水冷化したRadeon R9 270Xの温度

システム全体の温度を改めてチェックしてみました。
構成はこんな感じです。

【構成】
CPU:AMD FX-8120(3.1GHz→3.6GHzにOC、電圧は1.3625V)
CPUブロックは確かアルファクールのNexXxosXP(旧品)です。

VGA:MSI R9 270X Twin Frozr 4S OC(コアクロック1,080MHz、メモリクロック1,400MHzで固定)
VGAブロックはEKのEK-VGA Supremacy – Acetal+Nickelです。

ラジエータはHardwarelabのBlack Ice Pro(360サイズ)です。

【試験の条件】
試験はCPU全コアとVGAにFolding@Homeで1時間ほど負荷をかけて行います。
室温は空調により約20度にしました。

各部の温度については

CPU:     AMD Overdriveの熱マージン値
VGA:     Catalyst Control Centerの値
VGA表面の温度:VGAのヒートスプレッダに貼り付けた温度センサの値
水温:     リザーバに設置したインライン水温計の値

としています。

まずアイドル状態の温度ですが、

【アイドル時温度】
CPU:     残り53度
VGA:     31度
VGA表面の温度:32度
水温:     32度

1時間負荷をかけた後の温度は、

【全開負荷時温度】
CPU:     残り22度
VGA:     49度
VGA表面の温度:47度
水温:     44度

でした。

270Xは間違いなく優秀なのですが、そのせいかなんだかFX-8120の悪いところが目立ってしまっています。
ゲーム中でもまずありえないCPU+GPU全開を長時間続けてもファンの回転数はそれなりに抑えられているので、システム全体としてはなかなか悪くないです。

できればCPUももうちょっと効率のいいものにしたいところですが、こればっかりはAMDの製品リリース次第というところです。

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