月別アーカイブ: 2009年10月

Folding@homeで暖かい冬

今年もぼちぼち寒いシーズンになってまいりましたが、冬場はFolding@homeで暖を取っています。

これは分散コンピューティングプロジェクトの1つで、たんぱく質の折りたたみ機能(詳しくありませんが、この機能に異常があると重大な病気になったりするそうです)について世界中のパソコンで解析を行おうというものです。

クライアントはWin/Mac/Linuxに対応している上、PS3でも動かすことができます。

解析中は非常にPCに大きい負荷がかかるので、排気がかなり暖かくなります。
我が家のPCは水冷でラジエターがケースの外にあるので、ラジエターを自分に向けてこれを動かすと暖房せずとも生暖かい風が送られてきます。

CPU用クライアント1個とGPU用クライアント1個を動かしていますが、GPUの方がパワフルに解析をしてくれているようです。

タッチパッドでの操作

Windows7ではタッチスクリーンとの親和性も増しましたよということがPRされていますが、
なかなか日常用途でタッチスクリーンでもないでしょうよという意見もあるようです。

確かに腕自体にも重さがあるので、普段マウスを操作する感覚で画面をぽちぽち押すのはきついかもしれません。

しかし、Deckadanceを始めとしてDJソフトウェアを使う時に画面自体がぽちぽち押せるっていうのはなかなかありなんじゃないのかなあと思うのです。
恐らく大多数の人はDJ中は立っている(腕を上げる必要がない)と思いますし。
ちょっと見栄えもしそうかなと。

今のところソフトのUI自体がタッチ前提で設計されていないと思うので現用のソフトをそのままタッチ操作で…ってのは難しいかもしれませんけどね。
(FL Studioはペンタブレットモードがオプションで存在します)

わしは普段DJする時にはDeckadanceをトラックボールで操作していることが多いです。
理由はマウスみたいに移動させなくてよいので楽だから。

最近はペンタブレットもタッチ認識がついていたりするので、そういう製品と組み合わせるのもいいんじゃないかと思っています。

Opera10.01がリリース

このblogもMy Operaコミュニティというサービス内にあるのですが、わしはOperaのファンです。
(注:このエントリ投稿当時はそうでした)
使っている携帯電話にOpera Mobileが入っていたために、こいつをぜひデスクトップでも使おうと思って使い始めたのです。

Operaのいいところをざっと挙げると

・メジャーではない
→セキュリティのリスクが小さい
→使っていることで変な優越感が得られる(わしだけかもしれない)

・メーラーが内蔵されている
・アドイン不要でマウスジェスチャーが使える
・ブックマークを携帯電話とリンクできる

などなど…
そんなん他のブラウザでもできるわとも言われそうですが、何にしても気に入っているのです。

そんなOperaさんですが10.01がリリースされたとのこと。
次期バージョンの10.10で実装されるOpera Uniteが楽しみです。

Win7でVista用のドライバが使える場合もある

今回は発売前からなかなか盛り上がっていることもあってか、Win7用ドライバが発売と同時に提供された例も多いようです。
RolandはVistaの時も対応が早かったですが、今回は発売と同時にx86・x64用を両方提供しています。さすが。

ちょっと困ったのがオーディオインターフェイスのAUDIO8 DJなのですが、2009年7月提供の最新版(2.0.10)が
公式にWin7対応をうたっていないものの、RC1時代からWin7で普通に使えます。(x86・x64兼用)

結構他にもVista用のドライバが転用できるものがあるかもしれないので、ドライバがなくても試してみる価値はあるかもしれません。

Deckadance日本語版にはACIDバンドル版もある

先日エントリにした日本語版Deckadanceですが、フックアップにDeckadanceコーナーができていました。
コーナー内を見ていると、FL Studio同様DeckadanceにもACID MUSIC STUDIO7とバンドルしたものがあるそうで。

ACIDと言えばオーディオクリップの扱いに長けたDTMソフトとして有名ですが、以前ご説明した通り

DeckadanceはVSTiとして動作できる

ので、 ACIDをホストとして中にDeckadanceを呼び出した上でDJ→そのままACIDで録音 なんてこともできます。

ACIDバンドル版のDeckadanceはタイムコードコントロールができないと明記されているので、どうもHouse Edition準拠っぽいですね。
しかしながらACIDもついて価格が19,950円に設定されているので、新規に導入される方はこれが一番お得かもしれません。
オンラインショップで販売されているHouse EditionからClub Editionへのアップグレード権は$89なので、
今の円相場を考えると仮に後でClub Editionにしたところで価格はほぼ一緒、しかもACIDもついてくるという寸法。

これはなかなか有力な選択肢なのではないでしょうか。

CPU交換の顛末

OSクリーンインストール時にCPUを交換(Athlon64x2 6400+ 3.2GHz → PhenomII x4 955 3.2GHz)したのですがえらいことに。

OSクリーンインストールに先んじて、OS上でBIOSを更新できるGIGABYTEの@BIOSでBIOSを更新しておきました。

で、CPUを交換したら無事に起動。

まずはゲームで改善具合を確認することにしました。
テストに使ったのは我が家の重いFPS代表のARMA2と、宇宙シミュレーションゲームのX3 Terran Conflictです。
続きを読む

Windows7が製品版になりました

とうとう製品版が発売になったWindows7ですが、RC1を来年まで使い続けるか否かで迷っていました。
しかし、ちょうどCPUのアップグレードをしたかったので、どうせクリーンインストールすることになるならと製品版を入れてしまうことに。

使い勝手についてはRC1を触ったときから非常に気に入っています。

買うエディションは結構迷ったのですが、RC1の自動バックアップ機能が気に入っていたのでProfessionalにしました。

謎の特典が。

Win7仕様のトイレットペーパー。

紙そのものにはWin7の改良点やセールスポイントが印刷されています。

ちなみに現在のマシン構成は以下の通り。

CPU:     PhenomII x4 955 Black Edition(3.2GHz)←今回換装
メモリ:   DDR2-800 4GB(2GB*2,Sanmax(Micron))
マザーボード:GIGABYTE MA790FX-DS5
電源:    Silverstone DA-650(650W)
HDD:     HDT725032VLA360(320GB*2) adaptec 2405でストライピング
VGA:     Radeon HD3870x2
サウンド:  Native Instruments AUDIO8 DJ
光学ドライブ:Optiarc BD-ROM BC-5500A

元々FPSを始めとして洋ゲーの類を好んでやっていたのでこんな感じの構成なのですが、
結構DJ/DTM用途でも役立ってくれます。

歯医者に行きました

19日に糸ようじで歯を掃除してたら詰め物がズボッと抜けたのでその修繕で行きました。

歯医者は長いこと変えていなくて、ここ15年近く同じ所に通い続けています。

先生曰く、

・今回抜けたのは8年前に処置した部分なので、接着剤の劣化が原因だと思われる
・内部で虫歯は認められない
・通常の保険診療では5年くらいしか保証はできない(ので、8年もったから勘弁してほしい)

とのこと。

なので、ちょっと削って取れた詰め物を再接着しておしまいとなりました。
その他の異常もなし。

5年しかもたないとなると結構な数の処置歯のあるわしとしては心配になることしきりですが、こればっかりは毎日のお手入れと定期的な検診が重要なのでしょう。

DeckadanceのDMX機能とは

前回のエントリでチラッと触れましたがDMXという機能がファンクションウィンドウにあります。
これは現在開発中の機能でボタンを押すこともできないのですが、舞台装置などを動かすファンクションのようです。

DMXというのは正式にはDMX512-Aといい、どうも舞台装置で使用する通信プロトコルのことのようです。
ちょうど電子楽器でいうMIDIみたいな立ち位置なんでしょうね。

つまり舞台装置がDJソフトで操作できちゃうようになると。クラブでいうとライトに加えてムービングヘッドやスモークマシンなんかですね。

何を考えているんだImage-Lineの人。

一瞬そう思ったものの良く考えてみればDeckadanceのBPMを基準に舞台装置を動かせるというのが狙いなのかもしれません。
妙なところを突いてきていますがImage-Lineらしい変わった機能ですね。

さすがに一人でDJもして舞台装置も動かすというのは現実的ではないと思いますが、ブレイク時にDeckadanceを操作してスモークを出すとか、そういうシーンを想像するとちょっと一人でもやってみたい気がしますね。

まあ、どっちにしても実装はまだ先になる模様です。

Deckadanceのアップグレードコスト

ちょうど日本語版発売に際してパッケージ版の話をちょいとしましたのでImage-Line社特有のアップグレードの話を。
Image-Line社の基幹商品であるFL StudioのDL版は【死ぬまで無料アップグレード権】がついています。

これは文字通りに1回買えばメジャーマイナー問わずアップグレードが永久無料で行える権利です。
FL8→FL9なんかもタダというわけです。
パッケージ版にはこの権利がついていないのですが、オンラインショップで権利のみ$39で買えば付与できます。

そもそもソフト自体に価格競争力がある上にアップグレードが永久無料という点がFLの大きな強みであるわけです。

ではDeckadanceはどうかというと、今のところアップグレードに関しての明確な方針は示されていません。
現在のバージョンは1.5.3ですが、修正パッチについても”Deckadance1シリーズのパッチ”ということで無償提供されています。

フォーラムにおけるjmc代表のコメントによれば、

・FLの場合は本体以外に、有料のソフトシンセやサンプル素材が良く売れているので、そこからの収益がある
・Deckadanceはちょっと事情が違って、ベーシックなHouse Edition以外の商材はタイムコードコントロール機能(=Club Editionへのアップグレード)と開発中のDMXモジュールである
・アップグレードを有償にするか否かについては今のところ計画を持っていないし、約束もできない
・DMXモジュールについても、詳しくは明らかにできない

ということです。

とりあえずのところはパッチが無料なのでこの先も楽観視できるとは思います。