Deckadanceの特徴

Deckadanceは見た感じは普通のデジタルDJソフトに見えますが、以下の点がちょっと変わった点です。

1.安い
FL Studioなどの低価格製品で知られるImage-Line社ですが、Deckadanceも例外ではありません。
PC内でDJできるHouce Editionは$99、コントロールバイナルを使用してアナログ感覚で操作も可能なClub Editionは$179となっています。
双方の違いはタイムコードコントロールの有無だけなので、日本円で1万円を軽く切る価格でフルスペックのデジタルDJソフトが入手できるわけです。

2.いろいろな機材に対応
既にデジタルDJソフトウェアはTraktorやSerato Scratch Liveなどいろいろな種類が出ています。これに伴ってコントローラも各社から発売になっていますが、Deckadanceは多数のコントローラにネイティブ対応しています。
BehringerのBCD2000、3000やVestaxのVCI-100、300あたりが使いやすそうです。

あと、なぜかwiiのスティックで操作もできるとか…(普通にソフトにwiiの設定がプリセットされている)

3.Win/Macどっちでも動く
FL StudioはWindows専用なのですが、DeckadanceはWin/Macどっちでも動きます。

4.VSTiとして動作も可能
Deckadanceはスタンドアロンのソフトですが、VSTiとして他のDAWソフトの中で動かすことができます。
これにより例えば

・DAWでテンポを設定し自作のトラックをかける

・Deckadance(VSTi)で次にかけたい既存の曲をロード(テンポはDAWの設定と同期させられる)

・自作のトラックと他の曲をミックス

など、ライブ感覚で曲をかけつつもDJ的に曲のミックスもできてしまうといういいとこ取りが可能です。
フォーラムをのぞいていると、やはりAbleton LiveにDeckadanceを組み込んでいる人が多い様子。

というわけで特徴的な点を解説しました。
他にも細かくはいろいろあるのですが、わし目線で特に推したいポイントは上記4つです。

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