上総鶴舞駅を出るとアップダウンが多くなってきます。上総鶴舞駅の手前からほぼ線路沿いに走る道路があるので、そこを通って県道81号に合流し、上総久保駅に向かいます。
上総久保駅は県道81号沿いにありますが、道路には面していません。道路から分かる目印もないので、事前に距離などで当たりをつけておく必要があります。改めてGoogleストリートビューで見てみると、長光寺というお寺の案内看板があるので、それを目印にしても良いと思います。
上総川間駅に続いて小ぢんまりとした駅です。この駅にも大きなイチョウの木があります。
ここからは県道81号沿いを南下していきます。高滝駅は県道沿いにあり、看板や交差点こそ無いですが発見はしやすいです。
高滝駅の近くにある高滝湖は釣りスポットとして有名なんだそうです。
次の里見駅も県道81号沿いです。こちらは道路から目視できるので、まず見つからないことはないと思います。
次の飯給(いたぶ)駅はちょっと県道から離れています。飯給という名前の交差点があるのでそこを右折し、線路に突き当たるとちょうど駅です。
写真に写っていませんが、写真左手には高い壁で仕切られた謎のスペースがあります。これは著名な建築家の方が設計された”世界最大のトイレ”なんだそうで、塀で仕切られた草原のど真ん中にガラス張りのトイレが鎮座しているという奇抜なものだそうです。
県道81号に戻り、次の月崎駅へ向かいます。この月崎駅もちょっと見つけにくいです。途中で右折して県道172号に入るのですが、右折する時の目印らしいものがありません。直前に道路案内の青い看板があり、右折すると県道172号で久留里方面に向かえるという表示が出ているので、青い看板を当てにしていくと良いと思います。
月崎駅です。駅前に商店もあります。写真右奥には壁から屋根に至るまで全面に植物が植えられた小屋があり、人気を集めています。芸術家の方のアート作品なんだそうです。
月崎駅を通り過ぎると左折で県道32号に入れるので、左折して線路沿いを走行します。次の上総大久保駅はまた分かりにくい場所にあります。県道32号を進んでいくと養老川を渡る橋がありますが、そこを右折すると駅です。
上総大久保駅です。小さい無人駅ですが、やはり公衆電話があります。
橋を渡って県道81号と32号の重複区間に入ります。途中で養老渓谷方面と上総中野方面に道が分岐しますが、養老渓谷駅はまさに養老渓谷の入口にあるので、養老渓谷に向かえばOKです。
さすがの賑わいです。養老渓谷駅はサイクリングステーションと位置づけられており、サイクルラックがあるほか、ポンプや工具の貸し出しもしているそうです。小湊鐵道ではサイクルトレインの運行も行っており、事前に電話申し込みをすれば自転車をそのまま列車に乗せることができるそうです。
ちなみに有料(140円)ですが、足湯もあります。
最後の上総中野駅までは一旦戻って県道32号で向かいます。本格的ではないですが、上総中野駅の手前はちょっとした峠です。交通量はそんなにないのでゆっくり登れますが、苦手な方は要注意です。
上総中野駅につきました。左の竹を斜めに割ったような建物はトイレです。
(いすみ鉄道編に続きます)