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スマートノブエディタでの実際のエディット

今度は実際にスマートノブのエディットをしてみましょう。
いきなり複数のパラメータを操作すると大変なので、まずは単純に1種類だけのコントロールを考えます。
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画像の例では低域EQのパラメータを表示しています。
X軸の左側がスマートノブを一番左に切った状態、右側が右に切った状態です。
Y軸はパラメータの高低を表します。
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スマートノブエディタ

スマートノブエディタの中身を見ていきます。
Deckadanceに限らずDJ向けのソフトや機材は簡単で直感的に使えるのが信条という感じですが、このスマートノブ周りはちょっと複雑です。
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1.スマートノブで操作する項目
大量にありますが、これら全てを1つのノブで操作することもできます。
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スマートパネル(7)ピッチコントローラ

DJにはおなじみピッチコントローラです。
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機能はごくシンプルです。

1.ピッチコントローラ
曲の再生速度を速くしたり遅くしたりするのに使います。
速度の可変幅はPreferencesでの設定に依存します。あまり大きく可変幅を取ると使いにくいかもしれません。

2.送る/戻すボタン
適当な名前をつけてしまいましたが2つの機能があります。
曲の再生中に押すと、それぞれ瞬間的にちょっとだけ曲の再生速度が速くなったり遅くなったりします。
曲同士のズレを微調整する際に使います。
ターンテーブルで言うプラッターを送る/触ってブレーキをかける操作です。

曲が停止している時に押すと曲の早送り/巻き戻しに使えます。

スマートパネル(6)スマートノブ

Deckadance2の目玉機能でもあるスマートノブです。
簡単に言うと、複数のエフェクトを同時に操作できる機能という感じです。
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1.スマートノブ
エフェクトのかかり具合を設定するつまみです。
3のオン・オフボタンでオンになっていないと動かしても反応しません。
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Deckadance2で2デッキコントローラを使って4デッキを操作する

気になっていたところだったのですが、大半のデジタルDJ用フィジカルコントローラは2デッキ操作を前提としています。
Deckadance2は4デッキ動作をサポートしていますが、これらの2デッキコントローラはどうすればいいのでしょう。

フォーラムを流し見していたらちょうどそんな話題がありました。

Deckadance 2 4-deck mapping with 2-deck controllers?
[Image-Line Forum]

トピックを立てた人は「シフトキーみたいなボタンを用意して、押すたびにMIDIマッピングを切り替えられるのがいいのでは」と提案しているようです。
確かに(例えばA-Bを操作するかC-Dを操作するかのように)マッピングを何パターンかバンクのように保持して切り替えられるようにしておけば割合簡単に実現できそうです。

L.S.D氏がコメントをつけていますが、「今のところそういう機能はないんだが、この手の問題について取り組んでいるところ」とのことです。
DD2も出たばかりなのでこれからだとは思いますが、ちょっと期待したいところです。

スマートパネル(5)キー

音の高低に影響するキーの設定です。
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ツマミとボタンだけのシンプルな構成です。

1.キーコントロール
曲のキーを上下12セミトーン分まで手動調整可能です。2のキーロックがオフになっていると動かしても機能しません。

2.キーロック
オンにしておくと曲のピッチ(bpm)を変更した場合でも曲のキーが変化しなくなります。通常はオンでしょうか?
タイムコードコントロール使用時は内部的にオフになるようです。(アナログレコードと同じ状態)

あえて手動でキーを変更できるようになっているのがちょっと気になります。

スマートパネル(4)DVS(タイムコードコントロール)

なんだかエントリのタイトルがややこしくなってしまいましたが、4番目のスマートパネルはタイムコードコントロールの制御です。

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機能自体は大変シンプルです。

1.タイムコードシグナル入力チャンネル
タイムコードコントロール用の信号をどのチャンネルから入力するか選択します。
AからDまで選べますが、デッキと同じにしておいた方が混乱は防げそうです。

2.タイムコードコントロールのモード選択
コントロールバイナルやCDの再生位置と曲の再生位置が同期する絶対モード(absolute)と、曲の再生位置を同期せずに再生速度のみを信号と同期させる相対モード(relative)、タイムコードコントロールを使用しない、の3種類がアイコンで表示されます。
画像では相対モードを選択しています。

コントロール用の信号設定などはPreferences内の機能で行うので、スマートパネルには含まれていません。
1.x系とちょっと違うので注意が必要です。

オプション設定(1)オーディオの設定

Preferences内のオーディオの設定について見てみます。
従来オーディオの設定とオプションは分かれていましたが、Deckadance2のリリース版から統合されました。
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上の横長の欄がオーディオデバイスの選択欄です。

オーディオデバイスは以下の3つのデバイスタイプから選べます。(Windowsの場合です)

・Windows Audio
・DirectSound
・ASIO
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スマートパネル(3)グリッド

ビートを可視化するグリッド機能です。
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1.タップテンポ
曲に合わせて押すとBPMを設定することができます。

2.BPM表示
曲のBPM表示です。クリックするとキーボード入力でBPMを設定できます。

3.BPM1/2・×2ボタン
BPMを自動検出した際に半分のBPMや倍のBPMが検出される時があります。その場合、このボタンで補正すると簡単です。
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スマートパネル(2)キュー

キューポイントの設定・消去を行うキューパネルです。
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1.消去ボタン
既に設定されているキューポイントを消去します。このボタンを押した後に消したいキューポイントのボタンを押すとキューポイントが消えます。

2.キューポイントボタン
ボタンにキューポイントが設定されている場合は押すとそのポイントにジャンプします。設定されているキューポイントはオレンジ色に光ります。
ボタンにキューポイントが設定されていない場合はプレイヘッドマーカーのある位置にボタンの番号のキューポイントを設定します。

3.キューボタン
曲の再生中に押すと最後に押されたキューポイントにジャンプし、曲の再生をストップします。
曲が停止している時に押すと最後に押されたキューポイントがプレイヘッドマーカーの位置に移動します。