レコードのデジタルデータ化を考える(1)

今でこそネット経由で曲をダウンロード購入できますが、手持ちのアナログ資産もデジタル化して利用したいものです。
デジタル化すれば単にDJソフトで使えるというだけでなく、アナログ盤の状態では反っていてピッチコントロールの追従性が悪くなっていたものなんかも気軽に使えるようになります。

では、プレイヤーで再生した音楽をどう取り込むかという話ですが…

ターンテーブルの出力を直接USBオーディオインターフェイスにつないでも十分な音量になりません。USBオーディオインターフェイスの前段にフォノイコライザをかましてやらないといけないのです。

フォノイコライザってのはレコードに記録された音声の特性を普通に聴けるような音声に増幅、調整してくれるイコライザのことです。
DJミキサーのPHONO入力に入っています。

なので、

・ターンテーブル→DJミキサー→USBオーディオインターフェイス

と接続するのが最もベーシックな接続方法でしょう。
またはこんな方法もあります。

・ターンテーブル→フォノイコライザ内蔵のUSBオーディオインターフェイス

よく当blogで出てくるAudio 8 DJなんかはフォノイコライザ内蔵の製品です。
他にもレコードの音声取り込みを狙った用途で各社から発売になっているものもあるようなので、それらを取り込み用として用意す
るのも手です。

こればっかりは音質にかかわる問題なので個人の好みが出る部分だとは思うのですが、わしは今のところターンテーブルの出力をAudio 8 DJで取り込んだ音が気に入っています。

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