というわけで”坂がそんなに嫌でなければ”なのですがオススメのルートです。片道だけ千曲ビューラインにして帰路は千曲川沿いの平坦路にするなどアレンジもできるので、選択肢に加えておくと良いと思います。
長らく21:00-6:00の間通行止めだった国道19号篠ノ井小松原の区間が終日片側交互通行で通行可能になりました。
片側交互通行ながら終日通れるようになったのは朗報だと思います。通行実績から見て土曜日・日曜日の朝方については両方向とも比較的スムーズに通行できるようなので、この点を踏まえてルートに組み込んでみるのはありかもしれません。
今年は県道31号とそこからつながる白馬・大町方面からかなり足が遠のいてしまったので、復旧を待ちたいと思います。
地図を見ていたところ小布施町内にロータリーがあることを確認したので、現地に見に行ってみました。
場所は長野電鉄の小布施駅から南に1.5kmほど、松川という川沿いです。
ロータリーという書き方にしましたが道路交通法に定めるところの環状交差点(ラウンドアバウト)ではなく、単純に円形の道路です。住宅街の中に時々見かけるタイプです。
交通量が少ないためか特に一時停止など規制はかかっておらず、路面に”徐行”と表示がされているだけです。
昨今こういう元々ロータリー状だった交差点は標識を追加してラウンドアバウト化することが多くありますが、この場所はそのままになっている様子です。
先日半過公園の石碑を見に行った時に、周辺案内図に手掘りのトンネルがあるとの記載があったので気になっていました。
いかんせん絵地図なので正確な位置が分からず、周辺をあちこち探していたのですがトンネルが現存していることが分かりました。
位置としては半過トンネルの上田側坑口の真下になります。上田坂城バイパスの長野行き車線に接続している道路の脇に柵があり、そこが入り口となっています。
柵の先はすぐに閉鎖されたゲートとなっており、立ち入りはできません。ただトンネル自体は現在も貫通したままで、反対側の光が見えます。
今でこそ長いトンネル2本で岩山をほぼまっすぐ通り抜けられますが、かつてはこのトンネルも重要な交通路だったのかもしれません。当時の苦労がしのばれる遺構となっています。
上田市南西部の美ヶ原高原へのアクセス路である県道62号を少しだけ走ってみました。
美ヶ原高原は上田市と松本市のちょうど境目くらいにある標高2,000m近くに達するエリアです。さすがにこの時期にそんな標高の高いところに行くのは危険ですし、そもそも道路のプロフィールから見て私の能力では登れなさそうだったのでアクセス路だけ体験してみることにしました。
上田市の南西部に当たるこのエリアですが、以前は武石村という単独の自治体だったということです。2006年に武石村が上田市と合併して現在に至ります。
市役所支所が中心部に存在しています。2012年時点のGoogleストリートビューでは全く違う建物が建っているので、旧村役場の跡に現在の建物が建っているのではないかと思います。
道路は高原に向かって緩勾配で、山に挟まれた道を登っていく感じです。風景はかなりきれいです。
少々残念なのは路面の状況で、武石の中心部から離れるほど”わだち”の部分にヒビが入っている区間の割合が増えるので登るにしても下るにしても大変です。
道路の日当たりが良いので今の時期のように寒くなってきているけどちょっとだけ坂を登りたい時にどうかと思っての訪問でしたが、思ったより走りづらい感じでした。
行き止まりにはなってしまうものの武石川の支流沿いにも道があるようなので、そちらの方が走りやすさの面では良いかもしれません。こちらもそのうちチェックしてみたいと思っています。
長野電鉄の湯田中駅から山を挟んで高山村に至る県道342号の一部を走ってみました。高山村に至ると書きましたがこの路線は峠部分が未整備で、山之内町側と高山村側が分断されています。近くの県道54号と同様です。
ルートとしては夜間瀬川を挟んで渋温泉郷の反対側斜面を登ります。果樹園が広がっており風景はなかなかきれいです。
勾配はGPSデータによると平均して8%というところで、内訳は10%くらいの坂(まあまあ長い)→6%くらいの坂(短め)が交互に出現する感じです。
分断路線ゆえに交通量はとても少なく、大型車もまず通らないのでかなりじっくりと登りに取り組めます。交通量の少ないこともあってか路面状況も非常に良く、同じルートの往復になってしまうことを許容できればオススメです。
ある程度登って下ってくると果樹園や渋温泉郷、遠くには高社山も望め、往復ルートとは言え登る価値はあるように思います。
上田 道と川の駅の隣にある半過岩鼻は千曲川沿いに奇岩がそびえ立つ名所です。現在は国道18号のバイパスがトンネルで岩山を貫通しており交通は便利になっていますが、このトンネルができたのは2010年の話で、それまでは岩山の直下を道路が通っていたそうです。
この道路は廃道となったものの、近くに立派な石碑があって気になっていたので見て来ました。
石碑の内容は半過岩鼻直下の県道が開通したことを記念するものでした。石碑によれば当時は千曲川左岸側の道路はこの道しかなく、河川の氾濫などで交通が寸断されることも多く地域住民は困っていたそうです。
そこで周辺の町村から郡当局に寄付行為の許可を申請し、周辺市町村の協力も得て1914年から1933年という約20年に及ぶ工期を経てついにこの道路が開通したとのことです。
当時の道路はロックシェッドが残るのみとなっています。道路の変遷はこういった背景が後から追えることが多いので、調べてみると面白いものです。