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スギヨのビタミンちくわ

長野県のご当地食品は色々ありますが、代表的なものの一つがこのビタミンちくわです。

スーパーの練り物売り場に行くと大体一番専有面積が広いのがこのビタミンちくわで、存在感の大きさを感じます。

製造元は石川県にあるスギヨで、石川県で製造されているにもかかわらず生産量の大半が長野県で消費されているという変わった商品となっています。

”ビタミン”の由来はちくわにサメ肝油が添加されており、ビタミンAとビタミンEが強化されていることからだそうです。栄養価の高さを前面に押し出したマーケティング戦略で戦後に大変な人気商品となったとのことです。

特に長野県に対しては鮮度維持のため食塩を詰めた状態で発送が行われていたそうで、長野県内においては”ちくわと食塩が同時に入手でき、しかも栄養のある食品”ということで定番化したということです。

ちくわ自体はスタンダードな性質で、比較的柔らかめに感じます。私が特に気に入っているのはあまり塩気が強くないというところです。味噌汁の具や煮物の具などに加えても味に大きく影響しないところが使いやすいです。

要冷蔵なので長野土産としてはちょっと取扱いが難しいかもしれませんが、是非一回お召し上がりいただきたい優秀なちくわです。

上高地みそ 上高地糀みそ(白)

味噌が切れてしまったので、新しい銘柄を買ってきました。いつも田舎味噌が多いので気分を変えて白味噌にしてみました。

製造元は山形村の上高地みそ株式会社です。山形村は松本市の南西方向にある自治体です。

白味噌なので塩気はおとなしめですが、物足りないと思って大量に投入すると味がおかしくなってしまうので、薄味に仕立てるのがポイントです。

冷蔵庫でしなびていた野菜を使って味噌汁を作りました。味噌汁はどんな具材でも大体吸収してくれるのでありがたいメニューです。

サントリー天然水(北アルプス)

サントリー天然水と言えば産地は南アルプス、山梨県北杜市を思い浮かべる方が多いと思いますが、このほど長野県大町市に新たにサントリーが工場を建設し、北アルプスバージョンのサントリー天然水が出荷され始めています。

南アルプスのイメージが強いので、パッと見何かの間違いにも見えるパッケージです。

私は利き水ができるほど水にうるさいわけではないですが、地産品ということで親しみを感じる商品です。

工場は大町市の国営アルプスあづみの公園付近にあるとのことです。そのうち外観だけでも見学してみたいものです。

信州生まれ おいもチップス

当ブログでも何点かご紹介していますが、長野県のスーパー、デリシアで展開しているPB商品です。”信州生まれ”というシリーズになっています。

原料のサツマイモは長野県産を使用し、パッケージにある通りカマンベールチーズ味になっています。

チップはかなり薄く作ってあり、パリパリとした食感です。味付けは甘しょっぱいような感じを想像しましたが、思ったよりも甘い味付けはされておらず、サツマイモ自体の甘味とチーズ味の塩気のミックスという感じでした。

芋けんぴのようなお菓子かと思いましたが、割としょっぱい系でポテトチップスに近い立ち位置のお菓子です。硬い食感がなかなか楽しく、オススメです。

八幡屋磯五郎 七味 ガラム・マサラ

長野県の名物の一つに八幡屋磯五郎の七味唐辛子がありますが、通常のものとは配合が異なるガラムマサラバージョンです。

パッケージはガラムマサラだけにカレーのようなデザインです。
粉は赤一色に近く、普通の七味とちょっと違います。

商品名通りガラムマサラやコリアンダーが入っているので、七味となってはいますがどちらかというとカレー粉のような感じです。

使いどころとしては文字通りにカレー粉のように使うのが定番だと思いますが、普通の七味を使うところにあえてこのガラムマサラ仕様を入れてみるのも面白いです。

私が好んで使うのは味噌汁(特に豚汁)で、普通の味噌汁がこれを入れるだけで国籍不明のアジア料理になるのが面白いです。

長野県内では比較的入手が容易だと思うので、お土産にもオススメです。

飯綱産大根のたくあん

いつも手作りのぬか漬けばかり食べているので、たまには気分を変えて市販のたくあんを買ってみました。長野市篠ノ井のマルトウさんが製造している”信州産地大根”というたくあんです。

材料の大根には飯綱町産のものが使用されているようです。

もとの大根が結構青いようで、漬けた上で着色されてもなお青い部分が残っています。全体的には締まった食感で、大根は干した上で漬け込まれたものかと想像します。

地場産の既製品漬け物は時々強烈にしょっぱいものがあるので買うのには少々勇気が要りましたが、こちらの製品はちょうど良い塩加減でおいしくいただけました。

野沢菜のおひたし

野沢菜の先端部分(?)がスーパーで安く売られていたので買ってみました。野沢菜は漬物用でしか買ったことがありませんでしたが、今回買った先端部分は柔らかそうだったのでおひたしにしてみることにしました。

クセがなく、使いやすい青菜だと思いました。先端部分であれば筋張っていることもないので、サッとゆでるだけでおいしくいただけます。ほうれん草や小松菜、かき菜などといったグループとほぼ同じレシピが一通り適用できるのではないかと思います。

善光寺門前みそ 甘口こがね

味噌のご紹介です。おなじみ”すや亀”さんの善光寺門前みその甘口です。以前中甘口を試したことがありましたが、今回は甘口にしてみました。

糀が多く入っているためか、明るい色調の味噌です。硬さも柔らかい部類に入るのではないかと思います。

お味噌汁にしてみると甘口だけあってかなり穏やかな味付けになります。あまりたくさん使わずに薄味にした方が良いように思います。クセが強くないのでお味噌汁以外の味噌料理も行けそうな感じです。

万人受けしそうな感じの味噌なので、500gサイズをお土産なんかにしてみても良さそうです。

会田養鶏の一味くん製玉子

時々買っている長野県産のくん製たまごです。原料の卵は松本市内の養鶏場のもので、加工は池田町で行われているようです。

小ぶりな卵が5個くん製になって入っています。一味くん製ということで見た目はかなり辛そうですが、味がなじんでいるのかそれほど辛さは感じません。辛いのが苦手な方でも大丈夫だと思います。

食べたいときに1個出して食べられるので、料理をするのが面倒なときのもう一品に大変重宝しています。いわゆる味玉っぽく麺類に添えてみるのも良いと思います。

長野県産大豆の納豆アソート

先日発見した西山大豆使用の納豆とは別に、県産大豆を使用した納豆が2種類パックになっている商品を発見しました。

”納豆食べくらべ”という商品名で、製造元はおなじみ村田商店さんです。片方は戸隠産ひとりむすめを使用、もう片方は長野市産黒豆を使用となっています。

こちらが戸隠産ひとりむすめの納豆です。この品種は長野市域ではよく知られている品種らしく、青大豆に分類される大豆とのことです。食べてみた感じは大粒でふっくらした食感が印象的でした。

こちらは長野市産黒豆の納豆です。黒豆らしく皮の食感が独特です。

どちらもちょっと珍しい品種を使った納豆なので、スタンダードな納豆と食べ比べてみると面白い商品です。ちょっと懐かしさを感じる魚型の入れ物に入った調味料も絶妙な味付けで、こちらもポイントです。