表題の通りImage-Lineコンビによる合わせ技を実験します。
よくレコードにはループトラックが切られた盤が存在します。(例えば、Jeff MillsのCycle30など)
レコードに刻む溝を中心に向かう渦巻きでなく、閉じた円にすることで無限にループするトラックを盤に保存することができるわけですね。レコードの特性を利用した面白い手法です。
このループトラックは普通に曲としてミックスに使う他、既存の曲にもう一味足したいときにも使います。
今回はDeckadanceにDrumaxxを追加することで似たようなことをしてみます。
[100416追記]
この方法はDeckadanceのオーディオ設定が”Internal Mixing”でないとうまく動いてくれないようです。
“External Mixer”だとデッキに割り振ったDrumaxxの音がミキサーのチャンネルに割り振られてくれません。
まず、DeckadanceのVSTi機能でDrumaxxをホストします。
次にDeckadanceのホストマスターテンポを設定します。
曲をホストマスターテンポに合わせている場合は普通に設定すればOKです。
タイムコードコントロールをしている場合はBPM表示を読んでその値を設定するか、タップテンポで設定します。
その後、Deckadanceで曲を再生します。
VSTiホストのBEATSYNCはオンにしておきましょう。
Drumaxxを開いて、適当なパターンを読み込みます。
最後にパターン再生ボタンを押せば曲に同期してDrumaxxのリズムパターンを被せる事が可能です。
事前にDrumaxxでパターンを作っておけばいろいろな局面でドラムパターンを引っ張り出せて便利です。
ちょうどリズムマシンを別途用意しておくような感じですね。