梅雨時で曇り時々雨や曇り一時雨という予報が多く、特に自転車に乗る前はいつも以上に気にしています。
ちょっと気になったので”時々”と”一時”はどう違うのか調べてみました。
調べる前の語感から感じる印象としては時々>一時という感じで、時々の方が現象がより多く発生するという感触を持っていました。
曇り時々雨なら走りに行くのをやめるが、曇り一時雨なら出発しちゃうか、という感じです。
気象庁のWebサイトには予報用語の詳しい解説があります。
天気予報等で用いる用語・時に関する用語
[気象庁]
これによると、
時々:現象が断続的に起こり、その現象の発現期間の合計時間が予報期間の1/2未満のとき。
一時:現象が連続的に起こり、その現象の発現期間が予報期間の1/4未満のとき。
[上記気象庁Webサイトの用語解説より引用]
なので、そもそも両者は同じ尺度で比べられる用語ではないということが分かります。
現象が断続的なのか連続的なのかという点で大きな違いがあります。
実際のシーンを考えると現象が断続的な方が助かるので曇り時々雨の方がまだ自転車で走る場合どうにかなりそうです。
ところで、気象庁のWebサイトは扱う情報の公益性からかリンクやコンテンツの複製、引用や翻案などが自由です。
気象庁ホームページについて
[気象庁]
官公庁のWebサイトでは珍しいと思います。
官公庁のWebサイトは「リンクの際は申請をお願いします」や「リンクの際はご一報下さい」となっているところが多く、エントリに使うのをためらうことが多いです。
面白いコンテンツを持っているところも多いので、常々惜しいと思っています。