長野県のご当地甘酒です。

製造元は飯田市の丸昌稲垣株式会社となっています。甘酒の他にも味噌や漬け物を製造しているそうです。長野県内では非常によく見かける甘酒の銘柄です。
ちょっと珍しいのは1杯分のプラスチック製カップに入っているということです。このカップは電子レンジOK、冷凍もOKというものなので容器を用意せずに好きな温度の甘酒が楽しめます。
飲みやすくてカロリーと栄養価がそれなりにあるので、自転車に乗った後のとりあえずの栄養補給などに重宝しています。
長野県庁の地下には生協があり、長野県関係のグッズや県産品などが販売されています。生協ということになっていますが組合員等になっていないと買い物ができないわけではなく、一般の来庁者でも買い物ができます。
県庁に行く用事があったので生協にも寄り、地元のパンを買ってみました。須坂市の”継”というお店のパンです。店舗を持たない委託販売型のパン屋だそうです。酵母は自家製で、ずっしりした高密度な感じのするパンです。
温めると意外にももっちりとした感じに感触が変わり、食べやすいです。パッケージも温めてからお召し上がり下さいと書かれています。
他にも様々な地場産品が一堂に会しているので、ちょっと凝ったお土産屋さん的な使い方もできる県庁地下の生協です。長野駅からは少々遠いですが善光寺には近いので、善光寺参拝とあわせて立ち寄ると面白いのではないかと思います。
珍しい産地が特定されているお米を見つけたので買ってみました。長野市大岡で生産されている大岡清流米です。品種はコシヒカリです。
長野市大岡は長野市の南西部にあたり、聖山の北西側斜面の中山間地です。
こちらのお米は肥料は有機肥料、農薬の使用ゼロ、乾燥ははぜかけ(横に渡した柱に稲束をかけて自然乾燥させる方式)という手間暇のかかったお米です。
長野県原産地呼称管理制度に登録もなされており、登録情報によれば年間生産量は2トン程度というレアリティの高いお米です。
炊いてみるとこんな感じです。粒立ちが良く、硬さと粘りのバランスが優れているように感じました。
大岡は県道12号で聖山の周りをぐるっと走行する際によく通るエリアです。こういった地場産品をいただいた上で走ってみると、沿道風景もまた違った風に見えてくるのではないかと思っています。
ジップロックで作っていた自家製ザウアークラウトがいよいよ食べられそうな段階に達したので試食してみました。
ザウアークラウトと言えばウインナーの付け合わせというイメージがあるので、地元信州ハム製のポークウインナーを用意しました。
こんな感じです。ウインナーの脂っ気をザウアークラウトの酸味がちょうど良く調節してくれ、やはり非常に良い組み合わせだと思います。
ジップロックで作ると漬け物の準備で面倒な容器の滅菌が必要ないので、非常に簡単です。大きめのジップロックを買ってきてキャベツ半分~1玉くらいまとめて作ってみても良さそうに思います。
お米が切れたのでスーパーであまり見かけない銘柄のお米を買ってきました。
地元スーパーのデリシアが展開するPB、”信州生まれ”シリーズの五郎兵衛米コシヒカリです。産地は長野県佐久市ということです。
五郎兵衛米という名前ですが、佐久市には江戸時代初期に私財を投じて新田開発を行った市川五郎兵衛という人物がいたそうです。その人物が開発した水田は五郎兵衛新田と呼ばれ、現在でも一帯は米どころとして知られているとのことです。
炊いてみるとふっくらと粘りのある炊き上がりになります。冷めてもボロボロとした感じになりにくいので、お弁当に入れてもおいしく食べられます。
五郎兵衛用水は遺構が残っているほか、資料館もあるということでした。土木遺産はもとより興味のあるところなので、また暖かくなったら自転車で用水路探検なども面白そうだと思います。