高野豆腐や油揚げの製造でおなじみのみすずコーポレーションの製品です。

よくカップうどんやカップそばに具材としてかき揚げのようなものが入っていますが、この商品はちょうどそんな感じです。

個包装されていて、乾燥しているのである程度日持ちがするのでとても便利です。ちょっと麺類の気分だけど上に乗せる物がない、という時に冷蔵庫にこれがスタンバイしていると助かります。
以前須坂市生まれであることをご紹介したヨーグレットですが、製造会社の名称が変わって一部パッケージが新しくなりました。
元々明治産業という会社でしたがアトリオン製菓という名称になったそうで、ロゴもアトリオン製菓のものになりました。
こうしてみると大きくは変わっていませんが、会社ロゴを始め細かい部分は少しずつ違います。
おいしさは従来と変わらずです。1箱全体で111kcalと低カロリーな割りに味がしっかりしていて満足感のあるお菓子なので、いつも我が家のお菓子コーナーに1-2箱常備されています。
暑い日が続くので冷たいデザートとして牛乳寒天の素を買ってきました。製造はかんてんぱぱブランドでおなじみの伊那食品工業です。かんてんぱぱ自体は割と日本全国でよく知られていると思うのですが、実は製造元の伊那食品工業は長野の会社です。
長野県は寒天の生産が昔から盛んで、今でも諏訪地域では冬季の寒さを利用して天日干しの寒天が作られています。また、上田では寒天を使ったお菓子であるみすず飴が有名です。
この牛乳寒天の素は1袋で約500ml(6人分)の牛乳寒天が作れます。寒天なので非常に低カロリーで、1人分のカロリーは約90kcalということです。また、寒天なのでゼラチンに入れてしまうと固まらない果物も一緒に合わせることができます。
今回は偶然桃の缶詰が家にあったので豪華に桃とあわせていただきました。低カロリーながら結構容積があるので、食べ応え十分なのがうれしいデザートです。
以前から気になっていたものの手が出なかった長野県の食品を購入する機会がありました。”塩丸いか”というもので、加熱したイカの胴体部分にぎっしり食塩が詰まっているというものです。
今回イカ1杯丸ごとではなく、塩丸いかをカットしたものが安く売られていたので、購入することができました。カット済みなので食塩も付いていませんでした。
ビタミンちくわにもかつては食塩が詰まっていたらしいのですが、この塩丸いかも発想は同じです。長野県では入手が難しかった海産物を腐らせずに輸送でき、なおかつ食塩も入手できてしまうという一石二鳥の商品です。
料理に使う場合はそのままだと食塩と同じくらいの塩辛さなので、十分に塩抜きをする必要があります。薄い食塩水につけて2-3時間が目安です。
塩気が抜けたら適宜カットし、通常のイカと同じように料理に使えます。酢の物にするのが一般的と聞いたのできゅうりと一緒に酢の物にしてみました。
塩漬けになっていたので身に味がしっかり入っており、食感も普通のゆでたイカと違ってふんわりした独特のものがあります。現代においてもあえて塩丸いかを買って食べる人がいるのも分かります。
このほか単に焼いてもおいしいそうですし、ご飯と一緒に炊いてイカめしにするなど、色々とアレンジができるそうです。
スーパーに行ったら長野県産小麦でできているという変わったスパゲッティが売られていたので買ってきました。長野市にある日穀製粉の製品です。
もちもちした食感が特徴ということでしたが、ゆでてみると確かにぬるっとした感じで、麺にボリューム感があります。今回はトマトソースのパスタにしてみましたが、ソース系のパスタと相性が良さそうです。
長野県では伝統的に米のほかに麦類を栽培するということは広く行われているようで、現代においても都道府県別で18位前後につけるくらいの生産規模があるそうです。
麦類の生産量は県全体で年間約9,000トンということです。日本人の年間麦消費量は平均30kgくらいということですから、長野県の人口約200万人の消費量は年間60,000トンくらいになります。重量ベースでの県内自給率は15%くらいになる計算です。
割と生産が盛んなこともあって、品種の改良も同様に盛んだそうです。郷土食おやきや麺類用には県内で開発されたシラネコムギという寒さに強い品種が主力になっているそうです。