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5月の長野サイクリングの服装

5月ということでさすがに日中寒いことはほとんどなくなりましたが、あくまで”ほとんど”であって日によっては肌寒い日もあるのが長野県です。

特に朝方の冷え込みは日によっては5℃近くまで気温が下がることもあるので関東の冬場並みです。その割に日中は30℃近くまで気温が上昇するので服装の選択に非常に困ります。

サイクリング時は日中のことを考えると夏用装備で大丈夫なのですが、出発時間帯が早い場合は最初の2-3時間の寒さをやり過ごさないと行けません。

その日の予報にもよりますが、私は夏用のジャージの上に折りたためるウインドブレーカーを着てしのいでいます。気温は低くても日が出ていれば日なたは暖かいので冬場ほどの寒さではありません。朝方はこれでやり過ごしています。

もう1つあると便利なのが薄手のネックウォーマーです。私は”Buff”という商品名で売られている物を愛用しているのですが、これは装備していると防風効果があってそこそこ暖かいので重宝しています。

こういうペラペラのネックウォーマーを愛用しています。

日中暑くなってきた場合は首を覆わずに首輪のようにして下げてしまうか、または脱いで畳んでしまいます。そもそも薄手なので、脱いできれいに畳めばハンカチくらいの容積になり、邪魔になりません。日焼け防止などにも使えると思うので、サイクリングをされる方は1つこういった薄いネックウォーマーがあると便利なのではないかと思います。

自転車用グローブの補修

最近春や秋の少々肌寒いくらいの日にいわゆる”合い物”的に利用していたOGKカブトのSFG-2というグローブがあります。クローゼットの整理をしていたら破けていることに気がついたので直すことにしました。

今回破けていたのはちょうど掌底のあたりです。よく破けるのは指の股や指の側面なので、この場所が破けるのは珍しく感じます。

このグローブが割とタイト目で素材にもあまり伸縮性がなかったので、ここから破れたのかもしれません。

分かりやすくするために裏からオレンジ色の布を当てています。

素材はナイロンと人工皮革のようなので、ひっくり返して木綿糸で裏側からかがり縫いすればおおよそきれいに修理できます。

こんな感じでまち針を打って糸の抜けてしまった部分をかがり縫いにします。
修理が終わった状況です。細かめに縫っておくと改めて破けにくいと思います。
裏返すとこんな感じになります。

当然新品と比べると明らかにこれは手縫いで修理したなという感じになってはしまいますが、ちょっとした破損で廃棄するよりはよほど良いと思います。

この自転車用のグローブというのは本当に破けることが多い用品です。学校の家庭科レベルで全く問題ないので、裁縫でDIY修理できるとそれなりに長く使えると思います。

dhb Aeron Equinox サーマルジャージ

長野県の春先や秋口は最低10℃程度-最高20℃以上と1日の間でも寒暖差が大きいのが特徴です。半袖ジャージだと朝は寒く、冬用ジャケットでは昼に暑くなってくるので間物として長袖ジャージを購入しました。

ジャージはWiggleで取り扱いのある英dhbのものです。海外ブランドですがXSサイズの設定があり、ちょうどいいので愛用しています。

今回購入したAeron Equinox サーマルジャージは多少厚みのある生地でできており、ある程度の寒さもしのげつつ多少気温が高くてもそこまで暑くならないという間物という目的に合致した製品です。

フロントジップ仕様で着やすくなっています。
背面はサイクルジャージではおなじみのポケットが付いています。貴重品用の防水スペースもあります。

小物のように気温に応じた調整はしにくいですが、1枚で10℃-20℃くらいの気温レンジをカバーできるので便利です。

難点を挙げるとすれば生地が柔らかめでかなり伸縮性があるため、背面のポケットに食料やスマートフォンなどを色々入れていくと背中の生地がお尻の方に垂れ下がってしまうことです。過積載にならないようにサドルバッグ等に分散してパッキングする必要があります。

ショーワ 防寒テムレス

昨年寒くなってから、冬用自転車グローブとしてショーワの防寒テムレスという手袋を使っています。

元々冷凍庫など寒い作業現場向けに開発された製品らしいのですが、アウトドア用途に転用する使い方が話題だそうです。

こんな感じで裏は起毛になっているので防寒性能があります。

寒いシーズンを通して使ってみて感じた良いところとイマイチなところを挙げてみます。

良いところ

安い
ある程度耐水性がある
透湿性があり蒸れにくい
着脱が楽

イマイチなところ

見た目がスポーツ用品っぽくない
表面が全面的にゴムなので鼻や口元をぬぐう用途には向いていない

まとめると

総合的にはかなり優れた製品だと思います。私は特に着脱が楽なところが気に入りました。

少々注意が要るのは防寒性能で、決して無敵というわけではありません。
私の体感では気温2-3℃くらいまでならまあまあ耐えられる程度で、それ以下になるとやはり指先の感覚が無くなってきます。5-10℃くらいがベストな温度域だと思います。

スポーツ用品っぽくないのはデメリットではあるものの、その分作業用途と兼用するなど適用範囲が広いのが魅力です。価格もおおよそ1,500円前後と安価なので、オススメしやすいです。

dhb トウカバーオーバーシューズ

寒い時期に自転車に乗る時に困るのが手先足先の冷えです。足先の冷えに対しては従来くるぶしまで覆うブーツタイプのシューズカバーを使っていたのですが、老朽化に伴いつま先から足先半分くらいを覆うトウカバーを導入してみました。

製造元はイギリスのdhbです。日本円で1,600円程度で入手できるので気軽に試せました。サイズは私のシューズサイズがシマノ基準で42のところ、トウカバーの方はS/Mサイズで大丈夫でした。

表面はネオプレン製で、多少の耐水性があります。
裏面はつま先部分が補強されています。

実際装着してみると思ったほど足先だけ覆われるというわけでもなく、足首手前くらいまでが覆われます。暖かさという面ではやはりブーツタイプが有利ではありますが、トウカバータイプは脱着が簡単なのとペダリング時に違和感がないのが良いと思います。

ペダリング時の違和感は従来から結構気になっていたポイントなので、よほど寒くなければ冬場の足先保護はトウカバーで良いのではないかと思っています。

Shimano 夏用グローブ(2020)

今シーズン導入した自転車用品の1つです。

グローブは今までパールイズミ製のものが多かったところ、昨年モデルということで安く売られているのを発見したのでシマノ製のグローブにしてみました。

GELと書いてあるだけあり、手のひら側にはパッドが入っています。パッドはそれほど厚くはなく、自転車専用品の中では薄手に属するものではないかと思います。私は手が小さく、あまり分厚いパッドの入ったグローブをするとハンドルが握りづらくなるので、このくらい薄手のほうがありがたいです。

手の甲には反射材が入っており、夜間、特にハンドサインを出したときに目立ちやすくなっています。

私はSサイズを使用しています。シマノのアパレル製品は欧州サイズなので大きめである、という話を聞いたことがあるのですが、手囲い約20cmの私の手だとSサイズで大丈夫でした。

シーズン途中からの投入だったので耐久性が未知数ですが、使用感はかなり気に入っています。