今回は23番の 越谷市の今昔を巡るルート を走ってみました。越谷の水郷としての側面を見られるルートとのことです。
ルートはこんな感じになっています。
ルートがループ状になっているためにどのように回るのかがよく分からなかったのですが、一筆書きで各ポイントを訪ねてみるように走りました。
まずは久伊豆神社からスタートです。かなり大きい神社で混雑していました。
とても長い参道があります。参道の横が車道になっているのでそこを走ります。
参道横にはアリタキ植物園という植物園があります。有瀧龍雄氏という地元の植物学者が私有地に作っていた植物園がまるごと寄贈されたものだそうです。園自体も100年近い歴史があるようです。
川沿いには恐らくルート100の整備主体と思われる越谷県土整備事務所があります。
引き続き川沿いの遊歩道を走ってしらこばと橋で車道に復帰します。
環境はなかなか気持ちの良い道なのですが、カラー舗装が劣化してガタガタになっているのがもったいないです。
しらこばと橋からは県道52号にスイッチしてちょっと走ると越谷レイクタウン駅です。かなり大きな駅舎です。
駅直結の超巨大ショッピングモールであるイオン越谷レイクタウンがあります。
駅からちょっと離れたところに調節池があります。人工池だと思いますが、親水公園的な設備もありくつろげる場所です。
大相模調節池というそうです。相模原っぽい名称ですが、由来が気になります。
こちらは越谷レイクタウンのメインの幹線道路である県道52号です。片側2車線なので容量に余裕があり、比較的走りやすいです。
レイクタウンを出たら左折して国道4号バイパスに入ります。上り線と下り線が緩衝帯で隔てられており、多摩の尾根幹線に似た感じです。ただ車の流れは相当高速なので、ここは歩道通行で行きます。
新ましもり橋北交差点で左折してすぐのところに越谷市農業技術センターがあります。研究所のような感じですが、シーズンになるとイチゴ狩りができるそうです。
近隣にあるのが東埼玉資源環境組合のゴミ処理施設です。ゴミ処理施設らしからぬちょっとおしゃれな外装の建物です。右に見えるタワーは展望台だそうです。展望台のあるゴミ処理施設はそうそうないと思います。
そのまま道路を直進すると越谷総合公園があり、その一角に農協の直売所があります。あいにくの定休日でしたが、越谷は農業の盛んな地域だそうなのでこういった施設には良いものが並びそうです。
ルートはしらこばと橋のちょっと北側に戻ってくるので、そこからは北上して東武東上線のせんげん台駅を目指します。
途中右折するとキャンベルタウン野鳥の森という公園があります。
どうやらネットで仕切られた鳥類とふれあえるスペースがあるようです。公園自体は非常に大きく、入り口付近に自販機とトイレがあるので小休憩に便利です。
まとめ
越谷というと住宅地のイメージが強かったのですが、一方で昔ながらの低地の水郷地帯の姿が残っていることがよく分かるコースです。特にレイクタウン内に突然出現する巨大な貯水池は、この地域の水害に対する備えが目に見えて実感できたので興味を引くポイントでした。
走りの面ではそれほどスイスイ走れる感じではないですが、市街地過ぎてストレスがたまるほどではありません。寄り道しつつちょっと長めに自転車で散歩をするようなイメージで走ると楽しいのではないかと思います。