Deckadance2のMIDIスクリプトファイルを書く

Deckadance2のMIDIスクリプトの概要

Deckadance2(以下DD2と省略)でMIDIコントローラからの操作を行う場合、必ずMIDIスクリプトというファイルが必要になります。

MIDIスクリプトはコントローラから受け取ったMIDI信号をDD2側の操作命令に変換する働きをします。そのため、コントローラごとにMIDIスクリプトは異なるものになります。

MIDIスクリプトはAngelScriptというC++に近いスクリプト言語で書かれており、多少でもプログラムの心得があれば、サポートされていないコントローラをDD2対応にしたり、または既存のスクリプトを改造して使い勝手をよくしたりできます。

MIDIスクリプトのチュートリアルとサンプル

DD2のインストールフォルダに tutorial.txt というテキスト文書があり、これがチュートリアルです。ただし、それほど中身は細かく書かれているわけではありません。

同じくインストールフォルダにある dd_commands.h というファイルが、スクリプト内で使う列挙型を定義しているファイルです。各スクリプトではこのdd_commands.hを必ずincludeして使います。メモ帳やテキストエディタで開くことができます。

上記のファイルを見ただけではスクリプトを書くのは難しいと思うので、あわせて既存のMIDIスクリプトファイルを見ておくと良いと思います。公式なものからユーザーメイドのものまで色々あるので、人によってどの機能をどういう風に実装しているか個性が出ていて、参考になります。

 

Launchpad MK2用の自作スクリプトが大体できたので、DD2のMIDIスクリプトファイルの書き方をまとめてみることにしました。

「C++ベースのスクリプトだからわかりやすいぞ」ということなのですが、そのC++がほとんど分からないので苦戦しました。C関係については、はるか昔に”学生のためのC”という本で勉強を試みたのですが、例外にもれずポインタのことがよく分からなくて勉強するのをやめたことが悔やまれます。

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