長野市街から鬼無里に向かう国道406号ですが、長らくバイパスの工事が行われているようです。
国道406号の長野市街-鬼無里間は元々は県道だったそうなのですが、県管理の国道に昇格してかなり道路状況が良くなり、現在に至っているそうです。鬼無里から他の地域にアクセスする場合には最も規格の良い道路なので、文字通りに鬼無里の生命線と言える道路です。
バイパス部分の名称は西組(にしぐみ)バイパスと言い、全長約2.8km、県道86号との交差点から県道404号までの交差点の辺りに完成する予定です。
現時点で供用されているのは長野市街側の志垣(しがき)トンネルのみです。
志垣トンネルの先に渡戸(わたど)大橋、渡戸大橋の先には祖山トンネル、祖山トンネルの先には別途道路の建設が必要で、最終的な工期は2018年の8月下旬になるそうです。距離こそ短いですが、長い道のりです。
自転車的には裾花ダム周辺のトンネルや洞門群(特に七階沢洞門と小鍋洞門)の路面を補修して頂けるととてもうれしいのですが、予算のかかることですし、あれもこれもというわけには行かないんだろうなあ、と思います。