先週の話なんですがFL Studioが9.1になりました。
FL Studioは”死ぬまで無料アップデート制”を採用しているので
・ダウンロード購入した人
・パッケージ購入した後、アップデート権($39)を購入した人
は無料でアップデートできます。
FL Studio Guruにポイントをまとめた動画が上がっていました。
動画では9.1のポイント10選ということで紹介をしてくれています。
1.PDCがミキサーに実装された
Plugin Delay Compensationと言うそうで、ジェネレータやエフェクタの発音がノートに対して遅れるのを予防する機能だそうです。
この手の機能はどのトラックを参照してどのくらい遅らせれば…とかややこしそうですが、
オートで設定をしてくれるので楽です。
2.Harmlessのデモが入っている
値段自由設定セールでヒットを飛ばしたHarmlessがデモで入っています。
“減算方式音源を利用した加算方式シンセサイザー”というのが売りなんだそうです。
シンセ内部の演算については明るくありませんが3xOSCみたいにお手軽に個性のある音を作れるシンセっていう感じがします。
3.ピアノロールを開いた状態でチャンネルを切り替えられるようになった
読んで字のごとくなんですが、一旦ピアノロールを閉じて、チャンネルを替えて、またピアノロールを開いて、というのは面倒だったのでありがたいですね。
4.ブラウザ上でF5/F6を押すことで上下に項目を選択できるようになった
F8でサンプルなどを選べるブラウザを開けますが、このブラウザ上でキーボード操作ができるようになりました。
F8でブラウザを開いた後はF5/F6と十字キーでキーボードオペレーションが可能です。
FL Studioは地味にキーボード操作が充実していて、慣れると結構すばやく操作できます。
5.Edisonからダイレクトにプレイリストにサンプルを投入できるようになった
録音プラグインであるEdisonで、範囲指定をしたエリアをそのままサンプルとしてプレイリストに投げ込めるボタンが追加されました。今までは切り出したサンプルをどっかに保存してプレイリストに戻して…みたいなことをしていたのでこれまた省力化に役立つ機能です。
長くなってきたので残りはまた明日。