輪行で群馬県はみどり市の草木湖に行ってきました。
スタート地点は上越線沼田駅です。
沼田から赤城山の山麓をぐるっと周って草木湖に行くルートにしました。
赤城山に登るほどのハードさはないですが、5%×5kmと5%×4kmの坂が連続している区間があり、結構長時間の登りを強いられます。
さっそく沼田駅から片品川沿いの県道62号を目指して出発したのですが、駅前のロータリーから伸びている道路はいきなり10%オーバーの坂です。
距離は短いのでコースプロフィール上もほとんどわからないのですが、沼田駅からスタートする場合は要注意です。
坂があるのはそれもそのはず、沼田の市街地は利根川と片品川の河岸段丘面の上にあるからだそうです。
関東南部だと相模川沿いにも類似する地形がありますね。あちらも短距離ながら急な坂がある箇所が多いです。
県道62号は崖の下を川沿いに走る道ですが、崖方向を見るとこんなに高低差があります。
県道62号の様子です。登りが始まるまではこんな感じの道路が続きます。この辺りは路面もきれいです。
ちなみに沼田市街以降草木湖付近までコンビニは1軒もありません。自販機はたまにありますが水分とカロリー源は携行しておいたほうが良いと思います。
利根町南郷の入り口にある橋です。ここ以降しばらく人家はみかけません。
坂は長いですが5%前後なので変にハイペースで登ったりしなければクリアできると思います。ただし路面のコンディションが良くないのでハンドルの振動が結構疲れます。
途中、利根町根利(ややこしいですが根利という地名なんだそうです)に自販機や野菜の直販所があります。
登りの終わりがすごく分かりにくいのですが、どうもこの沼田市と桐生市の境界が最高点のようです。東京電力の変電所へつながっている管理用道路があります。
休憩していたらスズメバチがボトルに興味を示しだしたので急いで退散しました。匂いかなんかがいけないんでしょうかね?
県道62号をずっと下って行くと国道122号に合流します。埼玉県内ではワンツーツーと呼ばれている道路です。
これを足尾方面に北上し、草木湖の北端で湖を渡ります。
駅には公衆トイレがあるほか、駅前に自販機もあるので簡単な休憩にはもってこいです。
駅の設備も見どころが多く、おすすめポイントです。
その後、湖の左岸側を通って国道122号に戻ります。
結構水あるじゃん…と思いきや本来は右側の草原のような部分も水没しているんでしょうね。
草木ダムの堤体です。車が通れるようになっていますが夜間は通行止めとのこと。
せっかく来たので大間々方面に下る途中に貴船神社にお参りして帰りました。
補給ポイントが少ないので注意が必要ですが、県道62号の坂道は距離的なボリュームがあり、交通量も少ないので楽しかったです。
わたらせ渓谷鐵道の駅がどれもかっこよかったので駅巡りなんかをしてみても面白いかもしれませんね。